函館発  ぼうけんの旅

旅が大好き!2013年4月から始めて「ぼうけんの旅」は今年で11年目に突入。 車中泊中心の貧乏旅行の旅、今年で72歳を迎えいつまで続けれるのか?今のところ体力・気力はバッチリ。 いよいよ「2024年ぼうけんの旅」は4月「春の旅」からスタートです!

2024年が明け今年は72歳を迎えて、体力的には厳しくなってきている車中泊の旅。いつまで出来るのか?まずは75歳を過ぎるまでは続けていきたい!と。未知の地を訪ねて、行くぞ!軽バン一人旅の始まりです。

2020年06月

6月29日月曜日、天気は朝方は雨だったけど、昼からは曇り。気温も徐々に上昇し蒸し暑い日になりました。
明日で6月は終わり今年の後半へ入りますが、コロナのせいもあってか時間が経つのは早いもの。あっという間に半年が過ぎ去ってしまった、という感じの今年1月から6月まででした。

さて、今日は私の母が入所している老人介護施設への面会日でしたので、函館市郊外の桔梗町へ我が家から30分かけてのドライブ。
畑が広がる地帯ですが、一面ジャガイモの花が咲いていて、それはきれいなものでした。
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真っ白い花が咲いて、見渡す限りの畑。北海道でも狭い地域である函館辺りでも、こんなに広いのだから北海道の畑作地帯である十勝地方へ行ったら、地平線の果てまで広がっているんだろうなぁ~!と思わず感嘆。
それでも、数百メートル先は住宅街で家々が見えていますね。
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一方、西側を見ると遥か彼方まで畑、畑、畑。
こちらはジャガイモの花は開いておらず、時期はまだ先なのかな?
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それにしても、これだけ広大だと当然機械化された農法です。我が家のような手作り家庭菜園とは、まるで違います。
下の写真が我が家のジャガイモ畑。その差は歴然❗
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植え方も同じ間隔で、均一の仕上がっています。これだと収穫時も楽ですね。

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紫の花もあって、多分品種の違いでしょう。我が家の紫のジャガイモの花は紫で、品種は「キタアカリ」ですが、白い花は「メークイン」か「男爵」か?
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長い道のりで、途中にトウモロコシ畑まであるには驚き!こんなに育っていました。
今年の我が家の畑ではトウモロコシは植えませんでした。毎年のように植えていたけど、毎年カラスの被害に会うことや、大きく育たないことなどで断念。でも、もぎたての美味しさと云ったら、スーパーで買っていたのは別物か?と思うほど美味しかったです。

コンロで鍋を沸かしていて、速攻で収穫して煮て、即食べる美味しさといったら、まさに家庭菜園を営んでいる者の特権です。
苦労して育てたからこそのもので、大都会で時間が経過した野菜とは別物といってもいいでしょう。
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明後日から7月。7月も色々スケジュールが重なっていますが、後半には旅に出たいものです。
札幌とその周辺はスルーし、小樽にはもちろん寄らず、日高・十勝・釧路・根室方面へと道内を旅したいのです。
そして、秋には東北へと!
限られた時間を悔いないようにするためには、躊躇なく実行しなくては!と思うのですが、なかなか今年はニュースを見る度毎にためらっていました。でも、そろそろ出掛けなくちゃ!
時間は待ってはくれないのです。
すべての人に平等なのは、時間だけ。他人とは、財産や能力の差が歴然とあるけど、時間は完全に平等。人一人の持ち時間は、1日24時間は誰でも一緒。それを有効に利用したいものだが、車を運転できるのもあと10年くらいか?
もちろん、車後は汽車、バイク、自転車、リヤカー、歩きなど考えていますが、今は車による車中泊の旅が一番合っているような❗気がします。

それまで、「ぼうけんの旅」いましばらくお待ちを!
では、また!

6月23日火曜日、天気は晴れたり曇ったりで、気温は肌寒い時もあったり、暑くて汗が出るときもあったりの1日。
6月は花が一斉に咲き、1年の中で最高の季節だ!と以前blogに書き込みましたが、実際6月に入り様々な花が咲き始めています。
まずは、バラから。
このバラ、プリンセス・オブ・スウェーデンという名前が付いていて、いかにも可憐で上品なバラです。
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それがいくつも、それは数えると50いくつも咲いているのですから、それはそれは美しい!
最高の高さは2m50cm以上。
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こちらは、野ばらで既に10数輪咲いていますが、これが7月になると数百の小さなピンク色の花を咲かせるのだから見事!それは、7月のピークの時に再び紹介しますね。
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こちらはシャクヤク。大きくて白い花を何輪も咲かせていますが、既に散ったのもあり、地面には散った白い花びらがたくさん落ちています。
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白いバラと桔梗。
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桔梗も白色と紫色の2色の揃い踏み。
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ラベンダーもキレイに咲き始めています。
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ズームして見ると、もう花を開かせているのもあって、鼻を近づけると素敵な香りも嗅げます。
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こちらは、名前が分からない花。種が風で飛んでいたのでしょう。去年はなかった花で、今年初めての我が家の花壇デビュー。赤紫色の小さな花がいくつもあって、とってもかわいい。
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ラムズ・イヤー(羊の耳)も、小さいけど紫色の小さな花を咲かせています。よーく見ないと分からないくらいの小さな花。
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カリフォルニア・ポピーは相変わらず真黄色の花が鮮やかで、夜見ると明かるいほど派手な色です。
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こちらの3種類は、先日ホームセンターで購入したナデシコ。
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特にこちらは白縁で、中が赤紫でキレイ!
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最後に、ハーブ系の花のセージ。こちらも紫色の花をいっぱい咲かせています。
葉っぱを紅茶などに入れると、良い香りがしますが、花もキレイ。
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ということで、6月は様々な花が咲いてうれしい!中にはまったく手入れをしなくても勝手に咲く花もあるし、種が飛んできて知らぬ間に咲いたりする花もあったり。
3月4月5月はクロッカスをトップバッターに、ムスカリ、スイセン、チューリップなど球根類が主だったけど、6月に入ると1・2年草や宿根草の花が咲き、いろいろな色で表現して見る側にとっては心踊ります。
花は見てると、心が和むし癒されますね。
7月も数百と咲いて思わず声を出すくらいの野ばらが見事ですので、それはお楽しみにお待ち下さい。

では、また!

本日6月21日は夏至だったんですね。1年で一番昼の時間が長い日で、北緯42度の函館ではおよそ15時間。夜は9時間。逆に冬至は夜が15時間、昼は9時間になります。明日からは朝は1分ずつ日の出が短くなるし、日の入りも1分ずつ短くなり昼の時間が短縮されます。今日が昼の時間がもっとも長かったのです。
道理で、朝東の空が3時半くらいから明るくなり、4時過ぎには太陽が顔を出していましたからね。
もっとも、昨夜は余り寝れなかったので5時半まで寝袋の中でうとうと惰眠していましたけどね。

さて、ここは上ノ国町の役場前。奥に見える建物が役場で、右は図書館などが入る公的施設。今日は日曜日だから広い駐車場に停めても大丈夫でしょう。
車から輪行袋に入った折り畳み自転車を出して、組み立てること5分で完成。これで、町内をサイクリングします。
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まずは、砂館神社へ。ここにも室町時代に館、洲崎館があったのです。それが左の説明板に書かれていました。
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神社は砂館、館は洲崎館。上ノ国町には、数多くの館の跡地が残っているのです。
何せ、和人が蝦夷地に最初に渡った地なのですから。
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砂崎神社の境内。右側に能か神楽の舞台だろうか、ステージっぽいのがありました。
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日本海に出ました。天の川の河口で砂地の海岸。自転車はもちろん乗れず、押してここまで来ましたが海と山がとってもキレイ!対岸の右端に道の駅「もんじゅ」があります。
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天の川に架かる天の川橋。橋を渡って左折すると昨日入った花沢温泉。右折すると、江戸時代の旅する僧円空の木彫りの仏像「十一面観音像」が展示されている家屋があります。
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天の川橋の真ん中辺りから撮影。川の両側が自然堤防となっていて嬉しい。というのは、ほとんどの川は、コンクリート堤防で自然をまったく感じさせない無機質の川。それに比べて、ここは自然そのものです。よーく見ると、左に川釣りをしている人たちがいますね。何が釣れるのかな?
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走ること1時間。小麦畑を発見。雲一つない青空と杉の森。紫外線が強く、今日1日で顔と腕は真っ黒へ。でも、気持ちの良い日でした。
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途中の小森集落で見かけた老いた巨木とその背後にあるお社。地域の守護神なんでしょうね。巨木は中が一部空洞になっていて、まさに老木。幹の周りは5人でも届かないくらいの太さ。
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およそ3時間くらいのサイクリングを終えて、隣町の江差町へ。ここは鴎島にある瓶子岩。鳥居の奥に見える岩は、瓶を逆さにした格好。島は一周出来る遊歩道があります。波もなく穏やかで、海水も冷たくありません。温いくらい。
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南側を見たら、海水浴をしている家族連れも。子供たちがキャーキャー叫んでいました。
島の左側、白い馬の格好をした岩がありますが、これは義経伝説の一つで、蝦夷地に逃げてきた義経の馬がここで岩になった、そうな。
他に、巨大な窪みがあってそれは弁慶の足跡とか?
数年前に、函館から知内・松前・江差・乙部・積丹半島と義経の北海道における逃亡記を追跡する旅もしましたね。
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幕末、座礁した開陽丸のレプリカ。蝦夷共和国軍の大事な軍艦だった開陽丸がここで座礁し沈没したのを見た土方歳三は、嘆き涙したそうな。
これが沈まなかったら、大きく戦局は変わったかも?
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その後は、厚沢部町へ。道の駅は駐車場が満車になるほどの人の混みよう。
多くの人が来ていましたが、中にはマスクなしの人もいて大丈夫かな?と余計な心配も。

今日は夏至の日で天気も良く、おまけに父の日で、外出解禁の初の日曜日だからか、多くの人出でした。もっとも、ニュースで見る首都圏辺りの人出とは全然桁違いで比較になりませんが、それでも多くの人がしばらく自粛していて一気に解禁となって、繰り出したのかな?と。

自分もその一人で、6月になってやっと今年初めてのミニ旅をしたわけで、まさにこの日を待ち望んでいたんですね。
というわけで、「ぼうけんの旅」いよいよ7月から本格的に道内限定でスタートする予定です。

では、またのちほど!

6月21日日曜日、天気は晴れ!今日は父の日で、しかも県外への外出解禁最初の日曜日とあってか、家族連れでしょうか?車の通りも多く、それとオートバイでツーリングするライダーの数が多く非常に目立ちました。
やはり、今までの自粛疲れがどっと出たのですね。だからか、昨夜車中泊した上ノ国町の道の駅には10台以上も駐車していて、当初は自分ひとりだけかな?と思っていただけに驚きました。
ほとんどは札幌ナンバーで、釣り人がほとんど。夜間の釣りや早朝の釣りのために来ていたのでしょう。
さて、昨日の夕方の風景。
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奥の建物は道の駅。町営だけあって、5時きっちりに閉店。レストランは3時に閉めています。早すぎじゃないか!と思いますが。

遠くに江指町の鴎島が見えていますね。風が少し強かったので、波があります。
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7時過ぎ、日が沈みます。
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なかなかキレイな🌇夕陽で、感動です。
それ以上に感動したのが、夜。夜間起きると、満天の星空!天の川も見れたし、北には北斗七星、カシオペア座も見えました。
無数の星に思わず寒さを忘れて見とれてしまいました。
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これは珍しいカラフルなマンホール。
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今日の朝。道の駅を出発し、キャンプ場へ。テントがいくつもあって、ここでキャンプしていた人もいたんですね。ただ、ここは熊出没中です。
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夜明けの塔という高台にある展望台から。北方向を望むと江差町とその間に湾曲した砂浜の海。
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南は風力発電のプロペラがいっぱい!
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西側が町営牧場の放牧地。肉牛が放牧されています。
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南西側にも風力発電のプロペラ。
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武田氏が室町時代に「ここは良港だ!」と上ノ国に館を構えた理由が分かります。
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ここ上ノ国町は、北海道における和人最初の上陸地だし、拠点として館をいくつも築いた歴史のある地なのです。
ということで、この後町役場に車を停めて自転車で上ノ国町をサイクリングします。

それは、後半でお伝えしますのでお楽しみに!

今年最初の車中泊での一晩は、なかなか寝れなかった!のが率直な答え。はやり、興奮したのか?それとも9か月ぶりの車で横になるのが久しぶりだったからか?
いずれにしても寝不足ぎみ。早く家に帰って寝ることにします。
昨日は、ファイターズの初勝利!温泉のテレビで見ていました!

では、また!

ここは木古内町鶴岡公園。鶴岡といったら、山形県庄内地方の鶴岡市を思い浮かべると思いますが、木古内にもあるのです。
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なぜ、鶴岡なのかは下の石碑を読むと分かります。戊辰戦争で敗北し賊軍となったみちのくの諸藩は薩摩・長州に虐められ、多くの武士たちが明治に入り北海道に移住したのです。
ここは、彼ら山形庄内藩士上陸の地なのです。
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江差線廃線以前、渡島鶴岡駅があったプラットホーム。今は、道南トロッコ鉄道の駅ですが、営業していませんでした。
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鶴岡駅には良い思い出がないのです。私のblogをよく読まれている方はご存じでしょう。数年前の旅で、朝鶴岡駅で撮影していたら女子高生盗撮犯に間違われて、警察官から尋問されたことがあったのからです。

旧鶴岡小学校は、現在木古内町郷土資料館。
旧江差線の各駅名板が残されています。
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次の吉岡駅は、駅舎はありましたが閉じられホームも草ボウボウ。線路も撤去されていました。
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かつては、ここから木古内高校へ通学する生徒もいたけど、木古内高校も廃校されています。
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山の中にある秘境駅だった神明駅跡。線路もなく、バス停があるだけ。
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左側に小さな木造の駅舎があったのです。誰が利用していたのか?周囲は離農した農家さんたちの廃屋だらけ。
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廃校となって数十年経過した神明小学校校舎。
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湯ノ岱駅跡は、立派な公的施設へ。消防と役場の出張所と地域の集合所になっていて、きれいなトイレもありました。
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廃止前日、最後の鉄道が走る天の川鉄橋で多くの鉄道マニアが撮影していましたね。自分のその一人でしたが。
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ここは最高の撮影スポットでしたからね。
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宮越駅跡は跡形もなし。
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宮腰小学校跡へ行くと、校舎は崩壊寸前の有り様。子供がいないのです。
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桂岡駅跡へ行く途中、愛宕神社の敷地にこんな説明板があって、江戸時代にあった悲話らしいです。
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詳しくは、こちらをお読み下さい。
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これが愛宕神社。
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なお。桂岡駅も更地へなっていて跡形もなし。
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午後3時過ぎ、汗をかいたので一風呂浴びました。上ノ国町の花沢温泉で入浴料は200円!地元の人も町外の人も同料金はうれしい!

上ノ国町八幡宮へ。
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これが今朝の北海道新聞に掲載されていた「疫病避けの茅の輪」。
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この輪を8の字を描くように廻ると疫病に罹らないとか。
しっかりと廻り、新型コロナウイルスに感染しないように祈って来ました。
ということで、現在は上ノ国町の道の駅もんじゅでblog作りをして夕食を食べる予定。
4時半に行ったら、道の駅では弁当が半額になっていてラッキー😃💕。
明日は、持ってきた折り畳み自転車で上ノ国町をサイクリングするつもりです。
では、また!

6月20日土曜日、天気は朝方曇りだったが、10時を過ぎてからは晴れ❗
旅の1枚目は津軽海峡フェリーから。旅の目的地は本州?
ではありません。「近いうちに行くぞ❗待ってろ、本州❗」の思いでフェリー乗り場へ行った次第です。
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ホントは今年4月に東北へ、そして北陸へ行く予定でしたが、2月からの新型コロナウイルスのため自粛。本州へは諦めざるを得ませんでした。
悔しい思いも含めて、ここ津軽海峡フェリー乗り場へと、今年のまず第一歩を刻んだのでした。
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ということで、仕切り直しで旅の最初の目的地は北斗市にある葛登支(かっとし)灯台から。
ここ、地図で拝見してから、いつかは行くぞ!と思いながら未だに行けないでいた場所。
ついに到達!
国道沿いに何台か停車できる空き地があり、そこに停めて山道を歩くこと15分ほど。
標高50mくらいの高台に位置していました。
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ここは、函館湾の出入り口で湾に入港する船にとっては、ここで明かりを照らすとありがたい場所です。
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葛登支と書いて、「かっとし」と読ませるなんて、多分アイヌ語なんでしょうね。
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遠くに駒ケ岳(1131m)と横津岳(1167m)が見栄、湾沿いに走る国道も見えていますね。それと、この時間は干潮時なので浅瀬が見えていますね。
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駐車場に「北海道大学水産学部」の車が停まっていたので、多分、研究目的のため浅瀬で海草や海の虫や小魚を採取していたのでしょう。
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現在は、木古内町の旧鶴岡小学校校舎を改造した木古内町郷土資料館と鶴岡公園でランチタイム。
このあとは、2014年に廃線となったJRの旧江差線跡を巡り、上ノ国町へ行きたいと考えています。

今回は、1泊のみのテスト旅ですので、無理せずのんびりと安全に旅するつもりです。
では、またのちほど!

6月15日月曜日、天気は朝方は曇り。昨夜は雨が降ったので、草木はしっとりと濡れていて今日は1日中曇よりとした天気なのかな?と思っていたら、午後から晴天へ。2時前後は気温が上昇し、暑いくらい。そういえば、本州では35度を越える猛暑日になるとかで、全国的に暑い日なのでしょう。

今日は、4か月ぶりに老人介護施設に入所している母(94歳)に面会出来る日。2月に一度会ったきりで、以後はコロナのせいで面会出来ず。函館は2ヶ月感染者が出ておらず、やっと面会可能となりました。
といっても、わずか15分の間だけ。もちろん、マスク着用し手指はアルコール消毒し、氏名・電話番号記入。それでも、久しぶりに母と会えて良かったです。やっぱり、4ヶ月会えないでいたらかなり衰えていました。
若い時は陸上競技の選手で、国体にも出場していて足腰頑丈だったけど、やはり寄る年波には勝てず、今は車イスの生活。次の面会は2週間後で、次に会う時は、もっと弱くなっているかな?と心配になります。それでも、次の誕生日の9月27日までは持ってくれることを祈ります。

15分間だけの面会後、そのまま帰るのも勿体ない!と新中野ダムへ行って見ることに。
まずは、亀田中野町の高台から函館市街地を見る。周囲は、見渡す限りの農地でジャガイモの広大な畑です。
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望遠を使いさらにズームして見ると、函館湾が見えます。今年は函館港にはクルーズ船は来ないのでしょうか?昨年は50隻以上もの内外のクルーズ船が来港したのに・・・。
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右端に五稜郭タワー、左側に湯川温泉街のホテル群が見えていますね。
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それにしても、広い広い農地でもちろん機械化された大型農法で、耕作されています。
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新中野ダムへ。ここは笹流ダム(赤川ダム)の水量では函館市民の水道を満たすには足りず、2番目のダムとしていて建設されたダム。
いつもは勢いよく水が放流されているのに、今日はまったくなし。
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細い道を上がってダムの上部にある堤防付近へ。ここのダム湖は、なかの湖という名前なんですね。
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水の量はかなり低く、いつもの水の量との違いがはっきりと分かりますね。
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横津岳山系に入るため、当然ヒグマは出ますね!
「ヒグマ出没中!」
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いつもだったら、堤防まで歩いて行けるけど、今年はコロナウイルスのために閉鎖中。
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監視員もいるはずだけど、今日は車もなく無人。
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ここからは、砂利道の林道。山間部へと草木に覆われた道は続いています。
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ダム湖を見ると、かなり乾燥しているのか水量が不足していますね。今年は雪は少なかったし、6月は雨が降らないですからね。
ニュース見たら、今年の6月は極端に小雨だそうで、道理で少ないわけです。
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若いときに、オフロードバイクにまたがってこの辺りの林道を縦横無尽に走り回っていたので、周辺の山々を見ると懐かしい感じがします。
たまに、山菜取りに来た軽トラが泥道に埋まっていたり、ヒグマの湯気の立つ生暖かい糞を発見したりしたこともありましたね。
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9月頃になると、堤防ギリギリ辺りまで来るのでしょうか?それとも、いつもこんなものなのか?
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ということで、久しぶりに新中野ダムを訪れ、30年前と何ら変化なしを確認。
それでも、30年ぶりに見れたことが嬉しかったのでした!

では、また!

6月14日日曜日、予報では雨マークがついていたけど朝から晴れで湿度も高く暑い!気温は25度を越えて夏日になる模様。雨は夜から降るそうです。
最近は暑い日が続いていて、庭や畑の花が一斉に開花、美しい花びらを見せています。

まずは、シランから。前にお伝えした時はつぼみでしたが、ついに開花。きれいなピンク色の花びらを見せています。
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このあと、次々と開花していき花壇を彩ることでしょう。一番好きな花でもあります。
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続いて、石楠花(しゃくなげ)の花。庭木ですが、きれいな白い花を咲かせていますね。
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今年はたくさん咲いていて、うれしい!
石楠花の中には、白色だけではなく赤いのもあり、英語では「ロード・デンドロン」と呼ばれているそうです。
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これは、黄梅(おうばい)でしょうか?
小さな黄色の花が可愛い!
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セージも紫色の花が一斉に咲きました。
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畑を見たら、ついにジャガイモの紫色の花が開花。今年は豊作が期待されます!
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品種キタアカリを植えたので、美味しい潮煮が何度も食べれそうです。
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ブラックベリーもどんどん白い花がついてきて、今年も大量に採れそうで、ジャムにして食べよう!
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ミニキュウリにも黄色の花がつきました。来月初旬にも第一号が食べれそうです。
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ミニトマトにも黄色の花が。今年も豊作!
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芍薬(シャクヤク)に、大きな真っ白い花が咲き始めました。
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前回はまだ蕾でしたが、すでに10本は咲いていて、あと数十本は咲きそう。
花びらが重くて、垂れ下がるので周りを紐で縛り、広がらないようにしています。
そうすることで、まるで巨大な花瓶に生けられているかのように花を咲かせるように見えます。
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バラも咲き始めました。これは「プリンセス・オブ・スウェーデン」のなが付いている淡いピンク色のバラ。つぼみの段階がたくさんあり、これから何十本と咲くでしょう。
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こちらは赤いバラ。この横に小さな野ばらがありますが、まだつぼみの段階で、7月初めになると小さな鮮やかなピンク色の花が何百と咲くのです。それは次回のお楽しみ!
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桔梗も咲き始めました。正式名は「モモバギキョウ」。英語では「カンパニュラ・バーシシフォリア」という名前。白いものもありますが、今は紫色だけ。
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でも、たくさん咲くとキレイですね。
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カリフォルニア・ポピーもどんどん咲いてきました。種が飛んで来年も咲くので楽しみの花の一つです。
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ラベンダーもいくつも咲いてきましたが、まだ花が小さい。紫色の花が大きくなると、この一帯がパープルカラーに染まるのですから、それは見事なものです。
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最後に、これの名前が分かりません。昨年なかった花で、多分種が飛んできて咲かせたのか?
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紫色の小さな5輪の花がいくつも咲いていて、可愛らしいのですが、これは1、2年草の花でしょうね。
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ということで、前回に次いで今回新たに登場した花がいくつもあり、やっぱり6月は花がキレイ!な季節。
北海道においては、6月は最高の季節です。こんなときに旅に出れないなんて、実に悲しいし、もったいない。
1回でも良い、一泊でもいいから「ぼうけんの旅」に出たい!いや出ます。月末までには近場から始める予定です。
クラスターが出ている札幌とその周辺には近づかないようにして、ここ2ヶ月感染者が出ていない渡島・桧山・日高などの人の少ない地方へ、しかも人と接しない車中泊の旅なら三密を回避できるから、迷惑もかからないし大丈夫でしょう。

では、また!

6月12日金曜日、天気は晴れで昨日の1日中雨の天候が嘘みたいに晴れ渡っています。気温も時間とともに上昇し、日向では25度を軽く越えているようで、自転車を走らすと蒸し暑くもあってか、額からは汗が出てきます。それにマスクをしながらだから暑い!暑い!口の周辺は暑苦しい!

そんな日、家の近くの湯の浜公園へ歩いていってみたら、何と!驚くことにフジの花が公園の巨木に寄生して、見上げる場所にも咲いていてビックリ👀❗
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場所は、鮫川の河口付近で海からは100mくらい内側。公園の向こう側にホテル群が見えています。少しずつ観光客は戻ってきているのかな?と。
最近は、我が家から見えるホテル啄木亭にも宿泊者の部屋の灯りがいくつか灯るようになりました。
が、以前のように戻るにはあと何年もかかることでしょうね。
白いツツジが満開ですが、この裏側を見たら、驚きの光景が!
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フジはツタの木ですから、公園ではよく棚に咲いていますね。
五稜郭公園や市内の公園では、満開だったのは先週で、今週は花も散って終わりかけ。
でも、ここは違っていました。
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ご覧ください。高さ10m近くの木々にぶら下がるように咲いています。
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まるで寄生直物のごとく、大きな木を利用して上へ上へと昇って行ってます。
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こんな風にフジの花が咲くんですね。これには、驚いてしまいました。
これは、松の木を使って上へ昇っていったフジ。
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一方、こちらは広葉樹の大きな木を利用し、幅広くフジの花が咲いています。
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見事に咲いていますね。
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ということで、湯の浜公園で偶然発見したフジの花でした。
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場所は、公園の外側の放置された森のような一帯で、雑草も生えていて、近づくことは出来ないほどの、うっそうとしたところ。
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道路の縁から撮影しました。

我が家の裏は、函館中央競馬場の塀が続いていて、朝早くから競争馬のサラブレットの調教といsて、散歩が行われています。
明日から、いよいよJRAの競馬が函館競馬場で始まります。
最近は、本州から馬を運搬する大型トラックが何台も来ていて、いよいよだな、と思わせていました。
時々、馬の「ヒヒ~ン」といういななきも聞こえるし、窓を開けると馬の体臭か馬糞か、顔を背けたくなる臭いも漂っています。
それも2ヶ月弱ほど。今年は無観客レースだそうで、本州から避暑を兼ねてレースを見に来るお客さんはいませんね。
それでも、騎手や調教師など大勢のJRAの関係者が来ていますので、函館に落ちるお金は結構あるのでしょうね。少しは、函館の経済に貢献することでしょうね。

では、また!

6月10日水曜日、天気は晴れで今日もサイクリングするのは気持ちの良い日で、颯爽と五稜郭へ。
実は「見よう!見よう!」と思っていた道立美術館で開催されている「愛するひと   やなせたかしの世界」へ行ってきたのです。
6月5日から14日までのわずか10日間だけしか開かれておらず、明日の天気は1日中雨の予報だから、今日しかないぞぉ!と。本来は4月25日からでしたが、長い間自粛期間で閉鎖されていたからです。
まずは、美術館周辺を散策。ピンク色のツツジがとってもキレイ!
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今日は道内でも30度を越える暑さ(お昼のニュースでは、道内各地で真夏日続出とか)になるとかで、函館も蒸し暑い天候ですが、気温は夏日になっても30度を越すことはまずないでしょう。恐らくせいぜい25度止まりでしょうね。
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芸術ホールの周囲にある木々も、緑色が鮮やかで五稜郭公園を含めて散歩するのは気持ち良く、散策地としては最高のエリアです。だから、一周1800メートルの堀の周辺を含めて、高齢者中心にウォーキングしているんですね。
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アンパンマンの作者であるやなせたかしさんを初めて知ったのは、私の息子たちがテレビでアニメ「アンパンマン」を見てからで、1990年以降でしょうか?
実は、アンパンマンは1967年から雑誌「PHP」で掲載されていたのです。私が高校生の時からだったとは!知らなかった!
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やなせたかしさんは、1919年生まれで2013年に亡くなっているから94歳と長寿だったんですね。
生まれは高知県香北町。現在は香美(かみ)市になっていますが、高知市の東北東に20kmから30km離れていて、物部川沿いにある町。
そういえば、高知県を旅した時に、土佐くろしお鉄道を利用した時に車両はアンパンマンの絵が描かれていたことを思い出します。
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芸術ホールの前は、ツツジや6月の花で埋め尽くされていて、とってもキレイです。
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新型コロナウイルスで、五稜郭タワーも美術館などもすべて閉鎖されていて、やっと最近になって制限付きで開館。
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今年初めての美術館。
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玄関では、体温チェック。35,8度と平熱でした。37度以上あると入館できません。それと、万が一感染したらと、名前と電話番号も記入。距離を取るための2m間隔のマーキングもしっかりされていました。
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2メートル以上のソーシャル・ディスタンスを取って入館。お客さんはそれなりに多かったです。
入館料は920円。
そういえば、子供たちが多かったのですが、地元の千代田小学校の高学年の児童たちで、団体で鑑賞に来ていました。それぞれ作品を模写したり、メモを取ったりで、こんな授業良いですね!
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アンパンマンしか知らなかったけど、やなせたかしは詩人でもあり画家でもあったんですね。
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高知県で少年期を育ち、東京高等工芸学校、現在の千葉大学工学部で学び卒業し、田辺製薬に就職。しかし、徴兵されて中国戦線へ。終戦後は中国から苦労して復員し、地元に戻り高知新聞社に勤めますが、その後上京。
三越百貨店宣伝部で働くかたわら、若手漫画家集団の「独立漫画派」に参加します。
やがて、漫画家として独立し詩や絵本、脚本、アニメ映画など活躍の領域を広げていったのです。

数多くの作品が展示されていましたが、もちろん撮影禁止で、許可されていたのは巨大なアンパンマンとバイキンマンの写真のみ。ここは撮影許可エリア。
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どれだけ大きいか?というと。下の写真を見ればお分かりでしょう。
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恐らく2m以上の。顔の直径だけでも1mはありそう。
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上の写真は、鑑賞していた若い女性に頼み撮影。下のは自撮り。
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全部で103点の作品が展示されていましたが、その多くは高知県の「やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団」からお借りしたものだそうです。

若い時は、1960年から「週刊漫画TIMES」の表紙を飾り、「週刊朝日」の4コマ漫画も描き、1973年からは月刊誌「詩とメルヘン」の表紙を描いています。詩集も出していて、絵本や書も、さらい絵画も。
およそ1時間ほどの素晴らしい時間を過ごさせていただきました。感動!

その後は、市内の65歳以上の住民は無料になる「ハコビ・コレクションのニュー・カマ」を鑑賞。
松前町出身の書家である金子鴎亭(1906年~2001年)が石川啄木(1886年~1912年)の短歌を製作した書、11点を紹介していたので鑑賞してきました。
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その中でも、この作品。左側のです。
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先日紹介した大森浜の啄木像の下に描かれた
潮かおる 北の浜辺の砂山の かの浜茄子よ  今年も咲けるや」
と、「函館の青柳町こそ  悲しけり  友の恋歌 矢車の花」の2つがあって、嬉しかったのです!
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ということで、午前中は久しぶりに美術館で十分に満喫!英気を養い、新たなパワーが漲りました。
さぁ、次はいよいよ来月辺りに旅に出るぞ!まずは近場の渡島・桧山で1泊旅行に行くか!と決意したのでした。

では、また!


6月9日火曜日、天気は晴れで気温も上昇し最高のサイクリング日和り。こんな日に家にいてはもったいないとばかりに、クロスバイクで緑の島へ。
まずは、工事中の赤レンガ倉庫群のプロムナードへ。この辺りは、すっかり出来上がっていてベイエリアを散策する最高の遊歩道になるはずですが、誰も歩いている観光客はおらず。
淋しい限りです。
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お土産物店が並ぶエリアも閑散としていて、このまま夏を迎えるのでしょうか?今年の観光はコロナに負けてしまうのか?
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昔の青函連絡船の乗り場があった旧東浜埠頭があった辺りは、まだ工事中です。
左の白い建物は函館大学の所有ですが、内部には1億円のバカラが展示中。でも、閉館中でした。
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昨年までは大勢の観光客で賑わっていた赤レンガ倉庫群。タクシーすら停まっていませんよ。
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いつもだったら大声で中国語が話され、多くのインバウンドで通りが埋め尽くされているのに。
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大好きな緑の島へ。地元の人たちのヨットやボートが係留されていて、中にはたった今釣りから帰ってきた人もいました。
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ここ緑の島から見る函館山が一番好きで、ここへ来ると落ち着きます。
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ぐるーっと一周。函館湾を臨む場所へ来たら、函館湾の土砂を掻き出していた浚渫船が目に留まりました。
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旧青函連絡船だった摩周丸を係留している隣に、大型クルーズ船が着けるようにと海底の土砂をさらっているのですね。
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大型クレーンで掻き出した土砂は、となりの貯蔵出来る船(箱)に捨てています。こうやって、海底を深くして大型の船でも停泊できるようにするのですね。
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ドックの方を見たら、もう一隻の浚渫船も向かっている途中でした。
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ちょうど今がハマナスの季節なんですね。
きれいなピンク色の浜茄子(はまなす)。
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赤レンガから函館駅方向を見ると、昨年から新設されたホテル群がいくつもありますが、宿泊者はいるのでしょうか?
湯川温泉街も、ほとんどおらずこのままいったら函館の観光業は全滅してしまいそうで、年末が恐い!
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ペリーが来航した1854年、箱館は天然の良港と云われたけど、当時の船は今のような大型船ではなく小型だったから底が浅くても大丈夫だったのでしょうね。
昨年などは数万トンから数十万トンクラスの超大型の豪華クルーズ船が来ているから、海底をより深くしなくてはいけないのです。
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駒ケ岳の山頂のチラッと見えています。
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遠くに、江戸時代末期の帆船「箱館丸」の勇姿も。
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ズームして見ましょう。
かつて、高田屋嘉兵衛の船大工を勤めていた続豊治(つづき とよじ)が幕末の安政4年に建造しています。1857年のことで、明治維新の11年前のことです。
もっとも、展示しているのは原寸大レプリカですが。
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さらに西埠頭へ行ってみたら、青森を結んでいた高速船フェリーのナッチャンワールドが停泊中。
かつて一度だけ乗船したことがあります。
普通、4時間を要する青函間ですが、この高速船はその半分の2時間で津軽海峡を渡ることが出来たのです。
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でも、荒波に弱く冬季間はほとんど運航できずで会社も傾き、現在は使用されず。普段は津軽海峡フェリーの波止場に停泊中でした。
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双胴船で、内部はトンネルみたいで船尾側の海も見えていますね。
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ドックには、津軽海峡フェリーのフェリーも修理なのか停泊中。
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本州では35度以上の猛暑日になった場所もあったとか。東京も30度を越えていて、全国的に暑い日だった今日、函館でも25度をあったのではないでしょうか?
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でも、空気は乾燥していてサイクリングするのは最高のコンディション。
乗っては写し、写しては乗ってを繰り返し3時間のサイクリングを満喫。

でも、函館を訪れる観光客がほとんどいないのが悲しい。
夏以降、少しでも増えてくれたらなぁ~!と願わざるを得ませんでした。

では、また!

6月8日月曜日、天気は曇りで朝方は小雨が降っていて、1日中どんよりした空模様みたい。
昨日、北海道新聞朝刊の「時を訪ねて」という特集版で、啄木小公園の写真が大きく取り上げられていたので、それを読んで早速行ってみることにしました。
だから、今日のblogは昨日の写真だから晴天なのです。
まずは、自転車で飛ばして10分もかからない大森浜に面した場所にある小さな公園へ。
そこは、啄木の像がありその下には詩が刻まれています。
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「潮かをる  北の浜辺の  砂浜の  かの浜薔薇(はまなす)よ  今年も咲けるや」

啄木が愛した大森浜のそよ風を浴びて 、右肘をあごに当てて何かを考えている啄木。まるで、東洋版「考える人」の像みたい。
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啄木の詩で好きなものは、「函館の  青柳町こそかなしけれ  友の恋歌  矢ぐるまの花」。彼と彼の一家が住んだ青柳町を舞台に詠んだものですね。
有名なのは、立待岬の墓地にある詩で「東海の 小島の磯の白砂に  われ泣きぬれて  蟹とたはむる」ですね。
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海のない内陸の岩手県渋民村で少年時代を過ごした啄木は、海というものに特別な感情があったのでしょうね。
寄せては返す波の向こう側、下北半島のさらに南に我がふるさとがある。でも、そこを石持て追われた身の啄木。故郷には複雑な思いがあったのか?
「ふるさとの 山に向かひて 言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」

画面左に津軽半島が見えています。
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津軽海峡の南には、青森県下北半島がクッキリと見えていました。
ここは生前、啄木がよく散歩した大森浜。

「しらなみの  寄せて騒げる  函館の  大森浜に  思ひしことども」
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汐首岬を遠くに望み、好んで散歩した啄木。彼の心は対岸の二度とは戻れぬふるさと渋民だったのでしょうか?
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昨日の新聞は、本人が「自分が死んだら焼いてくれ」と云った自分の「啄木日記」が公(東京日日新聞)に公開されたことを取り上げていました。
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わずか26歳と2ヶ月の生涯を閉じた漂白の詩人 啄木。
1912年(明治45年)4月13日、肺結核で短い生涯を終えています。
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わずか4ヶ月余りしか住まなかったけど、函館をこよなく愛し函館を永住の地として、死後は函館で眠りたい!と望んだ啄木。

一ヶ月間という短い間だったけど妻節子と娘京子の親子三人水入らずで過ごした函館青柳町の長屋、代用教員を務めた弥生小学校、など、函館には、啄木に関係する場所がいくつもありますので、blogでも啄木特集をしようかな?とも思ったのでした。

では、また!

6月7日日曜日、天気は晴れ。6月に入って連日好天が続いていて降雨は全然ありませんので、地面はかなり乾燥しています。そんな中、6月に入り我が家の庭や花壇では様々な花が咲いてきましので紹介いたします。
やっぱり、6月は最高の季節!この月に生まれて良かったのは、北海道においては花の季節だと云うことです。

まずは、カリフォルニア・ポピーから。日本語では「はなびし草」ですが、ポピーの方が云いやすい。輝くようなオレンジ色の花を咲かせます。
まずは2、3輪の花ですが、この先たくさんの花が開くことでしょう。以前は、花壇中このカリフォルニア・ポピーでいっぱいでしたが、かなり間引いたのでほんの一部だけ咲いてきました。
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ついに、バラも咲いてきましたよ。ピンク色の蕾(つぼみ)でしたが、昨日から花を開き始めキレイなピンクの花が見れました。今後、たくさんの花が開きますので、後日また紹介します。
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続いて、シラー・カンパニュラタ。ユリ科の花で球根です。
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拡大して見ると、吊り鐘のような小さなピンク色の花がいくつも上下に咲いていて、とってもかれんです。
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この花の名前は、オーニソガラム。ユリ科の球根草花です。
高さは15cmくらいで6枚の白い花びらが咲き、庭のあちこちで咲いていて可愛らしい花です。
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これは、シラン。「知らん」、何て言わないでくださいよ。ラン科の仲間で、まだ蕾ですが7月になると濃いピンク色の花を咲かせます。
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こちらはシャクヤク。ボタン科の仲間で、こちらはまだ蕾ですが、もうすぐ大きな半を咲かせることでしょう。
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ズームして見ましょう。もうすぐだと、見た目にも分かりますね。開花は来週当たりかな?
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こちらはラムズ・イヤー。葉っぱが「羊の耳」の名の通り、柔らかそうな白い綿毛に覆われた葉で、秋に小さな小さなピンク色の花を咲かせます。庭を引き立てる脇役で、残念ながら主役にはなれない花ですが、庭のなかにはこんな3番目の花もあってもいいでしょうね。
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アジュガです。樹木の日陰でグランドカバーに利用される、高さはせいぜい20cmくらいにしかならない花ですが、パープル色がキレイです。
庭のあちこちに伸びてきます。
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この赤いかれんな花をたくさん咲かせているのは、ベニドウダンツツジ
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同じツツジ科の仲間ですが、小さな花が可愛らしい。
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こちらはオダマキ
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この花の名前は、ツルニチソウ。地面を這うように、紫色の花を咲かせます。
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カモミールの小さな白い花も咲いてきました。
正式名称は「ジャーマン・カモマイル」で、リンゴに似た香りのある可愛い花は、ポプリ、ティー、入浴剤などに利用でします。
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セージの花も。ティー、肉料理の香辛料に利用され、別名は薬用サルビア。
映画「卒業」の中で、サイモンとガーファンクルが歌う「ミセス・ロビンソン」でセージの名が出てきたのを覚えている人は、60代以降の人でしょうね!?私が高校1年生の時に、名画座で満席のため立って鑑賞しました。(1968年の話です)
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そして、ブルーベリーの花も。このあとに、実がなるのです。
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よーく見たら、ブラック・ベリーの花も。今年は真っ黒な実がなって、ジャムにしたり直接食べたり、夏が楽しみ!
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頭に帽子みたいなのをのっけているのは、ネギの仲間のアサツキ。ネギの代わりに食べれますよ。
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ドクダミももうじき白い花を咲かせるでしょう。名前がドキツイ!
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そして、最後に笹の葉のような形のナルコユリ
こちらも主役にはなれないけど、庭のなかでは立派な脇役です。
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おまけに、もう一つ。ラベンダーの紫色の花も少しずつ咲いてきました。7月になると、一面に咲くので楽しみ!
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2輪ほど咲いているのが見えますね。7月が楽しみです。
ということで、6月に入り我が家で咲いてきた花を紹介しました。
コロナで、自宅引きこもり状態がしばらく続いたので、その分庭や畑の手入れを丁寧にやれたことが今年いろんな花を咲かせたのかな?と自分勝手に分析しています。
7月に入り、ラベンダーとバラが満開の時にもう一度紹介いたしますね。
では、また!

6月4日木曜日、天気は晴れ!しかも気温は真夏のように暑い!風は少しあったけど、日差しが強く外出するには日傘が必要なくらい。

そんななか、5月28日に五稜郭公園を訪れた際に藤棚を見学した時、まだ五分咲きでしたので、blogには「あと1週間後が楽しみ!」と書きました。
で、その1週間後の今日、満開になってるだろうか?と確かめるために、久しぶりにクロスバイクを磨いて整備し、颯爽と出掛けたわけです。
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初夏の青空の下、五稜郭タワーには観光客は戻りつつあるでしょうか?
確か6月に入り、やっとオープンしたタワー。いつもは大声で中国語が話されている公園ですが、インバウンドが一人も来ていない今、道外からも来ておらず、頼りになるのは道内客か市内のお客さんだけですからね。

高台に上がって、タワーと下に見えるは藤棚。
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果たして、藤棚は見事に満開の花を開かせていました!
これはキレイ‼️藤棚のトンネルです❗
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アマチュアカメラマンも何回もシャッターを押していて、これは絵になります。
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紫色のフジ。
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天気予報では、午前中は雨だったけど予報が外れて最高の晴れ!青い空にパープルの藤が映えますね。
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白いフジもあって、これまた見事!あっぱれです。
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もう一度、高台から藤棚を見下ろすと紫と白い藤が対照的。
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向かい側に渡って、写します。同じ藤でも逆光だとまた違って見えますね。
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奉行所へ行きます。ここはオープンしているのでしょうか?
残念なことに、ここも観光客は誰一人来ておらず。
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でも、その横にこれまた美しい藤棚がありました。
以前は、ここに蕎麦やウドンを出す茶屋が2軒ありましたが、その後無くなり昨年までは土方歳三などの貸衣裳を貸し出し写真を撮れるようなお店もありましたが、今はまったくなし。
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ここもキレイ!
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これは美しい!パープルとホワイトの2色のフジ。
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白だけもキレイ!
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桜満開の4月下旬から5月初旬までは公園の内部には入れず、桜の花見は見れず仕舞いでしたが、6月は藤の花の満開を見れて、これはこれで嬉しいのです!
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ということで、午前中五稜郭公園へ行き満開の藤棚を見学できてハッピーでした‼️

近くの鮫川公園にも小さいけど藤棚があり満開になっていて、6月は北海道にとっては花の季節!
このあとラベンダーなど様々な花が咲いてきます。
6月に旅したかったけど、でも地元でもいろんな場所で花を見れるから、これまた良し!としましょう。
では、また!

6月1日月曜日、天気は晴れ!晴れの日が数日続き心もウキウキで、このまま夏に突入して欲しいけど、明日からは雨の日が続き今週は天気は悪いみたい。
それでも、今日6月1日は私の誕生日です。1952年生まれですから、今年で68才を迎えることとなりました。6月1日生まれを調べてみると、有名人ではマリンモンローや横綱千代の富士関などで、季節としては野の花が咲くとっても良い時期だと!思っていますが、果たして今日も上天気でした。
ということで、朝方いつもの散歩へ。ここは家の近くの松林公園。木漏れ日がキレイですね。
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先日までタンポポいっぱいだった広場は、草が刈られてきれいな芝生へ。思いっきり寝っ転がれる広場ですね。
でも、遊んでいる子供たちはいません。なぜなら、今日から通常登校となった子供たち、今は授業中ですね。
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ふと見ると、かれんな野菊が咲いていました。
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今日は、友人(同じ6月1日生まれの料理のとっても上手な方で、今日はシフォンケーキを持参。それ以外にもサラダなど美味しいものばかり)、それと我が家のコタロー(野良だったので、多分この日が誕生日と独断で決定)で、2人と1匹の誕生日祝いを我が家でしました。
お互い持ち寄り(我が家の分は妻の手作りの赤飯)で、ささやかに誕生日を祝いましたが、あと2年もすれば70歳代へ入るのか ! ?、と思えば「年を取ったなぁ~」とちょっぴり侘しい気持ちもあって、若いときと違い素直に喜べない自分がいたりします。
でも、誕生日は祝い事だから喜ばなきゃ!
しかし、これからは年齢欄に「68歳」と記入しなければいけないのか!と思うと、やっぱり複雑な気持ちです。
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でも、皆さんに「おめでとうございます!」と祝福されるだけでも幸せ😃💕です。
フェイスブックでも、学生時代の仲間や後輩、さらには教え子からもメールが届いていて、うれしかったです。
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さて、我が家の畑です。ここのところ暖かい日が続いたので、順調に育っています。ジャガイモはご覧の通りで、この分だと8月初めには美味しいキタアカリの塩煮が食べれそう!
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ブラックベリーも周囲の壁いっぱいに育ち、夏には真っ黒なベリーを実らせることでしょう。
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こちらはニンジン。マルチの下ですくすく育っています。
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茗荷も芽を出し始めています。全部で100ヶ所以上から芽を出していますので、夏以降に食べれそう。
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ということで、いよいよ6月に入り新型コロナウイルスでしばらく自粛していた世間も活発に動き出しましたね。
もちろん、マスク着用や手洗いをして十分気を付けて行動しなければいけませんが、今までの分を取り戻すように動くことでしょう!

今日からは、また新しい年がスタートしたかのような日となりました。
当たり前ですが、年に一度の誕生日。
今日は、やっぱり嬉しかったのでした‼️

では、また!

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