9月24日木曜日、天気は晴れだが風は強く、もう完全に秋の風。半袖では寒いくらいの冷たい風が吹いています。
昨日の置戸町境野小学校の校舎に関しては、「とっても素敵だ」とか「何も利用せずに放置しているのは勿体ない」という意見もあって、実際あれだけの立派な木造建築を残しているのだから、なんとか子供たちのために活用できないものか?と思います。
せめて郷土資料館のような形にでもして、一般公開出来ないものか?と。

さて、網走市のオホーツク流氷館。昨日紹介した天都山山頂に1980年に誕生しています。というから、すでに40年も経つんですね。
入館料700円+税70円の計770円を支払い、最初のコーナー「オホーツク海の生き物」へ。
面白い格好の「ウミダンゴ」という魚。
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フウセンウオ」などオホーツク海の生き物が飼育展示されています。
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大迫力5面スクリーンの流氷幻想シアターで流氷や海の世界を堪能し、流氷をイメージした立体的な壁面でのプロジェクションマッピングを見て楽しんだ後に、流氷体験室へ。
ここは、マイナス15度の部屋。当然半袖短パンでは寒すぎるので、防寒具を貸してくれますがそれでも寒い!
眼の前には、キタキツネ!もちろん剥製ですが。
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人気ナンバーワンは、「しばれ体験」で濡れたタオルを振り回して凍らせること、ですが寒すぎてやる気が起きない。撮影するだけが精いっぱいで、もう少し服を着て来るべきだったと反省です。
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本物の流氷の上にアザラシ君。
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当たり前だけど、触るとやはり冷たい。
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流氷の天使「クリオネ」。
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体長わずかに数ミリのクリオネ。確かにカワイイ! いろんな形があることを知りました。
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3階の展望台へ。東を見ると網走市街地が見えているけど、晴れていればオホーツク海越しに知床山脈の山々が見えるはずです。が、曇っていて見えず。
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北東側を見ても、同様。
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ガラス越しに網走湖が見えたので、もっと見やすい場所へ移動し。
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手前が網走湖、右側に能取湖。左端に昨夜泊まった女満別の網走湖湖畔キャンプ場があります。
で、この後午後には能取湖の南に位置する日本1のサンゴ草群落を見に行く予定です。
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その前に、ここ網走市立郷土博物館へ行きたかった。
この建物、戦前の昭和11年(1936年)11月3日に北見郷土館として建設されていて、北海道最古の博物館建造物です。設計は建築家の田上義也氏(1899~1991)で、北海道で数多くの作品を手掛けた有名な建築家だそうです。
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網走の歴史や自然をたっぷりと学習した後、能取湖畔のサンゴ草群落地へ。日本1なんですね。
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サンゴ草とは、下の説明をお読みください。9月が真っ赤に染まった群落地として見どころになるそうで、ちょうど今が旬。そういえば、旅していてこの時期に道新に掲載されていたことを思い出しました。
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厚岸で発見されたから「アッケシ草」とも云われていて、サンゴのように高さ10cm~20㎝の赤い草が生えるのですね。
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沖合は能取湖で、一部がオホーツク海と繋がっている潟湖(ラグーン)です。元々は海だったところに砂が押し寄せて湖になった海跡湖ですね。手前は淡水、奥は海水の汽水湖でもありますね。
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ということで、この日は流氷館、北海道立北方民族博物館、網走市立郷土博物館、サンゴ草群落地とたっぷりと学習し、勉強になったわけですが、この後訪れたのが北海道最大の湖であるサロマ湖
その前に、サロマ湖湖畔沿いをかつて走っていた国鉄勇網(ゆうもう)線の一部を見学します。
それは、次回。
では、また!