11月17日日曜日、天気は朝起きた7時前後は猛吹雪で、強風で横殴りの雪が降り続いていましたが、午前9時になると雪は止み太陽が顔を出して来ました。今日は晴れるのか?はたまた雪は降るのか?やはり冬の天気はころころ変わるのでわかりません。

さて、11回目となった秋の旅は新ひだか町の三石地区の蓬栄駅から。
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ご覧のように道路に面していますが、誰も利用しない駅舎が可哀そう。でも、地元の人が駅舎を掃除していて内部はきれいだったし、ホーム付近の線路は草刈りが行われていて草茫々ではない。いつでも開通してもいいように、地元民が清掃活動をしているのでしょうか?

地図を見たら、駅の近くに「園昌寺」というお寺があることを知り、行ってみることに。丘の上にあって見晴らしが良かったけど、ここから下界を見下ろした写真はなく写し忘れたのか?
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続いて本桐駅へ。
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こちらは、線路が雑草が生い茂りそれがホームにまで伸びて酷い状態。
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地図を見ると、日高本線は全線海岸付近を走るのか?といったら違っていて、日高三石駅からは内陸部へ2km以上も入り海岸から遠ざかります。国道235号線はほとんど海岸線を走り大部分で鉄道と並行しますが、ここでは鉄道と国道は並行せず。奥に日高山脈が見えているので山側を走る鉄道になっていますよ。
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なぜなのか?自分なりに考えたのですが、多分鉄道が敷かれた時、内陸部に人々が多く住んでいたからでしょうか?つまり内陸の農村地帯を走るために鉄道が敷設された、と。日高三石駅から浦河駅までの約20km区間は内陸部を走るのです。
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で一旦国道に戻り、道の駅「みついし」へ。近くにある高台に登り撮影。何年か前にここの道の駅で車中泊したことあります。夜間はそれほど交通量もなく静かに寝れたことを覚えています。トイレは24時間開放されていて、車中泊には良好な場所です。
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海岸を見ると、キャンプ場がありバンガローもありますがこちらは有料。
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一方、こちらは山側を望む。周囲は牧場で、馬の飼育がおこなわれています。胆振管内と違い日高に入ると田んぼはほとんど見かけなくなりました。やはり冷たい海流と寒冷な地が影響しているのかな?
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畑も少なく、放牧場の牧場が中心です。
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続いて、次の駅の浦河町の荻伏駅へ。駅へ行く途中で、3体の銅像発見!一体誰?
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荻伏地区の開拓者の銅像でした。荻伏地区は浦河町の西部にあります。
よく読むと、先の二人は摂津の国(兵庫県)三田(さんだ)藩から開拓者として入植してますね。
しかも英語と神学を学び、開拓会社「赤心社」を創立と。
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で、正面の建物は何か?と云うと、浦河町の荻伏支庁舎でした。スケート選手のウイリアムソン師円選手は兄妹で知られていて、小田選手とともに2018年の平昌(ピョンチャン)オリンピックに出場していましたね。
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赤心社とは何か?知りたくて、ここに車を停めて建物内へ入り職員に尋ねたら、何と!ここ裏側に赤心社の建物が今も残り資料館になっているとのこと。普段はカギが掛けられているが、訪問者が来たら開けると。で、さっそく 開けていただきました。
そこで、明治初期のここでの開拓が分かることになったのです。
で、それについては次回詳しく紹介いたします!
では、また!