超強力な台風21号が四国へ上陸しようとしています(午前10時)。この後北上し北海道にも接近とか。台風に慣れない道民としては、とても心配です。何ともなければいいのですが、まずは外にある飛ばされそうなものを片付けるとか準備だけはしておきます。
さて、鴻之舞鉱山から約8kmほど紋別市よりに北上すると上藻別(かみもべつ)の集落へ到着します。
集落と言っても、住んでいる人はほとんどおらずこの建物があるだけ。この古めかしい建物こそ、国の登録有形文化財に指定されている旧上藻別駅逓所です。
駅逓所とは何か?というと、明治以降の鉄道開通以前の北海道だけの交通システムの中の一つで、
宿泊施設を兼ねた中継基地といえば分かりやすい。人だけでなく馬の休憩・食事もし、郵便物の配達、物資の流通もする、いわば究極の道の駅みたいな建物です。
道内に100か所以上ありましたが、現存するのはここを始め数か所のみ。根室管内の別海や中標津の上武佐で見たことがあり、ここで3か所目。ここは、内部も公開している貴重な場所です。

紋別市中心部から南へ23km地点になり、この道を南下すると鴻之舞鉱山を通過し、金八(きんぱち)峠(500m)のある金八トンネルを越えて丸瀬布(まるせっぷ)の市街地へと通じる道道305号線です。

金八トンネルは2009年7月に完成し、険しく厳しい峠越えは必要なくなりましたが、金八とはアイヌ語ではなく、その名に云われはあるのか?と調べてみたら、料亭の芸者さんの名前でした。
鴻之舞鉱山の金を運搬するには、石北本線の鉄道を利用した方が良く、丸瀬布駅までの道路開削は遠軽か丸瀬布かでしのぎを削っていた1927年(昭和2年)、近距離である丸瀬布に軍配があがりました。
この路線選定にあたって、料亭の美濃屋で働く芸者「金八」が調査に訪れた役人を、おもてなしして丸瀬布に決定したそうです。4年後の1931年(昭和6年)に開通式がある前、峠の名称を付ける際に陰の
立役者である金八の名が浮かび「金八峠」となったのです。
金八には、金が開くという末広がりで縁起が良いという意味もあって異論はなかったといいます。
駅逓所の前に置かれたお地蔵さんは、道中の安全を祈って造られたものでしょうか?

内部は無料ですが、志を入れて下さいとのカンパ箱があり、わずかばかりの寸志を寄付。
びっしりと、資料が展示されています。

開拓当時の資料や鴻之舞鉱山の資料を始め、鉱山で採掘されたさまざな石も。
因みに、鴻之舞の地名は、「コウノトリが舞うような場所」から名付けられています。

この菊花石はめずらしい。ホントに菊の花が描かれていますよ。

昨日紹介した映画館「恩栄館」の写真が右側にありますね。戦前(昭和13年)に2500人も収容出来た映画館とは、どれだけ大きかったことか。

外には、紋別と鴻之舞をつなぐ狭軌の鉄道もありました。狭軌とはゲージの幅が762mmで、JRの標準が1067mm、新幹線は広軌で1435mm。狭軌の鉄道は主に森林鉄道や軽便鉄道で使用されていました。

今は使用されなくなったサイロや馬小屋などもあり、鉄道開通以前は当時は牛馬が交通手段だったのですね。

鴻之舞元在住者の会の会長さんである林さん(1930年生まれの88歳)から本を「鴻之舞遺産を語り継ぐ」という本をいただき、いろいろなお話を聞くことが出来とても参考になりました。
林さん、ありがとうございました。足腰が弱っているとのことでしたが、お体大切にしてくださいね。

駅逓業務は1940年(昭和15年)に廃止され、その後は高地旅館として1949年まで営業、さらに住宅として活用された後に、上藻別駅逓保存会により修復され一般公開されるに至っています。

近くには、閉校された藻別小学校。校舎はまだまだ使用できる立派な建物のようですが。

その後は、オホーツク国道238号線を南下しコムケ湖へ。

ここのキャンプ場で宿泊しても良かったが、温泉に入りたく湧別町へ。

この日の宿泊場所は、道の駅、湧別町の「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」。
500円で入浴し、夕食はレストランでホタテ定食。

ということで、2日目終了。駅逓所を調べたら、道内には8か所あります。
道内の旅、またテーマが出来ました。「駅逓を訪ねて」も一つのテーマにしよう。
今日のコタローです。


駅逓業務は1940年(昭和15年)に廃止され、その後は高地旅館として1949年まで営業、さらに住宅として活用された後に、上藻別駅逓保存会により修復され一般公開されるに至っています。

近くには、閉校された藻別小学校。校舎はまだまだ使用できる立派な建物のようですが。

その後は、オホーツク国道238号線を南下しコムケ湖へ。

ここのキャンプ場で宿泊しても良かったが、温泉に入りたく湧別町へ。

この日の宿泊場所は、道の駅、湧別町の「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」。
500円で入浴し、夕食はレストランでホタテ定食。

ということで、2日目終了。駅逓所を調べたら、道内には8か所あります。
道内の旅、またテーマが出来ました。「駅逓を訪ねて」も一つのテーマにしよう。
今日のコタローです。




















































