函館発  ぼうけんの旅

旅が大好き!2013年4月から始めた車中泊中心の「ぼうけんの旅」は今年で13 年目に突入。 車中泊の貧乏旅行の旅、今年で74歳を迎えいつまで続けれるのか?今のところ体力・気力はバッチリ。 今年2026年も「ぼうけんの旅」は4月「春の旅」からスタートです! 今年も「ぼうけんの旅」をよろしくお願いいたします。

2026年が明け今年は74歳を迎えて、体力的には厳しくなってきている車中泊の旅。いつまで出来るのか?まずは75歳を過ぎるまでは続けていきたい!と。未知の地を訪ねて、行くぞ!時々は自転車を積んでの軽バン一人旅の始まりです。

2015年09月

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午前中のブログ、二度も「夏の旅21」と「夏の旅22」が未完成なのに、アップしてしまい申し訳
ありません。
本当は書き上げたのに、それは全部消えてしまい、空のブログだけがアップされるという情けない
結果となって落ち込んでしまいました。
こちらのパソコン不慣れのせいもありますが、公に掲載されたにも関わらず中身がないブログに
なってしまって、本当に失礼しました。
午後になって二度目の今回は、しっかりと書いたつもりです。

さて、浦河は日高地方の中心地。同の出先機関である日高振興局の庁舎も町自体も大きい。
ところが、一歩郊外に出ると秘境駅がある。それが、今回の最初にお伝えする絵笛駅
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えふえ、と文字通り読むがこれはアイヌ語。「エ・プイ」、小さな山という意味から絵笛となった、そうな。
それよりも、「天国の階段」という小説(その後テレビのドラマにもなる)で有名になった駅。
私も10年以上前に読書したが、とても感動した小説で、ここの駅が舞台。
だから、駅のノートには、それを目当てに訪問した方が多く書いている。

周囲は牧場だけ。人の数より馬の数が多い。
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浦河駅より6kmほどしか離れていないのに、たどり着くのが大変な駅。駅の周囲500mに人家はなし。

次に荻伏(おぎふし)駅
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気球が描かれた駅舎はとてもきれい。地元の方が毎日掃除してくれているのだろうか?
まさに地元に愛されている駅。
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付近を散歩していたら、地元の歴史を証明する記念碑があった。
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赤心社という開拓団が、明治の時代に開拓しその百年を祝う碑(1982年建立)だ。
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この木は、ミズナラの木。樹齢は300年を越えている。
1882年(明治15年)赤心社開拓団が80余名で、ここ荻伏に入植した記念碑。
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北海道開拓の歴史は二つある。一つは、明治維新後のこと。屯田兵として未開の、当時蝦夷地と
呼ばれていた北海道を開拓していった歴史。
昨年秋の旅で、妹背牛(もせうし)町や秩父別(ちっぷべつ)町の郷土資料館を見させていただいた
時にもその歴史が理解出来た。
もっとも、北海道では小学校の教科書で説明しているし、子供たちもよく知っている。

もう一つは、戦後直後。太平洋戦争が敗戦を迎え外地(樺太、満州、朝鮮半島など)から多くの
引揚者が本土へ帰ってきたが、その方たちを受け入れたのが北海道。
まだまだ未墾の地が残っていて、戦後の入植して開拓した人たちの歴史。

もちろん、ここは明治時代。
恐らくその時代の大木であろう。何も語らぬこの大木は、100年以上もの荻伏の歴史を知っている
はずだ。
続いて本桐駅。「ほんきり」と読む。
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1931年(昭和10年)開業時からの木造駅舎。
日高線最終交換駅でもある。
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相変わらず、小雨が降り続いている。

次に、蓬栄(ほうえい)駅
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奥の待合室が、まるでトイレのような建物。
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冬は戸もなく、待っていると寒そう。
近くにある「蓬栄岩」から名前が付けられたそうだ。

この日は、近くの道の駅「みついし」で車中泊。雨足がどんどん速くなって豪雨となる。
温泉が併設されていて二日ぶりに入浴。
「HO」にはなくて420円支払ったが、後で「温泉博士」にあったことを思い出す。残念・・・。

翌朝も小雨。霧が深い中を駅訪問。
最初の駅は日高三石駅
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ふれあいサテライトと書かれているように、ここの駅は地元住民の憩いの場。
待合室には、きれいな座布団が10個以上も並べられ、普段はおしゃべりの場になっているのだろう。
いいですね。駅がこんな風に利用されているのは。
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しかし、雨降りばかり、という感じ。午後には晴れてきたけどね。

次に日高東別駅へ。当別という字を書く駅が多いが、ここは東に別。
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ここの待合室も年中オープンドア。吹きっさらしの中で冬がつらい。
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駅を写していたら、地元の女子高校生がやってきた。しばらくして、代替バスが来て彼女は乗車し
高校へと向かった。
7月27日は、夏の短い北海道でも夏休み。きっと部活か講習か?バスの中には何人かの高校生が
乗っていた。朝7時ころの早い時間帯だったが、バスだと早くから通学しなければいけないのだろうか?

付近には、馬と牛の碑があった。
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牛の魂の碑と左はよくある馬頭観音。
冷涼な気候で農作物が生産されない日高では、馬や牛を飼育するしかなかったのか?

次に、春立駅。春に立つ、なんていい名前ですね。
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高校3年生が、春3月巣立って行く姿が想像されます。
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でも、長い間誰も維持しなくなって、錆び付き、文字も汚くなった駅の標識がみすぼらしい。

というわけで、日高線の旅は春立駅までやってきました。
残りは、東静内駅から鵡川駅まで。
鵡川駅から西へは運行しているから、訪問しない。鵡川駅から東の駅を全部訪ねるつもりで旅
しています。
それでは、また次回!



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襟裳岬はパスし、えりも町から様似町へ行く。この町の様似駅が日高線の終着駅だから。
文字通り、これ以上先へは進めない車止めがあった。
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天気は良くない。視界は100mほどか?雨の量は少ないが、それでも傘をささなければずぶぬれに
なってしまう。左手に傘を差し、右手はカメラを持っての行動は、両手を使うので荷物はリックで肩に
背負っている。
両手が空くのでリュックは必需品だ。
駅を見る。
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開業は、1937年(昭和12年)、太平洋戦争が始まる4年前のこと。盧溝橋事件が起き、日本と中国が
全面戦争へと突入するして、12月には南京大虐殺があった、そんな年に駅が出来ている。

1月から運休中なので、代行バスが走っている。駅で待っていた乗客が一斉に乗り込んでいった。
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日高線は、苫小牧駅から様似駅までの全146.5km、29の駅が連なる地方ローカル線。
もちろん大部分が単線でかつ非電化、無人駅が大半。
製紙業、水産業、とりわけ昆布の産地、そして何よりもサラブレットの産地として、ほとんどの区間が
太平洋に面した海岸線を走る。
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100年以上前の1913年(大正2年)、苫小牧軽便鉄道として苫小牧と富川の間が開業したのが
始まりで、1927年(昭和2年)に国有化され、日高線と命名されている。
10年後の1937年に様似まで全通していて、2年後に開業80周年を迎える予定だが・・・。

果たして、JR北海道はそれまでに運行を再開するかどうか?

となりの西様似駅へと向かう。
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様似中学校美術部の生徒たちが描いたイラストが歓迎してくれる。
いつも、描かれているような青空と虹が架かった空であればいいのになぁ!

かつては、ここから森林鉄道が走っていたそうで、今でも林業が盛んなのだろう。
ホームのそばには、丸太が積もれていた。
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それにしても、ものすごい丸太の量。何万本あるのだろうか?

駅の裏側は、牧草地。晴れていれば、青い空と緑の原が絵になるのになぁ。
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続いて鵜苫(うとま)駅へ。ここも様似中学校の美術部が描いたダルマ型の駅舎。
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ただ描いてから数年経過しているので錆も出てきている。
海のそばだから錆びやすいが、修理はしないのかな?
海抜7m、漁業中心の町だからかタコや昆布が描かれていて、楽しそう。
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ホームから見ると、待合室になっているダルマ型の車両にアルミサッシの戸がついていて、こちら側
からも入室出来るのはありがたい。

次の日高幌別駅の前に、国道336号線沿いにある浦河町の郷土資料館馬事資料館を見学した。
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縄文時代からの浦河地方の歴史や豊かな自然。漁業や馬産地としての浦河が紹介されている。

一方、競馬に関しての資料館。
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競馬好きにはたまらないでしょう。入場はどちらも無料です。
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サラブレットの歴史。
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名馬ヒンドスタン。
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結構古いけど、少しは馬のことが理解出来ます。
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というわけで、雨が降る中1時間ばかり過ごすことができた。
その後は、近くの日高幌別駅へ。
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緑色の三角形の屋根が5つもある建物は、一部に駅があるが大部分は地元のレストラン。
それと簡易郵便局、POSTの文字が見えるでしょう。
その隣の、ほんの一部が駅の待合室。
でも、戸は閉鎖されていた。運休しているからだけど、残念ですね。

続いて、東町(ひがしちょう)駅
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まるで、市電の電停の名前のような駅だが、立派なJRの駅。
ここも海抜8mの海のそば。
煙突があって、冬の暖房がしっかりしているのが分かる。
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浦河町の東部にあるから「東町」と名付けたのでしょうか?
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とにかく可愛らしい駅舎でした。
次に、日高地方最大の町、道の支庁(日高振興局)がある浦河駅へ。
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駅は殺風景、それもそのはず動いていないのだから。
駅前も、利用者がいないと廃れている。
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この半年間、誰も座ることないベンチ、誰も喫煙する人がいない灰皿、海を描いた看板が寂しそう。

というわけで、様似駅から浦河駅までやってきました。
このあと、運休中の最後の駅である鵡川(むかわ)駅まで行きますが、今日はこの辺で。


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昨夜から雨が降り出している。どうして、雨の日が多いのだろう。
旅に出てると、半分以上は雨、雨、雨。晴れの日になって欲しい!

といっても、雨の中で車中泊。場所は、十勝管内、幕別町。旧忠類村の道の駅「忠類」。
となりにナウマン象記念館がある。

車の中で、半額となったセイコーマートの菓子パンを食べ、珈琲を飲む。
傘を差してトイレへ。歯磨きも兼ねて出発準備は整った。
今日の前半の目的は、大樹町の旭浜。ここには、戦時下アメリカ軍の上陸に備えて造られたトーチカが
海岸線にいくつもある。それを見に行く。
国道336号線を南西へ、右折して道道501号線で太平洋岸へと進む。
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旭浜トーチカの道標を発見!この矢印通りに行ったら、旭浜集落と漁港へ着いた。
トーチカらしき建造物は、どこにも見当たらない。
そこで、魚釣りに来ていた方に聞いたらもう一度戻らなければいけない。
ここに戻り、右の泥道を入ることに。
狭く細いダートの道は、両側の雑草で覆われている。まして、雨で水たまりがあちこちに出来て
ゆっくりと慎重に進む。

進むこと数百メートル。やっと、太平洋に達した。
そして目の前にトーチカがあった。
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太平洋戦争の敗戦濃厚な1944年(昭和19年)5月、アメリカ軍の本土上陸作戦に備えて造られた
ものだが、一度も使われることなく翌年8月敗戦となった、まさに無用の長物。

トーチカとは何か?何のために造られたのか?
この説明文は、内陸部(先の道路沿い)にあったもので、海岸には置かれていないもの。
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よく見ると、200m間隔くらいであちこちにある。
北を見ると。
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同じようなトーチカ。屋根は苔生して草茫々。
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南側にもある。
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霧で霞んでいるが奥は旭浜漁港の岸壁。
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潮風を浴びながらも花が咲いていた。

再び先ほどの道へ戻る。少し行ったら先の看板を発見。
海岸よりも200mくらい内陸部にも造られていたトーチカ。
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穴があいているところから大砲を撃ったり、銃を構えていたのだろうか?

70年前の戦争の傷跡が、今も残っていることを知る。二度と戦争をしてはいけない!
そのことを強く感じたのでした。

このあと、国道336号線、通称黄金道路を南西へ。
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トンネルが続く、まさに建設費用が莫大に要した道路。黄金を敷き詰めた道。
左のトンネルは以前のもので、現在は右のトンネルを通過する。
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こんな岩山を削って建設されたのか?
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というわけで、日高管内へ入る。
次に、荒波により線路が決壊して、今年1月から運休している日高線の駅を訪ねることにするが、
それはまた明日!



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