いよいよ3月も今日で終了、明日からは4月。学校は新学期が始まり、真新しいランドセルを
背負ったピッカピッカの1年生が通い始めますね。
社会人1年生の皆さんは、もう働いていらっしゃる方もいるでしょうが、しっかり責任感を持って
お勤めしていただけることを期待しています。
さて、3月上旬に旅した道内一周の鉄道旅は、釧路へと向かいます。今回の旅では、もっとも
東端の町です。もちろんさらに東に根室市がありますが、今回は時間の関係と時刻表を調べ
たら無理と分かり、釧路でもって折り返しとなりました。
根室本線の厚内駅から。

昨日は、秘境駅の上厚内駅を取り上げました。「廃村を行く」では、上厚内集落だけではなく
宗谷本線の雄信内(おのっぷない)駅も取り上げていました。
どちらも、駅の周辺には廃屋が数軒あって、いかにも廃村の雰囲気たっぷり。
上厚内は、また夏に車で訪ねたい場所の一つとなりました。
ここ厚内駅は、何度か車やバイクで訪問したことがありました。駅舎の左端には、スナックが
併設されていましたが、もうありません。漁業中心の数十軒の集落では、やっていけないの
かな?
太平洋側に出て、直別駅。ログハウス風の小さな可愛らしい駅舎。

続いて尺別駅。

ここは、北側へ向けた片屋根の木造駅は、かつて雄別炭鉱(尺別炭鉱)線があって、賑わった
ころの名残。
1962年に開業した尺別鉄道は8年で終了する。1970年廃止。
それは、当然炭鉱としての命が失われたから。
駅の周辺には、民家が数軒あるのみのここも秘境駅の一つ。かつては、8km離れた内陸部の
炭鉱には数千人が暮らした市街地があったが、それも閉山で消滅。
その炭鉱跡も、今年夏に訪問したい、と計画している。
6年前の公開された映画「ハナミズキ」の主人公、紗枝(新垣結衣)の実家として撮影された
住宅は駅のすぐそばだった。
音別駅で、少し停車。
ホームに出ると、対向するデーィゼル車がやって来た。

まだ午後3時前なのに灯りを付けている。曇り空と霧が深いからだ。

たった、1両のワンマンカー。もちろん非電化の単線。
秘境駅の古瀬駅。周辺には民家はまったく見当たらない。夏、車で訪問した時は原生林と
牧場。馬主来(ぱしゅくる)という地名と沼があって、どうしてここに駅が出来たのか?不思議な
駅のひとつ。

上り帯広行きのホームには、待合室もない。当然下り釧路行きのホームにもない。
やがて、白糠駅へ。
ここで20分の停車。そこで、駅の外へ。

池田駅以来の久しぶりの有人駅だ。といっても、駅周辺は殺風景。レストランがあったかな?
ホームに戻りラッセル車を撮影。

冬期間は活躍するんだな!と少し感動。人力には限界があります。やはり機械の力を
借りなくては。

そんな白糠駅を後にして次の駅へ。

西庶路駅、庶路駅、大楽毛駅とみんなアイヌ語の地名。
釧路駅の手前にある信号所で、またしばらく停車する。普通列車はこうやって次から次へと
後回しされ、結局時間がかかってしまう。

結局、帯広駅を12:44出発したが、釧路駅には16:14着。3時間と30分費やす。
210分だと、北海道新幹線を利用すれば「新函館北斗駅」から宇都宮駅に楽々到着できる。
まぁ、普通列車は急ぐ旅に使用するわけではないし、のんびり行くから楽しいのだけど。
最初から貧乏旅行。10290円で7日間旅できるのだから、これは超お得!
1日分が1470円。車で旅すると1日のガソリン代にもならない。車で行く場合は、平均すると
1日ガソリン代は2000円~3000円かかりますものね。
といっても、逆に冬の旅は宿泊代がかかる。出来るだけ安いホテルにしているけど、やっぱり
4000円台は支払う。
車だと、車中泊するからタダなんだけどね。
などと、ケチなことを考えていたら終着の釧路駅に到着。

さすがに、道東最大の町。人口は、17.4万人。かつては20万人を超えていた都市も大きく
人口減少。2010年から6000人以上も減りました。
もっとも函館市はそんなことを云っている場合じゃないけどね。何せ、5年間で13000人も
減少しているんだから。
2010年、27.9万人→2015年、26.6万人。(国勢調査 速報値) 中核市の消滅都市ワースト1。
非常にありがたくない1位です。
駅前を歩いてホテルへ行く途中に見かけたマンホール。

鶴の絵が描かれてるのは、やっぱり釧路湿原の丹頂鶴をイメージさせますからね。
啄木の詩もありました。
道内での啄木の軌跡は、函館、小樽、札幌、旭川、釧路とありますからね。
1908年(明治41年)1月、釧路新聞(現在の北海道新聞)に勤務していています。それも、わずか
に3か月。3月には上司への不満と東京での創作活動へのあこがれが募り、釧路を離れて上京
するのです。
「さいはての 駅に下り立ち 雪あかり さびしき町に あゆみ入りにき」

ここ幸町公園の付近で、真冬の寒々しい最果ての町釧路の3か月を暮らしたのでしょうか?
ホテルは駅から歩いて10分もかからなかった。ネットで見つけた朝食付き3900円のシングル。
セミダブルのベッド、もちろんバス・トイレ付き。

今宵は、ここでゆっくりと寝ることにします。さすがに尻と腰が痛くなってきた。列車にばっかり
乗っているから、あまり歩いていない。冬の旅は、自転車も乗れないし雪道だし運動不足。
駅を下りたら、寄り道してでも出来るだけ歩くことを心がけているんですけどね。
明日は、丹頂鶴と最大の目的の流氷を見るために釧網線(釧路→網走)へ乗車します。
果たして、流氷を見ることができるか?
それはまた明日!






































































































































































































