2月11日木曜日、天気は朝から晴れ。気温は9時まではマイナスだったけど、徐々に上昇し午後1時日の当たる場所ではプラス3℃くらいで、路面の雪が融けているところもありました。
明日はもっと気温は上がりプラス4℃とかで、少しずつですが春に近づいて行っている、という感じです。
さて、ここは市電通りから1本山側にある大黒通り
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かつては大勢の人で賑わった通りも、今は所有者の高齢化もあるし後継者がいないなど、シャッターを閉めたお店が多い。私が20代の頃は、この辺もかなりにぎやかだったことを記憶しています。

昔、銭湯だった「大黒湯」。でも、かなり以前から閉めています。多くの自宅に風呂をあるから、よっぽどじゃないと銭湯には行かないですよね。西部地区には40年前にはかなり銭湯があったけど、そのほとんどが閉めたり解体していて、今でも営業している銭湯は片手で数えるほど、というか1つか2つくらいじゃないでしょうか。
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営業しているうちに一度湯につかりたかったなぁ~、と。この近くには今も営業している素敵な戦闘がありますが、それはまた次の機会に紹介いたしますね。
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右側の蔵は、かなり重厚な建物ですね。何が収納されているのやら?でも、左の住居には人が住んでいる気配はなく無人のままです。西部地区には放置された歴史的建造物がたくさんあって、もったいないと思うのですが。
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市電通りの姿見坂入口です。右、マンションの奥に見えるピンク色の2階建ての建物は弁天町会館。明治のころは、この辺りは一番賑わった通りだったでしょうね。
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東京の吉原以北最大の遊郭があったところ、それがここ姿見坂の坂道。幕末の1865年には遊女329人もいたというから、とても想像がつきません。
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市電通りを歩いて帰る途中、レンガ造りの建物や和洋折衷の建物がいくつもあります。右の建物は車が駐車しているから生活している住居です。
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こんな純和風の建築物もありますが、冬は寒いだろうな!というのが自分の実感。やはり北海道の家は冬生活することを頭に入れて家造りをしなくてはいけません。断熱材がきちんと入っているか、それはどれくらいの厚さなのか?断熱材の材料は?暖房は何か?窓のガラスは何重か?など考えれば、古い建物に住むということは厳しいことなのです。やっぱり、冬に暖かい家に住みたいのです。
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ということで、30回目はあっさりと終了します。
残すところ西部地区の坂はあと数か所だから、太陽が差している暖かい日に再び訪れて見学して来たいです。
それでは、また!