今日は12月31日。2016年最後の日ですね。あと12時間ほど過ぎると新しい年である
2017年の幕開けで、当然年も1年取ります。
来年は、65歳という前期高齢者の仲間入りで時の流れを感じますが、もっとも本人は
高齢者と呼ばれることには、かなり抵抗をもっています。
なぜなら体も心もまだまだパワーがあるからで、「2017年も”ぼうけんの旅”を続けるぞ!」
の気持ちが大だからです。
といっても、若い時と違って無理は禁物、力をセーブしながらできるだけ何回も旅を出来る
ように、と思っています。
2017年、再び「春の旅」、「夏の旅」、「秋の旅」にご期待下さい!
さて、2016年「春の旅」総集編の23回目は、山形県置賜(おきたま)郡高畠(たかはた)町の
大聖寺(だいしょうじ)から。

日本三大文殊の「亀岡文殊堂」です。
昨日は、板谷駅で終えましたが、そこから国道13号線へ戻り西栗子トンネルを越え
米沢市市街地を過ぎて北上し、北隣の町である高畠町へと。
さらに少しばかり、宮城県境との山間部へ入った場所にあるのが大聖寺というお寺。
ここは、奈良県桜井市の安倍文殊院、京都府宮津市の切戸文殊と並び、日本の三大
文殊と呼ばれているお寺です。
つまり、亀岡文殊院は大聖寺というお寺のことです。

文殊とは何か?というと、知恵をつかさどる仏様=文殊菩薩を祀るお寺を指します。
ことわざに、「三人寄れば 文殊の知恵」とありますね。あれは、「凡人でも三人集まって
考えれば、知恵をつかさどる文殊菩薩に劣らないほどの良い知恵が出る、という例え」
(国語辞典 ベネッセから)です。

亀岡というのは地名。高畠町亀岡にあるからです。大聖寺は、正式な名で真言宗のお寺。
知恵をつかさどるから、合格祈願や学徳成就のための参拝者が多い。
創建は807年というから平安時代の初期。
知恵というのは、生きていくために必要なもので、だからか家内安全・商売繁盛・交通安全と
広く信じられています。
もっとも、訪問したのは4月だったので受験シーズンが終了したためか、受験生はいません
でした。

松尾芭蕉の句もあって
「春の夜は 桜に明けて しまひけり」と詠んでいます。
芭蕉は、山形では5月27日に山寺(立石寺)に立ち寄り、「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」
と有名な句を詠んでいますので、その前後かな?と思います。

なだらかな坂を登り、いくつものお堂を参拝しながら、本堂へ。
ここは「縁結び観音」。カップルが真剣に拝んでいました。
そして本堂へ。

本堂の正面、右側脇にある小さなお堂へ行きます。
かすれているけど、黒い墨で書かれた文字は「大黒天」。
大黒天は七福神の一つであり、福徳や財宝をもたらす神として知られる神として知られて
いますが、ここではその神が祀られています。

木の格子の中にある、まるでハチの巣のような木製の塊が見えますね。
両側には、ちょうど片手が入るほどの穴が開いていて両手でこの塊を持ち上げると
願いが叶う、と云われています。
そこで、チャレンジ。腕には少しは自信がありましたが・・・。
ところが、ちっとも持ち上がらない。重い!
手だけでは、上にあげることは出来ませんでした。願いは叶わないか、残念です・・・。

そんな場所が文殊山(552m)の麓にある亀岡文殊でした。
文殊と云えば、廃止になる福井県の原発がありますね。あれは、決して知恵を出した
わけではなく、悪知恵でもなく、単なる税金の無駄遣いをした知恵なし政治です。
ここの文殊とは、比べようなないアホ丸出しですね。
どうして寄ったのか?というと、旅の必需品である地図「東北10万分の1」の米沢市
周辺、高畠町に「亀岡文殊 日本三大文殊の一つ」と書かれていて、興味を持った
からです。

ここから北へ2kmほど行った場所にあるのが「旧高畠駅」。
ナビでは探せなくて、人に尋ねてやっとの思いでたどり着きました。

私鉄の山形交通の駅でしたが、この路線は1974年(昭和49年)に廃止されています。
奥羽本線の、今は新幹線も停車する駅である旧糠の目駅(現在の高畠駅)をスタート
して県境に近い山間部の二井宿(にいじゅく)駅までの10,6km、駅数9つ、全線電化の
路線でした。
1929年(大正9年)~1974年(昭和49年)まで45年間運行。
ここは糠ノ目駅から出発して3つ目の駅で、高畠町の中心部にありました。その証拠に、
町役場も病院も駅の近くにあります。
地図を見れば、名前を変えた(1991年、平成3年3月)高畠駅(旧糠ノ目駅)は、町の
外れに位置していて、山形鉄道が廃止され町の名前が消えてしまった高畠町には、
どうしても「高畠駅」の名が必要だったでしょうね。

それにしても、立派な石造りの駅舎です。地元の高畠石を使用して1934年(昭和9年)
に完成しているから、鉄道が敷かれてから14年後のことです。
今では築82年というから、驚きです!
当時は、数多くの乗客で賑わう大きな駅だったことでしょうね。

廃止された路線は「まほろばの緑道」としてサイクリング・ロードとして活用されて
いますし、桜が植えられて春は花見の道にもなっています。

公園内には、当時の機関車などが展示されています。
明日は、ここ旧高畠駅から新高畠駅へ、さらに道の駅「たかはた」で車中泊して
福島県へ行きます。
それでは、みなさん 良いお年をお迎えください!
来年が幸せな年になるように、祈ります。
では、また!来年!























































でした。大波乱を期待してたのですが・・・。




















































































































































