10月21日木曜日、天気は朝から晴れ渡る、まさに秋晴れの日。気温も日中は20℃を超える暖かい1日でした。写真は昨日の続きの雄別鉄道資料館です。奥に赤い尖がり屋根が見えていますね。
そして、ここはキャンプ場。黄色と赤のケイトウの花が咲いています。
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ケイトウは鶏頭のことで、ニワトリの頭に似ているから?名付けられたのでしょうか?
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テントを張っているライダーの方たちもいますが、自分は車中泊だから道の駅の駐車場で寝ます。ここは温泉もあって、料金510円で入れるし、付属のレストランもあるから手ぶらで行っても大丈夫。
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翌朝、釧路市の市街地を経て昆布森地区へ。東へ行くのには国道44号線が最短距離だけど、海側を走る道道142号線沿いを走りたかったから。昆布森は名のように昆布の森で、昔は昆布森村でした。沿岸は漁村で、それこそ昆布が採れて名産になっています。
釧路と云えば湿原が有名ですが、ここは海岸段丘が発達していて、標高100ⅿ位の丘の上を道道が走り、急な崖下に小さな漁業のみを行う集落、と言っても数軒しかな集落が点々と存在する地区。その集落を結ぶ道路はなく丘の上の道道から降りなくては辿り着けない集落なのです。
ここはその一つで、急斜面を降りてその集落へ。
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狭い地に数軒、5軒もあるでしょうか?ホントに数軒しか存在出来ないほどの狭い沢の地。
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そして、前浜で採れた昆布が干していますね。左の漁船で朝採ってきたのでしょう。
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高台にあるのが、海の神様を祀る厳島神社。この辺りで海抜30ⅿくらいかな?
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こんな漁村の集落がいつくも点在するのです。そして、最後の地にあるのが知方学(ちぽまない)小学校です。この辺りは読めない地名が連続していて、どう見たって読めないですよね。
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釧路町立とありますね。釧路市の東となりの町に釧路町があるのです。同名ですが、釧路市のベッドタウンになっている町(人口1.9万人)です。昆布森村は釧路町に吸収合併されたのです。それは、かなり前のことで1955年(昭和30年)1月1日で、今から66年も前のこと。
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左の建物は教員住宅で児童の数より先生方の方が多いんじゃないか?と思うくらいの小さな、小さな小学校です。青いバスはスクールバスで、遠くからバス通している児童もいるのですね。
グランドは広い!恐らく一人当たりの面積で云ったら、日本1広いグランドの小学校の一つではないでしょうか?それくらい広い!一周400ⅿの公認トラックが取れそうなくらいの広さです。
この運動会では、保護者の席取り合戦などはありませんね。子供の数の多い学校では、保護者が朝早くから席取りをしてもめるケースもあるといいますからね。
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伸び伸びと子供たちは遊べるし、走れます!でも、サッカーチームを作れる人数はいないんじゃないでしょうか?その時は先生方も加わるかな?
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教員住宅があるのは、先生方の住まいが近くになくてはいけないから。この辺りにはアパートとか下宿、町営団地などはありませんからね。
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このように、沢が深く切り刻んでいて、ところどころで沢を降りていく道があって、その下の海に面した場所に集落があるのです。その道も狭いし急斜面。運転も楽ではありませんし、生活している人は毎日運転していて大変です。
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ここの小学校の海抜は100ⅿくらいか?保護者の多くは漁業に携わっている方でしょう。グランドに舟が置かれていました。
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ということで、ここの小学校、実はBS・NHK「こころ旅」で火野正平さんが自転車で訪れた場所でした。それで、私も訪問して見たくなって来たのです。
天気も晴れていて、とても良かったのでした。
では、また!