数日ぶりのブログです。いろいろと事情がありまして作成が出来ず申し訳ありません。
毎日は無理ですが、何とか春の旅完結まで書き続けて行きたいつもりです。
さて、仙台城跡の続きです。青葉山にあるので青葉城とも云いますが、正式には仙台城。
一体は青葉山公園となっています。

広い広い公園で、中には仙台出身の土井晩翠(どい ばんすい)の像も。

名曲「荒城の月」の作詞をしていますね。作曲は瀧廉太郎で、昔大分県竹田市を旅した時に
瀧廉太郎の実家を見学したことがあって、思い出しました。
歌の碑は、竹田市の岡城跡にありました。
哀切を帯びたメロディーと歌詞が特徴で非常に悲しげな歌ですね。

作詞の土井晩翠は、仙台生まれだったのです。

歌碑は、他に会津若松市の鶴ヶ城や岩手県二戸市の九戸城跡などにもあるそうです。
何度見ても飽きない伊達政宗公の像。

それにしても、ここから見る仙台市の風景は大都市そのもの、東北最大の都会であることが
分かります。もちろん東京と比べると小さいでしょうが、地方の人間にとっては大きな都会で
、交通量や人の多さなど驚きそのものです。
下に見える川は、広瀬川。「青葉城恋歌」でも「広瀬川流れる岸部~

というわけで、公園内を散歩。仙台城でゆっくりと過ごしランチタイムへ。

さて、仙台市の仙台城を見学した後瑞鳳殿へ。
ここは仙台藩主伊達政宗公を始めとした伊達家三藩主の霊屋がある場所です。

場所は、仙台城の下。仙台市都心の南西部、広瀬川の大きく蛇行した部分に挟まれた「経ケ峯」
にあります。
仙台城の駐車場から車で5分くらいか?無料の駐車場あります。
そこから歩いて坂道を登ること5分。入場料500円。

仙台藩初代藩主の伊達政宗公は、生前自らの死後、遺骸を仙台城下町万西武の経ケ峯に葬る
ことを遺言しています。
本丸のある仙台城の東方向で直線距離は約900m。
広瀬川が形成した河岸段丘の谷沿い、70mほどの高い険しい崖の上に位置しています。
政宗公は、江戸で1636年没します。三代将軍徳川家光の時代で幕藩体制が確立された頃です。
前年に参勤交代の制度が出来、翌年の1637年には島原の乱が起きている、そんな時代でした。

1931年(昭和6年)に国宝に指定されましたが、太平洋戦争末期の7月10日、アメリカ軍の
空襲を受けてすべて焼失しました。
そういえば、函館でも7月14日から15日にかけて空襲され、兵隊じゃない一般市民に犠牲者
が出ています。
それからひと月も経たない8月6日に広島、8月9日長崎に原爆が落とされ多くの人が亡くなって
いますね。
当時、1年でも早く降伏していれば原爆も落とされなかったのに・・・と思います。
サミットの後、オバマ大統領は広島を訪れる予定ですが、彼には大統領を辞めた後も核兵器廃絶
のために尽力して欲しいです。
そのためにも、広島で多くのことを学んで帰国してもらいたいです!

とにかく派手な建物で、色使いもカラフル。こんな色を出すのに何を使ったのだろうか?

亡くなった年の1636年に日光東照宮が完成しているから、恐らくそれを真似たのか?
色の使われ方が似ているような気がする。
3年前に訪れた日光東照宮は、豪華絢爛でとても神聖な霊廟とは思えなかったが、ここも
そう。

政宗公は、生前に日光東照宮を見学したかデザインを見ていたのか?
そんな気がします。

それほど派手な瑞鳳殿。

その周りには、殉死した家臣15名が並んでいます。

当時は、君主が死ぬと家臣は後追い自殺したのです。それでは、人が何人いても堪らない、
ということで4代将軍の家綱の時、1663年武家諸法度を改め殉死の禁止をしているほどです。
それだけ君主は神格化されていたのですね。
明治天皇が1912年亡くなった時にも陸軍大将乃木希典夫妻が殉死しているし、最近でも昭和天皇が没した
1989年1月7日に全国で自殺した老人がいましたね。
殉死、まさに後追い自殺です。


明日は、2代目と3代目の霊廟を訪れます。
それでは、また!
久しぶりに雨が降ってきて、
今週は道東を中心とした内陸部では、連日30度を越えるまるで夏のような暑さ!
でも、海に面した函館はせいぜい24度くらいで過ごしやすくなってきたこの頃です。
明日26日は、1年に1度のファイターズの試合がオーシャン・スタジアムで行われます。
雨が降らなければいいのですが・・・昨年は大雨で中止になりました。ガッカリ・・・
明日天気にな~れ































































































































































































































