2月21日日曜日、天気は晴れ。寒い時や雪が降る時もあるけど、少しずつですが春に近づいていっているんだな!を実感しています。我が家の庭では、雪が解けて日当たりの良い場所では、春一番の花であるクリスマス・ローズの花がほんの少しですが咲き始めました。まだ花弁は開いていないし弱弱しい感じがするけど、いよいよこれから春へ!を感じました。
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雪が解けて、最初の花のクリスマス・ローズ、その後はクロッカス、スイセン、ムスカリとどんどん咲いてきますね。長い間待ってたぜ!春‼ 

さて、魚見坂の上を歩いていきますと、閉校になった西小学校の校舎が見えてきました。
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さらにさかのぼると、高龍寺という名のお寺へ。以前お伝えした寺町通りの上にある寺です。
始まりは1633年というから江戸時代の初期で、函館の現存寺院としては一番古いお寺だそうです。
「はこだて歴史散歩」によれば、「幾度か火災に遭ったが、今の山門は明治44年(1911年)の落成で、総ケヤキ、彫刻が見事」とあります。
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詳しくは、こちらを。何度か移転していますね。明治2年の箱館戦争時は、箱館病院の分院として負傷者を受け入れていて、その数1340名あまり。ところが、新政府軍が乱入し旧幕府軍の会津兵士10数名を惨殺していったそうです。「勝てば官軍、負ければ賊軍」で、新政府軍の戦死者は丁寧に葬られていますが、旧幕府軍の戦死者は町中に放置され放しで、酷いものです。
寺ではその犠牲者を供養するために、後に旧会津藩士らにより供養碑が建てられています。

あとから紹介しますが、本堂は明治33年(1900年)の落成で、ケヤキとヒバを使用した素晴らしい建物で、大工の棟梁は越後の柏崎出身の名工と云われた人たちで、貴重な財産となっています。墓地には、歴史上の有名な人物も葬られていますね。
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横には、写真術の先駆者「横山松三郎の墓」もあるんですね。今だったら、ドローンを操縦可能な人は誰でも撮影できますが、明治初期の当時、日本初の気球からの航空撮影も行っていて、当時の函館は文明開化の最先端を行っていた町だったことがうかがえます。
高田屋嘉兵衛の親戚なんですね。
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横の赤煉瓦壁は、高さもあってすごい重厚感があります。多分?火災予防の壁でしょうか?
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イギリス積みの煉瓦造りだということが分かります。
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道路を横切って港が見える場所から撮影。港は函館漁港。その奥は函館港。この日は雲一つない最高の天気で、冬の冷たいけど透き通った空気で遠くもスッキリと見えています。
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ズームすると、駒ケ岳もクッキリ!山肌は真っ白に化粧されていいますよ。
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さて、山門から入りましょう。ホントに彫刻は素晴らしい!
「市電でめぐる函館100選」によると、「東北以北最大の山門」です。
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境内は広く2011年には、本堂など10件が国の登録有形文化財に指定されています。
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こちらは本堂。1907年(明治40年)の函館大火でも焼失しなかったのです。
多分冬期間中は、玄関フードならぬ板塀を巡らせていて夏とは違う入口です。
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鐘楼もありました。
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さらに魚見坂の上へ行こうとして、外へ出たら横の壁はフランス積みの煉瓦壁が長く続いていました。
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次回は、さらにこの坂を上り外国人墓地へ向かいます。
では、また!

昨日から始まったラグビー、トップリーグ。早速NTTコムのスコットランドからやってきたレイドロー大活躍しましたね。今日は、サントリーのニュージーランドからやって来たボーデン・バレットがどれだけ華麗なプレーを見せてくれるのか?楽しみです。それにしても、世界中のトップ選手が集っているのに、地上波やBSでの放送はなくCSのみ。Jスポーツしか放送しないのです。実にもったいない話です。