函館発  ぼうけんの旅

旅が大好き!2013年4月から始めて「ぼうけんの旅」は今年で12年目に突入。 車中泊中心の貧乏旅行の旅、今年で72歳を迎えいつまで続けれるのか?今のところ体力・気力はバッチリ。 いよいよ「2025 年ぼうけんの旅」は4月「春の旅」からスタートです!

2025年が明け今年は73歳を迎えて、体力的には厳しくなってきている車中泊の旅。いつまで出来るのか?まずは75歳を過ぎるまでは続けていきたい!と。未知の地を訪ねて、行くぞ!軽バン一人旅の始まりです。

2018年12月


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12月31日の大晦日。天気は晴れで暖かい日より。今まで積もった雪も融けそう。
そんな皆さんが大掃除などで忙しくしている中、初もうで客を迎える準備中の函館市東部地区では一番大きな神社である湯倉神社へ足を運びました。
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階段を登る前に、横にある碑を見学。そこには、「湯倉の大銀杏」と「湯の川温泉発祥の地」碑が。
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これを読むと、すでに1617年には湯座があって、薬師仏が祀られていたとか。江戸時代の初期のことです。
1653年には、松前藩の殿様、松前氏広の小である千勝丸(せんしょうまる、後の9代藩主である高広)が不治の病にかかった時に、母の夢の中でのお告げにより、この地に温泉ありと知り湯治をさせたところ、見事に全快し喜び、薬師尊像と金の鰐口を奉納したといいます。
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明治2年の1869年、箱館・五稜郭の戦いでは榎本武揚始め傷ついた旧幕府軍の戦士たちが、ここで湯治したことも。もしかして、土方歳三も湯につかったかもしれませんね。
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それほど広くない境内も雪かきして、今晩からの参拝客を迎えようとしています。
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手水舎を見ると、完全に凍り付いて水が出ません。柄杓はあるけど、どうやって手を洗うの?
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これが御神木の「オンコの木」。説明文には、創建以前からあるというから370年ではすまされない。
およそ400年くらいの歴史があるオンコ、イチイの木です。
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神職が祭祀に用いる笏の材料として使われるとか。オンコは、どこにでもある樹かな、と思っていたけど、笏に使われるとは知らなかったです。
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ということで、明日は本殿と境内にある他の神様を祀る神社も紹介します。

今日のコタローです。
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今日が今年の最後の日なんだって?そんなことコタローは知らないや。
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明日からは2019年が始まるらしいけど、コタローも年を1歳取るということなのかな?
誕生日は、家のお父さんに無理やり6月1日にされたけど、ホントは覚えていないよ。当たり前だけど、母親が出産した日なんて、いつのことやら?大体6月の初めらしいとは聞いていいたけど、家のお父さんの誕生日に合わせたそうらしい。
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そんなことより、寝正月をいち早く迎えたコタローです。明日もぐっすりと寝たいなぁー。
皆さん、来年もよろしくお願いします!


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12月30日日曜日、天気は晴れ。今日1日雪も降らず、久しぶりに朝から太陽が顔を出してくれて、家の中にいる分においては暖かい日だったが、最高気温は0℃で道路に積もった雪は融けず凍結したままで、走りづらい。走る車もゆっくりゆっくりで、コーナーではより慎重に運転。日陰で角を曲がるときは滑る、滑るでおっかなびっくりの運転でした。

さて、1週間前の23日日曜日に北斗市へ行く機会があり、今まで知らなかったことなど撮影してきましたので、紹介したいと思います。
まずは、道南いさりび鉄道の清川口駅で下車すぐの北斗市役所。12月23日は、それほど雪も降らず駐車場もアスファルトが見れています。この後にどっと降雪があったのです。今頃は函館市内よりは、もっと積もっているはず。
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足元を見ると、北斗市のマンホールは旧上磯町の祭りである「かみいそ奴(やっこ)」をデザインしていますね。2006年2月1日に上磯町と大野町が合併し、北斗市へと。2018年の人口は46500人。
なぜ、北斗市の名が出来たのか?というと、市民の応募者から「北の空または北の大地に、さんぜんと光り輝く星=北斗星になるように!」との思いがあって、2つの町が一緒に立派な町づくりを進めて行こう!と名が付けられたのです。

因みに山梨県の北杜市は、同じ発音の「ほくと」ですが、2004年11月1日に出来ていますね。
山梨県内の明野村・須玉町・高根町・長坂町・大泉村・白州町・武川村の7町村が合併して北杜市となっています。さらに、北斗市は2006年3月15日に小淵沢町を吸収合併しています。
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今日は、上磯八幡宮を。創建はかなり古く室町時代というより、戦国時代へ突入した16世紀前半の1532年。この神社には、創建の100年後に、美濃の国の僧円空が観音像を彫り、残しています。

円空と云えば、今までも上ノ国町でもいくつか像を残していますし、せたな町の大成区太田にもありました。円空は、北海道の各地でその足跡があるのです。
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江戸時代末期は、この地は戸切地(へきりち)村と呼ばれていて、明治に入り函館よりの有川村と合併して上磯村へ。      
だから、ここ旧上磯町には戸切地陣屋(江戸時代末期に箱館開港に伴い、幕府の命により松前藩が蝦夷地防衛のために築いた国内最初の洋式城塞)という桜の名所があることが理解出来ました。

五稜郭よりも前に、洋式城塞が築かれていたんですね。
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本殿を覗いて見ましょう。
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初詣に備えて、準備しているのかな?大晦日の夜から正月三が日にかけては、多くの人が参拝しに来るのでしょうね。
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ということで、北斗市の第1回目は上磯八幡宮を紹介しました。これから不定期ですが、何回か北斗市の名所を紹介していく予定です。
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今日のコタローです。
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昨日、となりのおばさんからもらった猫じゃらしで遊んでいるコタローです。
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おばさんは、今までネコを5回飼ったことがある、と話していたけどその飼い猫はどうしたのかな?
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やっぱり、ネコの寿命は短いからおばさんの長い人生では亡くなったのかな?だって、そのおばさんは今年で80歳になった、って言ってたものね。つまり、5回飼ったということは、その間に5匹亡くした、ということなんだろうか?「もう、飼わない!」と云っていたね。だって、ネコの方が長生きしたら誰が面倒みるのか?ってなるよね。それにこれからじゃ、飼うのも体力的にも大変だからからね。
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そういう意味では、我が家では二人そろって60歳代後半だから、まだ20年近くは飼えるパワーがあるから大丈夫かな?パワーがなければネコは飼えませんよ。
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猫と一緒の生活は、大変だよ。まずは、毎日トイレの後始末。大と小の両方あるからね。
もちろん、家の中ではしっかりとネコのトイレにしてるよ。どこでもいい、なんてことは絶対にない!
コタローは清潔なんだよ。トイレにしかしないからね。そこのところは、しっかりと躾されているからね。
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でも、お父さんはいつも「臭い!臭い!」と鼻をつまんで処理しているよ。そんなに臭いのかな?
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明日は、大晦日だってね。2018年もあと1日。皆さん、風邪など引かずに元気に過ごして下さいね。
コタローは元気そのもの!明日も張り切って遊ぶぞー!


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12月29日土曜日、今日も早朝は晴れでも、やがて雪へ。昨日も降り続いていたけど、今日も同じで、
どれだけ降るのか?これじゃ、去年と同様に大量の積雪そして除雪に悩まされることになるのか?

12月なのに、早くも悩ましい!春よ、早く来てくれ!

そんな今朝6:50に新聞を取りに外へ出て見ました。日が差してこない午前7時前の空には、半月がクッキリ!空気が澄んでいるから、お月さんがとてもきれいに見えています。
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今朝まで降り続き積もった雪は、さらに30㎝。どれだけ降るのか?もういい加減終わって欲しいけど、
でもこれからが本番で、1月2月にさらにどっと降雪があることでしょう。

気温は太陽が顔を出す直前で、一番寒い時間。だいたいマイナス6度くらいで、昨日に比べると6度近く暖かい!?
暖かい、というのはウソです!もちろん、寒いのですが極寒ではない。コートやダウンを着ないでも撮影出来たので、特別寒いわけではありません。
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何せ、昨日はマイナス11.8℃まで冷えたのです。十勝地方の日本1寒い町である陸別町では、何と!マイナス23℃まで冷えましたね。ダイヤモンドダストが見えたそうです。

空気中の水蒸気が凍結し、空中で太陽の光に反射して美しく光る現象ですね。さすがに、マイナス10度前後では無理。20℃くらいまで下がらないと見れない厳冬期の現象です。

2年前の2016年3月に「冬の北海道を鉄道で旅する」で、滝川市で早朝マイナス20℃を記録、ダイヤモンドダストを見れました。真冬用の手袋をしていても指がかじかむし、頬を刺すほどの寒さでしたが、それはそれは美しいものを見れて、さすが極寒の北海道内陸部!
滅多に見れないものを見れました。

ホントは、網走で流氷を見たかったけど、前日まであった流氷はこの日は風で沖合に流されて遠くに見えるだけ。流氷は見れず残念でしたけど、7日間「東日本・北海道パス」を使って道内1周の普通列車の旅が出来て、楽しい旅だったことを記憶しています。
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家の前の道路もご覧の有様。午前4時ころに新聞配達の車が通過した跡が残っているだけ。その上にさらに積もっていますね。道路は毎日除雪しているにも関わらず、降雪があって今朝も1時間体を動かしました。体がなまる冬期間、除雪はいいトレーニングで筋トレも兼ねていますが、雪は軽いサラサラ雪。
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右の家は老夫婦のみ。左は10年間空き家。そのとなりは90歳を超えるおばあさんの一人暮らし。
奥に見える白い家は5年間空き家。その向かい側は駐車場。我が家の向かい側も駐車場。で、この通りで一番若い(?)のが私。一人でせっせと雪かきしています。

さて、今日のコタローです。
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昨日は、家のおばあちゃんに初めて会ったよ。聞くところによると、家のおばあちゃんは昨年11月29日に救急車で運ばれて以来、家には戻ってないそうで、コタローが家にもらわれてきたのが今年8月の末だから、一度も会ったことがないんだ。

93歳になったおばあちゃんは、75年以上前の戦前に陸上競技(おばあちゃんの自慢話は、10代終わりころに、国体100m走で決勝まで残った、といつも話しているんだ。)をしていたそうだが、さすがに足腰が弱っていて一人で歩くのはおっかなそう。だから、家のお父さんがそばで支えていたけど、今は老人ホームに入所中。昨日は久しぶり1年ぶりの日帰りの帰宅で、妹夫婦も来たし、プロレスラーのカツオ選手も来て、みんなでランチを美味しいそうに食べていたよ。
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お寿司をとってお昼ご飯を食べていたけど、寿司は日本1美味しいと云われる(家のお父さんの独断です)雷門寿司で作ってもらったもの。出前はしないけど、車でとりに行ったそうだよ。
何が美味しいかって、それは何せ道路を挟んで向か側が湯の川漁港。つまり目の前が漁場!
そこで獲れた新鮮な魚介類がすぐに調理して出されるんだから、まさに獲りたて!
ウニ、アワビ、カニ、カレイ、サケ、マグロなどなど。
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先ほど、斜め向かいに住んでいる80歳のおばさんから、「昔ネコを飼っていたので爪とぎと猫じゃらしがあったから、コタローにあげるね」と、リンゴと一緒に頂きました。ありがとう!おばさん!
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コタローは、初めてあった家のおばあちゃんに驚いたよ。年は93歳だって聞いて、そんなに長生き出来るんだ!と驚いたんだ。ボクは生後6か月で、まだ1歳にもなってないのに、あと92年と半年を生きるなんて想像つかないや。

長生きしてるね。コタローと一緒にあと7年頑張って、「目指せ!100歳!
おばあちゃん、100歳まで、いやそれ以上長生きして!
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寒い冬が続いています。皆さん、寒さに負けず雪にも負けず、新しい年を健康で迎えましょうね。
今年1年間、特に今年の後半、コタローを応援してくれてありがとうございました。
まだ、2018年が終わっていないけど、コタローは頑張るからみんなも頑張って下さいねー。
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朝6:50に起床し、新聞を取りに外へ出たら寒い!肌を刺すような痛さがある寒さで、滅多にないくらいの寒さ。朝のニュースを見ながら朝食。ローカルニュースで、函館の最低気温は今季最低のマイナス11.8℃と放送していてビックリ!道理で寒いはずだ!
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昨日からの雪もご覧のように、30㎝くらい積もりましたね。またも、朝から雪かき!

コタローも初の雪の上を歩いたよ!雪の上って、ふんわりしていて布団みたいだけど、足の裏が寒い!
冷たいよー!
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やっぱり、家の中が一番いいねぇ! 今日みたいな寒い日は、家に閉じこもっているのが一番だ!
寒いのは苦手だよ。
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じゃーねぇ!今年も残りわずかだね。皆さん、健康に気を付けて年を越しましょうね。


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12月27日木曜日、昨夜から降り続く雪は、翌朝になっても止まずどんどん積もり続けています。
日本海側各地で大雪で、交通に障害を生じています。新幹線は動き、飛行機は飛ぶのかな?
朝から雪かきに精を出すこと1時間、疲れました。何せ、我が家の通りは高齢者ばかりで、おばあちゃんたちは外には出ず家に閉じこもり状態。細い道の我が家の通り、大きな道路に出るまで雪かきしないと車を出せないのです。これじゃ、去年と同じようになりそう!

さて、コタローです。
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実は、家のお母さんからお話がある、というので神妙な顔つきで聞いています。
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それは、昨日のこと。コタローの育ての親のSさんから聞いたお話です。Sさんのお母さんが、コタローや生みの親(実の母)それとコタロー含め4匹の子猫を発見し保護した、ということは以前お話したよね。つまり、ぼくたちは野良だったんだ。
4匹は、それぞれ知り合いの家にもらわれていきました。それで、ボクはここの家に来たんだよ。

そのSさん、年末のコタローへのお歳暮を持ってきてくれたんだけど、その中で「コタローの兄弟の中で、真っ白い子猫を家のおばあちゃん(Sさんの母)が育てていたけど、9月に肺炎で亡くなった。」と話してくれました。
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コタローが生まれた時、兄弟が4人いたんだ。ボクは、一番手前だよ。その横に真っ白い子猫がいるでしょう。それが、9月に亡くなったブラザーだよ。
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生後2か月になっていない今年の夏に写したもの。手前の白がブラザー。ボクは奥にいるから分かるね。
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猫は、出産時期が大体春と秋の年2回。でも、時期が会えば1年に3回以上出産する機会もあるとか。
妊娠期間は、およそ63日から66日だから、2か月くらいで出産するんだね。
そして、一度に産む子猫は3匹から5匹が普通だって。ブラザーは、たくさんいるんだ。

冷たい言い方かもしれないけど、動物の世界はそうやってたくさん産んで、その中で丈夫な子だけが育っていくんだ。つまり、体の弱い子は自然淘汰されちゃう、という悲しい現実があるんだ。

人間の世界でそんなことがあったら許されないけど、人間以外の動物界ではそれが自然なことなんだよ。でも、ブラザーが亡くなるなんて悲しい・・・。
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外は大雪。降り続く真っ白い雪。ブラザーは天国へ行ったけど、その魂は雪になって地上に降りて来たんだね。絶対、忘れないよ!
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真っ白い雪を見るたびごとに、ブラザーを思い出すからね。
コタローは、白の分まで長生きするよ!
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昨日聞かされてショックだったけど、今日は元気だよ。なぜって、コタローはみんなのために元気でいるんだ!悲しんでばかりいられないよ。あと20年は長生きするからね!

明るいニュースもあったよ。
昨日の夕刊に「戌年でもネコに勝てず、ペットの飼育数が犬よりネコが多い」と。
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2016年までは犬の方が多かったんだね。それが今や逆転しネコ派が圧倒的。
仲間が増えてうれしいー!

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12月26日水曜日。今年もあと5日を数えるのみで、2018年も終わります。そして平成の時代も4月で終了。地元では、明治・大正・昭和・平成と4つの時代に商いをしてきた北海道の百貨店の老舗中の老舗の「棒二森屋」が、来年1月31日でもって閉店されます。

1869年(明治2年)に金森森屋洋物店としてスタート。森屋の名前は、創業者の渡邉熊四郎氏の出身が大分県森町(現在はありません)で、地名を採って森屋と付けています。

戊辰戦争の最後の戦いである箱館・五稜郭の戦いが終結し、サムライの時代が終わり新しい時代が来たことを悟った熊四郎は、これからは「洋服が流行る!」と思い洋物館を開くと同時に、洋風の小間物、食料品、砂糖の販売を始めます。

さらに、商才があったのか西洋文化が進むとみて、洋服の他に靴屋さんも開き、他に時計店や眼鏡店も開業していきます。

そうして明治20年代には、北海道随一の大商人と云われるようになったのです。
そんな棒二森屋デパートも150年の歴史にピリオドを打って、全館各階閉店売り尽くしセール中。
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横断歩道を渡ろうと、横を見たら北国にはよく置いてある「砂箱」。凍結した道に撒いて、滑らないようにするためです。ビニール袋に入ってたくさん置いてあり、歩行者・ドライバー、誰が使用しても構いません。
横断歩道に撒いたり、車道に撒いたり。
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横には、函館のシンボル的存在のハリストス正教会とバックに函館山の銅板絵。
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さて、どれだけこのデパートが時代の最先端を行っていた歴史があったのか?それはユーザーの声を聞くと分かります。
それは、市内外で約12万世帯に配布している広告紙の「青いぽすと」に掲載されていました。
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・「高校生の時に生まれて初めてボーニの食堂のドリアを食べて「その中にこんな美味しい食べ物があるのか!」と感動した。」(57歳 女性)
・「私が小・中学生だった頃のボーニさんは、道南や東北から大勢の修学旅行生が訪れる観光名所のような場所でした。学生帽を被った修学旅行生でひしめき合う館内はとても賑やか。道南を代表する百貨店代表だったんですね。」(73歳 女性)
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函館市民は、ここを「ボーニさん」と呼び、今井丸井百貨店を「マルイさん」と呼んでいます。それは今も変わりません。

・「1970年3月15日に108名の新入社員の一員として入社しました。入社当初は、包装紙の包装が出来ずに先輩女性社員から厳しくも愛情を持って指導され、家の帰って新聞紙で何度も練習したのが今でも思い出されます。」(72歳 男性)

・「高校を卒業してすぐに70人ほどの新入社員の一人として入社。30年ほど勤めた中でも印象の深いのは初売りの日です。アパレル服の福袋の販売の整理券を配ったのですが、当時では珍しかった前日夜中からの行列客がいて、催事場では身動きが取れないほど混み合い、閉店からずっとお客様が途絶えず、お客様の顔もきちんと見られないほどでした。」(51歳 男性)
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ご存じ、このマーク!
そう、ここにはラッキーピエロが入店しているのです。函館駅前店。
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解体されれば、ここも終わり。ラッキーピエロは何処かへ出店できると思うけど、店内のテナントは何処へ行くのだろうか?
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勤めていた時、駅前のビルで就職説明会があり生徒を連れてきて、その後にここでハンバーガーラッキーシェイクをよくごちそうしていたことを思い出します。
ご当地バーガー日本1に輝いている名物ハンバーガーです。

就職指導部にいたので、毎年市内外の会社を200社ほど訪問し、希望する生徒の売り込み。さらに、時期(9月中旬解禁)が来ると、受験会社に案内したり会社の担当者に説明したり、と。

終わった後に、ここで一休み。入社後1週間で辞めた生徒もいて、謝罪にも行っていました。
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店内には、トレードマークのシロクマのオブジェ。
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対になっています。
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今は、客もまばらで寂しい。
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帰りに、向かい側に出来た1階から4階までが商業施設、5階から16階までがマンションの「キラリス函館」へ。駅前の再開発ビルで、2016年10月15日にオープン。
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4階から駅前方面を写すと、左側に北洋ビル。北洋銀行の所有ですが、実はここ元は北海道拓殖銀行のビルで、建設したのは40年以上以前なはず。バブルの頃に拓銀は倒産し、北洋銀行に吸収された歴史がありますね。となりはホテル。
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2両連結でバリアフリーの電車「らっくる号」がやって来ました。最近は、電停に屋根が付けられて観光客に好評です。雨だと濡れっぱなしですものね。
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ということで、長い歴史を誇った棒二森屋デパート、残念ながら来年1月末を持って閉店となります。
市民の一人としては、「ありがとうございました!」と言うしかありません。

では、また!


今日のコタローです。
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クリスマスが終わって、あとは年越しを待つのみのコタロー。サンタさんからプレゼントされたお人形と一緒に遊んだり、家に来たお客さんをおもてなししたりして、一休み。

疲れちゃったよ。コタローも気を使うんだよ。そういえば、先日、ネコを2匹飼っている家に家のお母さんがカゴに入れて連れて行ったんだよ。ボクは、先輩のネコに挨拶したりすり寄ったりしたけど、全然相手にしてくれず、ショック!随分気を使ったけど、悲しいなぁー。
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あの時は、家に戻ったら気疲れでグッタリ。ストレスで一晩中熟睡していました。
いつもは、夜中には何度も起きて(別に夜尿症じゃないよ!ノコギリヤシのサプリメントなんか飲んでいからね)、お母さんの布団に潜って足を咬むんだ。だから、お母さんの足や手は傷だらけ。

朝は、真っ暗な5時ころから起きだして走り周り、立てかけていた物を落としたり、壁にキックしたりして、目覚し時計代わりになっているんだよ!

エライでしょう!
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あーぁ、疲れちゃったから寝よーっと。オヤスミナサイ。


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12月25日火曜日、天気は雪。昨日から降り続いていて辺りは真っ白。やっぱり、ホワイトクリスマスは素敵です。雪国ならではの光景で、眼に映る景色が白一色というは、癒されるもの。

冬は、雪が降らないと始まらない!寒いけど、これだけは雪国に住んでいる者の特権ですね。

さて、クリスマス・ファンタジーで賑わう西部地区の続きです。
ライトアップされた赤レンガ倉庫群を歩いて見ましょう。夕暮れに浮かぶ函館山の灯りが遠くに見えていて、とってもきれい。山への自動車道路は冬期間完全に閉鎖されていますが、ロープウェイは年中営業中で、特にこの時期はロープウェイの車体全体がライトアップされて運行中。
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それにしても周囲を見渡すと、カップルだらけで一人ぼっちはどこにも見当たらない!
後は子供たちを連れた家族で、どこを見てもほとんどがカップル。函館にこんなに若い人がいたの?と思っちゃう。
もちろん、観光客が大半だと思うけど、どうしてこれほど集まるの?
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もみの木妖精の教会」には、ひっきりなしに愛を奏でる若いカップルが出入りしていて、一人者には居づらい雰囲気。ここの周辺は、とても熱くなっていて氷を融かしてしまいそうで、まるで熱帯です。
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函館湾をクルージングするブルームーン号もライトアップ。
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とってもいい雰囲気で、これは寒さを忘れてしまう。自分が若いころにこんなイベントがあればなぁ!と思わず苦笑。昔、今から50年前は、こんなのなかったもんな。40年前だってなかったんだから。
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ラッキーピエロ・マリーナ末広店も、大勢の人たちで賑わっていました。ここへは何度も来ているが、いつも大勢のお客さんが行列していて、ギブアップ。並ぶのが好きじゃないので、30人もの行列を見ただけで、すぐに諦めちゃいます。
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若者が集う素晴らしい光景です。
ここに集うカップルには、絶対キューピットが幸運を持ってくること間違いなし!
全国の恋人たち集まれー!皆さんの熱気で雪を溶かし、冬を春に変えてしまって!
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うらやましいー・・・。
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赤レンガ倉庫群の突き当りの場所には、ラッキーピエロベイエリア本店と並んで、GLAYお薦めの「焼き鳥弁当」を販売するハセガワストアが。ここも店内はいっぱいのお客さんでした。

この近くには、たくさんのサンタクロース・グッズを飾っているラッキーピエロ十字街銀座店もあって、どちらも人気。
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一旦電車通りに出るために、二十間坂へ。
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電車道路沿いを歩いて日本1の坂の「八幡坂」の手前へ。
湾側には「旧安田銀行函館支店」の建物がライトアップされていました。
1932年(昭和7年)の建物は超レトロ。太い円柱は、まるで古代ギリシアのエンタシスのよう。
戦後は財閥解体で富士銀行函館支店へ、その後は「ホテル・ニューハコダテ」となったが、2009年には休館。
それを、京王電鉄と東京電力が大株主となっているリビタ(本社東京都目黒区)が、リノベーションし、ホテル「HakoBA函館 ザ シェア ホテルズ」として2017年5月26日にオープンして1年半が経過。
こんな素晴らしい歴史的建造物が、解体されずに残って再利用されてホントに良かったです。
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ホテルのある坂は八幡坂。ここを登ってみましょう。
このblogでは何度も紹介済みですが、日経スタイル「エンタメ!何でもランキング」で、
観光で訪れたい坂の名所ベスト10の堂々と1位に輝いたのが函館・八幡坂!
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何せ、2位の産寧坂(三年坂)~京都市、3位のオランダ坂~長崎市、4位の千光寺新道~尾道市、5位の月見坂(中尊寺)~岩手県平泉町、を抑えての1位なのですから!
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三脚を持参していないから、ぶれること、ぶれること。どんなに夜景モードで撮影しても、ズームしたら三脚は必要ですね。
だから、旧青函連絡船の摩周丸の遠景を撮りましたが、ぶれすぎてダメでした。
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最後に、1879年(明治12年)創業の日本最古の西洋料理店の一つであるレストラン「五島軒」の向かい側にある、元「港ヶ丘教会」をリノベーションしたレストランを紹介します。
素敵な建物ですね。
両側の建物は、函館市の伝統的保存建築物で、この周辺は伝統的建造物群保存地区に指定されていることが分かります。
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昨日と同じく、9月のコタローで、生後3か月くらい。まだ幼い表情のコタローです。
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イタズラをして背中をつままれています。反省! ゴメンナサイ!良いことと悪いことが分からないんだから勘弁して!
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この頃は、まだ体も小さく4角形の筒の中もヘッチャラ!
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その後、どんどんご飯を食べて大きくなったのです。当時は1㎏なく850gくらい。
今は4㎏へ。もっと、もっと大きくなるぞぉー!


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1998年にスタートして、今年で21回目を迎えたクリスマスファンタジー
先日、NHKテレビで放送されたのですが、実は日本のクリスマスツリーの第1号は函館だったことを知り驚きました。
そこで、これは見に行かなきゃ!と午後4:30から点灯する赤レンガ倉庫群にある、姉妹都市カナダのハリファックス市から送られたもみの木のツリーを見学に行きました!
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12月24日の現在午前12時は、雪が降って外は真っ白!まさにホワイトクリスマスになりましたが、前々日は道路に雪がなく、道路の片隅に除雪された雪が固まっているだけ。
天気も良くて、夕暮れの函館山がクッキリ!空を見上げたらお月さんはフルフェース・満月でした。
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二十間坂から続くイルミネーションの通りを横断して、赤レンガ倉庫群のある通りへ。
点灯したばっかりのクリスマス・ツリーの周りには、多くの人々がいて賑わっています。
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こちらの側には、スープ・バーのお店が何軒も立ち並んでいて、たくさんのお客さんが訪れています。
やっぱり、寒い時期だからあったかいスープを飲みたくなるもの。
このお店は、引き戸があって、寒さを防いでくれますね。まるで、屋台のよう。
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「揚げニョッキ入り じゃがいもスープ」だって!とっても、美味しそうですねぇー。
何人もの方が行列を作っていますよ。
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確か、全品ワンコイン。500円でお釣りがないように出店していると聞きましたが、リーズナブルでいいことですね。右にお皿に入ったスープの写真がありますが、これは暖まります!
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他のお店も行列!行列!ものすごい人出で、こんなにお客さんがいたのか!とこちらが驚きです。
時々、中国語も聞こえてきて海外からのお客さんも多いんだな!と。
アジア系だけでなく、欧米系のYOUたちも結構いますよ。
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ツリーの周囲には大勢の人が群がっていて、6:00から行わっるイベントを待っています。
今日は、誰かのコンサート?スケジュールを見て来なかったので、分かりませんが毎日何らかのイベントが催されているみたい。特に20日以降25日の最終日までは、有名・無名(?)なタレントさんたちなどで目白押し。調べてくれば良かったけど、最後までいるのも寒くてチョット辛いなぁー。
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でも、このツリーを見れただけでも幸せです。最終日が終わった後、このツリーから「幸せを呼ぶ<もみの木>」として、栞が作られるののです。
下の写真は、2016年の時に作られた栞で、手に入るのもラッキーなこと。もちろん、たくさん作ると思うけど、どこで買えるのか?手に入れることが出来るのか?知っていればそこへ行きたい!です。
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クリスマスツリーですが、ネットで調べると1874年(明治7年)、実業家の原胤昭(たねあき)が築地大学(明治学院大学の前身)で開かれたクリスマス・パーティーで飾ったのが最初、と書かれていました。

さらには、その14年前の1860年にプロイセン王国の施設オイレンブルグが飾った、というのが最初とか。

しかしネットには書かれていませんが、その前の1858年(安政5年)開港間もない箱館の函館山山麓にある実行寺(じつぎょうじ)にロシア帝国の仮領事館が開設され、同時に領事館付きのロシア正教会の司祭マアホフがやって来ました。初代領事はイオシフ・アントノウイッチ・ゴスケウイッチという、とても言いづらい名前の人。医師ゼレンスキーも一緒に来日し領事館員やその家族ら一行が軍艦ジキットで箱館の港に到着しています。どうやらその年の暮れに、そこでクリスマス・ツリーが飾られたそうです。

1860年には、元町の現在地(約2600坪)の土地、に当時日本で唯一のロシア領事館とその付属聖堂が建立されて、日本最初のロシア正教会のハリストス正教会が誕生しています。
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といことで、幕末の箱館で日本最初のクリスマス・ツリーが飾られた、のが正解だと思います。
函館は、クリスマス・ツリー発祥の地なのです!
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七財橋の上にも、多くの観光客がいてイベントが開催されるのを、今か今かと待っていますね。
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奥のホテル、ラビスタは花火大会も見れるし(クリスマス・ファンタジーの間、毎日花火が打ち上げられています。)、屋上には露店風呂の温泉まであるし、何よりも朝食日本1になったこともあるホテルなのです。
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ということで、函館はやっぱりクリスマス・ツリーが最も似合う町!といっても過言ではないでしょうね。

今日のコタロー。
実はツリーを撮影するにあたって、半年ほど使用してなかったカメラ(フジフイルムのFINEPIX S1)を持って行き撮影後、その中にもらわれたころの生後2か月過ぎのコタローが写っていて、それをアップしていますのでかなり若い!
今でも若い(生後6か月)けど、もっと若かった頃のものです。
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まだ、残暑の9月ころでしょうか?脚も短く高い場所へは飛べない。
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コタローは、まだ赤ん坊だよ。ここがどこかも知らないんだ。生みの親のお母さんは何処へ行ったんだよー。そして兄弟たちはどこで生きているの?
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ウロウロして、落ち着かない様子のコタロー。でも、まだ悪さは全然しておらず不安そうに歩き回っているだけ。
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点灯したクリスマス・ツリーとコタローは明日も続きます。
では、また!


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今日は12月24日の月曜日。でも祝日ですね。昨日の天皇誕生日が日曜日だったので、振替休日。
現在の平成天皇の最後の誕生日で、85歳。おめでとうございます!と同時にお疲れ様でした!

天皇のお言葉にありましたように、「在位している間、一度も戦争がなかったことがうれしい!」と。戦後73年間は、本当に平和な日本でした。世界中では、いつもどこかで戦争がありテロで多くの弱者が殺害されています。そんな恐怖がまったくない平和な日本で、生活していることが幸せなことです。

これからも、戦争のない平和な国であって欲しいし、世界中から戦争の言葉が完全に消えて平和な世界になってもらいたいですね!

さて、今日のコタローから伝言がありました。

実は、「コタロー、サンタさんからプレゼントないかな?」とblogで訴えていたところ、何と!
東京のサンタクロースさんからプレゼントが届いたのです。うれしいー!  
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左のサンタクロースの毛糸で作ったお人形がそう! 
うれしくて、うれしくて思わず食べちゃいそう!
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ペロペロ舐めたりして、これから遊び相手が出来て、コタローはチョー感激ー!
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カゴの中や床で遊びまくって、疲れちゃった!
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外は雪、吹雪いているけど家の中は天国!
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これからコタローはお昼寝します。東京のサンタさん、ありがとう!大事にするからね。
これからも応援お願いします!コタローは元気で遊びまわっているからね。
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来年の6月は1歳の誕生日。コタローは、大きくなるぞぉー!ライオンみたいに大きくなって吠えまくるんだ!ガオッー‼ ガオッー‼ って。
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じゃ、みなさん メリークリスマス!

外の世界は真っ白で、ホワイトクリスマス!世界中の猫たちが幸せになりますように!

それと、人間たちも肌の色が違うとか、宗教が違うとかでケンカなどしないで!
みんなで仲良く暮らそうよ!それがコタローの願いだよ!


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12月23日日曜日、天気は曇りで12月にしては比較的暖かい気候、道路はまったく雪がなく走りやすい。
明日は、3連休の最終日でクリスマス・イブ。雪のないクリスマスを迎えそうです。
今日のスポーツは、高校駅伝、有馬記念など今年最後のテレビ観戦。その中でもラグビー・トップリーグの入れ替え戦で、甥が所属するチーム日野レッドドルフィンズが、21-11で勝利し、残留が決定しました。相手は、かつての強豪の近鉄ライナーズ。しかし、最近はトップリーグの下のグループであるトップ・チャレンジに所属(サッカーで言ったらJ2)。日野は下位4チームだったので入れ替え戦へ。でも、何とか勝利して良かったです。来年もテレビ(CSのJスポーツ)で応援できますからね。

さて、朝市の続きです。もう一度戻り魚屋さんを歩くと、シマホッケ紅鮭が。でも、値段は高い!
キンキが1枚2300円、シマホッケが1枚1300円、北洋産の紅鮭に至っては切り身のパックで3780円で、1本だと1万円を越えていますよ。
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こちらは甘口紅鮭が9000円とか6000円。何が違うのか?腹にイクラが入ってるとか?
塩カズノコが3個入って1200円。正月に食べるものらしいけど、個人的にはそれほど好きではありません。
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がごめ昆布を削っていますね。がごめ昆布とは、函館周辺でしか獲れない希少な昆布で、表面が凸凹で、「かごの目」のようなところから、「がごめ昆布」と呼ばれれようになったとか。
特徴は、とろみ。粘りがあるところから、とろろおぼろに最適。
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数の子の入った松前漬けや刻みがごめ昆布、とろろ昆布、がごめ昆布茶、最近はサプリメントとしても売れています。
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もう一度、イカの釣り堀コーナーへ戻ると、先ほどよりも人出が多い。ランチタイムに近いからか、中国語を話す人たちが圧倒的!ボリュームのある大声では話すから、ほとんどの客が中国人か!と思っちゃいます。
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ところが、地元野菜のコーナーへ行くと、閑散としていてお客さんも地元の方のみ。
そうでしょうね。野菜だったら、観光客は買わないですね。昆布も置いてるけど、人は来ていません。
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朝市を出て、来年1月に閉店となる地元老舗のデパート「ボーニ森屋」へ。
写真は別館のアネックス館で、1982年(昭和57年)に建築されています。こちらの建物は、3年ほど長生きできそうですが、奥の本館は取り壊しされるといいます。
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こちら側に本館。1937年(昭和12年)に、創建坪1500坪、5階建てでスタート。
1937年は、7月に盧溝橋事件が起きて1945年まで続く日中戦争が始まった年でもあります。11月には日独伊三国防共協定が締結され、12月には南京大虐殺があり、日本が長く続く戦争を開始した頃です。
そんな時代に、函館では華やかなデパートが建てられたのですね。
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その後、戦後の1954年、1955年、1956年、1961年、1966年、1974年と6度にわたって増築されて今日に至っています。
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ボーニ森屋150年の歴史は、1869年(明治2年)戊辰戦争の最後の戦いである箱館・五稜郭の戦いが行われた年で、戦場となった箱館にいち早く洋服の時代がやって来ると見込んで、大分生まれの豪商渡邉熊四郎金森森屋洋物店を創業した時から始まります。
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1889年(明治22年)には、棒二萩野呉服店が出来、両社は1936年(昭和11年)に合併し、棒二森屋となるのです。
ということで、次回はこの150年の歴史があるボーニ森屋百貨店をもっと詳しく紹介したいと思います。
では、また!

今日のコタローです。
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コタローは、もう大人だよ。ネコは生後半年を越えたら、成人したのと同じなんだよ。
でも、人間たちはいつもおもちゃ扱い。ボクはおもちゃじゃないぞ!ネコにも生きる権利があるんだ!
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でも、人間たちとコミュニケーションが取れないな。言葉を話せないんだ。人間が考えていることは、だいたい人の顔の表情を見れば分かるよ。怒ってるか、喜んでいるかは分かるんだよ。
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でも、コタローは一人では生きていけないな。一人じゃなくて一ネコとしてだけどネ。この寒さの中で外で野良としては無理。やっぱり、家の中でぬくぬくとのんびり過ごすのが一番かな?
毎日ご飯も出してくれるしね。
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ボクも少しは考えているんだ、ということが理解出来ましたか?あーぁ、眠くなっちゃた。もう、寝ようーと。

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12月22日土曜日、今日は日照時間がもっとも短い冬至。天気は晴れで、最高気温はプラス7度。暖房を止めても大丈夫なくらい暖かい日。今日から3連休で、函館市内にも多くの観光客が来ていることでしょう。

新聞を読んだら、「北海道ふっこう割」を使って湯の川温泉の高級旅館に宿泊している人が、多いといいます。道内旅行代金が最大で7割も補助される!復興割を活用して、普段は手の届かない高級な旅館を予約していて、25日まで開催される「はこだてクリスマスファンタジー」や年末年始の宿泊を目当てに、今月末は例年以上に観光客数が見込まれる、とのこと。

1泊2食付き3.5万円の部屋が1.3万円で宿泊できるのだから、これは便利このうえなし!
これを機会にどんどん観光客が増えて、函館にお金がたくさん落ちてくれることを祈ります!

さて、中国語を話す人たちでいっぱいの朝市の続きです。
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蟹鍋セット2~3人前が5800円。これって、普段食べたことがないから、高いのか安いのか分かりません。地元なのに知らず、申し訳ないです。海鮮丼が1100円、これは安そう!3種類を選べる丼で、ウニは1番手、2番にはイクラか手に入りにくくなったイカ?またはホタテ?と考えちゃうな?

牡蠣、ホタテ、ホッキガイともに地元産です。
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アワビは高い!イカ焼きが1500円!やっぱり、観光客向けの価格。地元の方はここでは買わないし、ここで食べないでしょう。地元の方たちは、別な場所、例えば駅から歩いて10分ほどの新川町の自由市場か駅前から市電で15分の堀川町IMG_2559にある中島廉売辺りで買うのかな?






























今日の記事にあった日本銀行函館支店が発表した道南経済概況では、胆振東部地震の影響で落ち込んでいた観光が持ち直してきているとのこと。支店長は「クリスマスファンタジーの時期か、遅くとも春節までには前年並み」と。良かったです。やっぱり、函館は観光で持っている町なので、観光客が来なくなったら、それこそ死活問題ですから。
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ただ、心配なことは「スルメイカの記録的不漁が続いている」とのこと。イカの町函館はピンチです!
それとも、同じ軟体動物の頭足類であるタコに変える?タコの町函館!チョット変!?

そう考えて歩いていたら、水槽の中に何やら怪しげな軟体動物が泳いでいて、よーく見るとタコ!
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テレビで何度も紹介されている巨大タコ!重さは何キロか?
答えは、何と33㎏もあるとか。すごい重さで、どうやって獲ったのか?吸盤に吸い付かれそう!
タコは、函館市のマンホールにも描かれていて、市の魚にもなってもおかしくはないけど・・・。

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松前漬けは、ご飯が進む美味しいおかず。スルメ、昆布、数の子とすべて地元産のものを使っていて、熱い炊き立てのご飯にぴったり!我が家の息子たちは、帰省するごとに買って帰ります。

「白い恋人」よりも、「松前漬け」の方が喜ばれるそうなんです。東京でも売っているとは思うんだけど、でもやっぱり地元で購入した方が安心・安全だからかな?それに安いしね。生産している水産会社で買うと安いですよ。
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メロンやトウモロコシまで売っていますね。
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右の看板「いか釣り体験 釣って食べよう!!」とあるけど、恐らくやってないでしょう。
何せ、獲れていないのだから。
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ということで、大勢の観光客で賑わう朝市でした。朝だけではなく昼間までは賑やかですが、さすがに夜は営業していないでしょうね。
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昔の青函連絡船であった摩周丸が係留されている、旧函館桟橋とバス駐車場。多くの中国人または台湾人たちは、観光バスで訪れています。もちろん個人で観光している方もたくさんいますが。
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摩周丸の裏側ですが、現在ここに海外からやってくる大型クルーズ船の桟橋を建設中。ここで停泊すると直接歩いて市内観光が出来ますからね。
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ここの広場は、夏場はさまざまなイベントに利用されますが、冬場は何もなくもったいない。何かに活用すればいいのに、と思うけど。
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摩周丸のそばには、イカ・モニュメントが。夏の間は、よく観光客の撮影場所になりますが、冬は誰も来ない。
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ともえ大橋の高架橋の内側はホテル建設ラッシュ!このままいけば、この周辺は10数階のホテル群の町になりそう。
地元資本の函館国際ホテルは、それに対抗してか昨日新たな別館をオープン。
これだけホテルがあると、人手不足になるんじゃないか?と心配する声もあるくらいです。
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今日のコタローです。
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外を見つめるコタロー、真剣な顔つきで何を見ているのか?雪が降っているわけでないし、鳥たちが餌を食べてもいないし。
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ボクだって、一人(一ネコ?)で思いにふけることだってあるんだよ。この先、どうやって生きるのか?去勢された今、ボクは恋が出来るのか?仲間が欲しいし、恋人(恋ネコ?)だって欲しいよー!
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恋ネコ募集中! 婚活しようかな?

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12月21日金曜日、天気は曇りで気温はかなり冷えていて、今日1日真冬日になりそう。
道路の雪は先日の雨でほとんど融けているが、除雪して脇に積もった雪は汚い氷になって堆積していて、見た目見苦しい光景。
でも、これが雪国の日常で、一部残った氷と化した雪の上に、さらに雪が積もると道路は凸凹し走り辛くなり、怖い思いもすることあり。いっそ、新雪が積もってくれた方がいいのだが。

そんな昨日、用があって半年ぶりに津軽海峡フェリー乗り場へ行きました。今年利用したのは、6月の「佐渡の旅」。行きは青函フェリーで、帰りはネット予約して安くなって津軽海峡フェリーを利用。
その時以来の乗り場です。

到着した時間は、11時ころで港には11:20着の青森発の「ブルードルフィン」の姿が見えました。
ブルードルフィン、文字通り「青いイルカ」。運が良い日には、イルカがフェリーと並行して泳いでいる姿を見ることができます。イルカが見れる津軽海峡、だから船体には青いイルカの絵が描かれていますね。
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津軽海峡フェリー函館ターミナル。一部4階建ての総ガラス張りの建物は、2階、3階が24時間オープンで、夏場自転車やバイクで旅する若者で寝泊していることも。ここを拠点に、函館観光するみたいです。1階と2階にレストランあります。
函館駅からは約5kmくらい北に位置し、一番近い駅は道南いさりび鉄道の七重浜(ななえはま)駅
駅からは国道228号線を南下して1kmほどの距離。
もっとも、フェリーターミナルからはJR函館駅行きのシャトルバスが出ています。所要時間20分、片道料金は320円。
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こちらは、12:00に青森へ向けて出航予定のブルードルフィン2号。車なしの乗客は、ボーディングブリッジ(搭乗橋)で、ターミナル3階から直接フェリーに乗り込めます。

ブルードルフィン2号は、最新型で全長137m、総トン数7003トン、旅客定員数586名、速力は20ノット、積載台数はトラック65台、または乗用車200台。

この船には、スイートルームよりもさらに豪華なプレミヤ室があって、定員2名の1室のみ。閑散期の料金は一人当たり12340円。スイートで4940円だから異常に高い!わずか3時間40分の船旅で、一体誰が利用するのでしょうか?
220分で割ると、1分当たり56円。セコイ計算だけど、やっぱり高い!
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ちなみに、繁忙期の年末やG・W、お盆の時期はプレミヤ室は17730円に値上がりします。
最も安いスタンダード、いわゆる2等席は閑散期2220円、繁忙期が3190円だから、全然違う。
私は、2等しか利用したことがありませんよ。220分で割ると、1分当たり10円。安い!

カップルが鳴らす愛の鐘。自分には、まったく関係ない!勝手に鳴らしてちょうだい!
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貨物トラック専用だった武骨な青函フェリーとは、船室内部はまったく違います。客室というより、ただのカーペット敷だけの不愛想な青函フェリーに対し、豪華装備の津軽海峡フェリー。プレミヤ室やスイート室だけではなく、ファースト室、コンフォート室があって、一番下がスタンダード。

別にベッドで寝なくても、3時間くらいだったらカーペットで十分だもんね!
いつもの車中泊の旅では、マットの上に寝袋に寝ているんだからどこでも寝れますよ!
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となりの埠頭を見たら、ナッチャンWorldが停泊中。姉妹船には、ナッチャンRenaがありますね。
双胴船の高速フェリーで、赤字続きで手離し、2014年防衛省が大災害に備えるという名目で、3億5千万円で借り上げていて、防衛省の活動時期以外は地元で就航しています。

クルーズ船として企画されたり、今年は2月函館港での花火大会を組み合わせたディナークルーズ船として運航したり、8月には青森ねぶた祭ツアーで6年ぶりに津軽海峡を渡ったそうです。
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オーストラリアの造船会社で建造されたもので、総費用は90億円だとか。最盛期2008年には、青森・函館間を夏の間1時間45分で、冬の間は2時間15分で結んでいました。料金は結構高かったような!?

昔、オートバイで本州をツーリングした時に一度だけ利用したことがありましたが、結構揺れたことを記憶しています。双胴船で超高速だから、かなり揺れが激しく冬場は欠航が相次ぎ、燃料費の高騰もあって手離したみたい。

ご覧のように、船体の下が空いていて海が見えますね。
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ターミナルビルの3階からの遠望。道南最高峰の横津岳(1167m)の山頂は雪。かつては、スキー場もあったけど、雪不足で閉鎖。
駐車場に積もった雪もほとんどないですね。その代わり、残雪は氷になっています。
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本州へ旅する車はほとんどなく、貨物輸送のトラック便だけが列をなしています。
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ということで、久しぶりに津軽海峡フェリー乗り場へ行って来ました。

さて、今日のコタローです。
真剣に見つめる先は、庭のえさ場に集まるハトやスズメたち。小さな震えるような声で「ルルルー」とか「ニャー」とか、聞きづらい猫声でつぶやいています。
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昨夜のコタローのあくび。
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だって、眠いんだもの。もうすぐクリスマスだけど、サンタさん家に来るかな?
一人ぼっちのボクにプレゼントあるかな?
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12月20日木曜日、天気は曇りだがかなり寒い。昨日に比べて、気温は低く外に出ると肌寒い。
さて、函館朝市の続きです。巨大屋内市場から外へ出て見ると、また別な市場が軒を連ねていますね。
奥に見えるのは、ホテルの建設現場で2020年までには、高層ホテルが何軒も出来ます。それだけ、観光客の需要があるということなのでしょうね。
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右側に夕張メロンのお店が見えますが、今や夕張の特産はメロン!石炭の時代ははるか以前に終了し、道内では一時期観光地としての石炭の歴史村が流行したこともあったけど、それもジ・エンド。
夕張は、メロン栽培でしか活路を開けない、それだけ落ち込んでしましました。東京から出向して来て市長にまでのぼり詰めた37歳の若き鈴木市長の構想は、人口5000人程度のコンパクト化です。
それは、過去最大12万人、現在8000人にまで落ち込んだ夕張市がさらに3000人も減少するという、最悪の状態まで想定しての未来図。

しかしその鈴木市長は、今来年の知事選挙での最大の候補者となっています。夕張どうなる?このままいけば、メロンどころではなくなりそう?高齢化が顕著な町で、これまた日本の将来かも?
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塩干市場とは?干し物で、例えば函館名物のスルメが代表的。他にもいろいろ、ホタテサバ、サンマ、カレイ、ホッケなども。
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きくよ食堂」は、戦前からある知らない人はいない、ほど有名な食堂です。
それにしても、中国人が多い。彼らは本土から来ていて、台湾人ではない。聞けば、千歳に上陸後札幌・登別温泉・洞爺湖などを観光バスで周遊して函館へ来ている人といいます。帰りは函館からの直通便がないから、千歳へ戻るのかはたまた成田か羽田へ行くのでしょうか?
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建物内にはイートインできるコーナーも設置。もちろんWiFi完備は観光地の常識。
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ラーメン、チャーハンなど中華料理もあるし、海鮮類も豊富なメニュー。
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こちらは、カニ専門店の通り。
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このおじさん、毛ガニを取って子供に見せ、頭にかぶっている帽子を取って「オレの頭には毛がニー」なんて、親父ギャグ!思わず苦笑!
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ウニにイクラ、アワビにホッキガイ、カニは水槽から抜け出そうとしているものも。
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タラバカニ、漢字で書くと鱈場蟹だったとは!知らなかった。
活的帝王蟹~意味は、生きている蟹の王様、あたりかな?
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黄色いダイヤモンドと呼ばれていた数の子、ホッケも。
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左は自家製のイクラの醤油漬け。右はウニ
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干したホタテの貝柱たこわさび松前漬けも。ご飯がたべたくなります!
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となりには、ちゃんと用意してありました。左上の「シマホッケ定食」なんて美味しそう!
右上のタコの刺身も。七色丼って、何々が入っているのかな?
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ということで、まだまだ見飽きない朝市でした。明日も続きますよ!
では、また!

昨夜のコタローです。
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コタローは、知っているよ。ネコに関するもっとも有名な本が「吾輩は猫である」ということを。
夏目漱石という、確か昔千円札に描かれていたおじさんだよね。今は誰でしょうか?
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今の千円札は、野口英世だよね。

本の中では、「吾輩は、正月に雑煮を盗み食いして、初めて餅を咬んだら歯が動かなくなって大混乱!」という話があるけど、ネコは餅を食べないよ。この歯じゃね!

どうじゃい!虫歯一つない立派な歯だよ!歯のコンテストに出れば優勝間違いなし!
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12月19日水曜日、天気は雪。それでも午後には晴れて、暖かい日差しが窓辺に降り注ぎます。やっぱり、今年は暖冬なのかな?昨年は史上最高の降雪だったので、その反動なのかも知れません。

さて、函館駅を出てすぐ横にあった「旧函館駅所在地」の碑。
20世紀が明けて間もない1902年(明治35年)12月10日、函館に待望の汽車が走りました。
それは、地元の資本である北海道鉄道会社(通称 北鉄社)が、函館駅から現在の新幹線駅である新函館北斗駅がある本郷駅(旧渡島大野駅)までの16.7kmを開通させたのです。

もっとも、当時の函館駅はここではなく1.2km北にある亀田駅だったことは、昨日お伝えした通りです。
12月10日は、道南・函館における鉄道記念日なのです。それまでは、馬車で4時間余り、それが蒸気機関車でわずか39分、便利になったものだ、と大変喜ばれたといいます。
因みに、運賃は1等53銭、2等36銭、3等21銭で、どのくらいの価値があるのか分かりませんね。
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2年後の1904年(明治37年)10月15日には、函館駅から小樽駅まで開業し、翌年には北海道炭礦鉄道の札幌駅、旭川駅とも結ばれています。
1907年にはこれらは国有化されて、翌年の1908年3月にはついに青森との間に客船「比羅夫丸」が就航し、青函連絡船の基礎が築かれたのです。
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ウーン、函館駅の歴史が分かったところで、朝市へと出かけて見ましょう。
まずは、地図をご覧ください。駅の南西側にありますね。
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最初に、どんぶり横丁市場へ。ここは、新鮮な海鮮類などを提供する食堂街で、ランチタイムにはたくさんの観光客であふれています。
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入って見ましょう。話す言葉は、かなり中国語が多く日本語が逆に少ない。ここはチャイナですか?
と勘違いするほど中国人がいて、それは函館と毎日2便ずつ飛行機が飛んでいる台湾だけではなく、本土やマカオ、香港、シンガポールなど多くの中国人が訪ねてきているからです。
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彼らと英語で話して見て分かりましたが、函館とは直通便がなくても千歳に到着後、札幌から鉄道やレンタカー、長距離バスで南下して函館へ来ている、といいます。だから、今年は特にアジア系のYOUたちをかなり見かけるのですね。
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今年9月6日の地震で韓国からの旅行者が激減した、とのニュースがありましたが、しかし他のアジア圏からの旅行者が増加、このメニューも英語・中国語で書かれていてそれだけ需要があることを示いしていますね。逆に、ハングルで書かれたメニューが消えましたね。
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そういえば、我が家の近くに「日本語学校」が出来て、最近は数多くのアジア系YOUたちが通学しています。東南アジア系の顔立ちからイスラム圏の顔立ち、女性はスカーフを被っているから分かりますね、さらにはアフリカ系の人たちまでいて、それだけ日本に来ている人が多いということですね。

我が家の近所の4階建てマンションは、野口観光のホテル「啄木亭」で働く中国人の女性たちの宿泊施設で、夏場は彼女らの声が聞こえるし、近くのスーパーや生協へも買い物にきています。
それを見ると、函館にも数多くのYOUたちがいるんだな!と。
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普段は、函館の人間でもそう食べない海鮮もの。せいぜい、ホッケの開きくらいかな?
たまには食べますけどね。そういえば、11月3日のblogでは、知内の5食限定の贅沢ランチのホタテ尽くし定食を紹介しましたけど、いつも食べているわけではありませんよ。

でも、産地が近いとか、生産者の知り合いがいるとかで、かなり安く手に入ることは確か。やっぱり、新鮮でかつ格安で食べれることは、地元の利。ホームの良さですね。アウェイでは、旅行者価格になってしまいますものね。ということは、私はここでは食べません!ね。

となりの朝市へ。
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横には、朝市発祥の地の碑が。
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中へ入って見ましょう。ここも中国語ばかりが聞こえるし、店員さんも片言の中国語で対応中。
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買い物しているほとんどの客は中国人、または台湾人。
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中央広場にあるイカ釣り場。イカのモニュメントがあって、いつもはここでイカを釣り上げて食べる、そんなニュースがよくテレビで紹介されていますが、さて?
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何と!「本日は不漁のためイカ釣りは臨時休業致します」の貼り紙が。となりは「活いか釣り堀」は終了しました」と。
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実は、イカの町函館は最近イカが全然獲れていないのです。絶不調のイカ釣りで、だから、観光客へ提供するイカはまったくと云ってもないのです。

函館名物のイカソーメンイカ刺し(イカの刺身)やスルメ、イカで作った徳利とか、塩辛とか、まるで函館の夏祭りの「イカ踊り」で登場するイカ尽くしですが、それらは価格が高騰し手に入りにくくなっていることは事実で、本当にイカが獲れてないのです。と函館の人は悲鳴をあげています。

釣り堀の船も、カバーがかけられたままです。
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でも、それ以外の商品はたくさんあって、いろいろなものが売れていますね。珍味は、イカだけはないですからね。
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ということで、朝市面白いですね。明日は、外に面した朝市へと出かけ紹介いたします。
では、また!

今日のコタローです。
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何かにおびえているようなコタロー。それは、ソファーの上に置かれているクッション。
猫の顔が描かれていて、コタローに似てなくもない。巨大なネコの顔に驚きおののいているのです。
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へッ!何だあいつは!ちょっと怖いけど、無視しちゃおう、っと。我が家ではコタローは最強なんだよ。邪魔する奴はシカトしちゃうぞ!
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明日は、コタローが勉強したことを紹介するね。コタローは学ぶことも出来るんだよ。頭は悪くないんだからね。少しは賢くならないとね。

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12月18日火曜日、朝から激しく雪が降っています。昨日は、雨が降った後で雪が融けてビショビショ状態だった道も、今日は銀色の世界へと様変わり。しかし、前方が見えないくらいの降り方で、これは積もりそう。また真冬に逆戻りです。

昨日、久しぶりに函館駅と朝市へ行く機会がありましたので、もちろんカメラ持参で。
午前10時ころの函館駅です。

2003年(平成15年)オープンした5代目函館駅は、連絡船を彷彿させる形とか。
函館駅は、現在地よりも1.2km北の海岸町に、20世に入ったばかりの1902年(明治35年)に開業しています。今年で116年目を迎えますね。

明治35年は、日清戦争に勝利し日露戦争に備えた2年前のこと。日英同盟が締結、ロシア帝国との戦いを準備していたころです。だから、函館を「東洋のジブラルタル」と化し、函館山に津軽海峡に睨みをきかせる要塞を築いたのでしょうね。
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新幹線が開通した2016年3月、ものすごい人出だった函館駅周辺。観光客は、当然函館駅へとやってきました。何もない新函館北斗駅で下車する人はほとんどおらず、スカイライナーで15分の函館駅へ。当時の電車は、超満員の通勤ラッシュ時のような混みようだったといいます。

駅の正面を見ると、中央右側に「」の文字が見えますが、それは前々回紹介した赤レンガ倉庫群の創始者である豪商渡邉熊四郎さん創立の金森森屋洋物店の未来図のマーク。その後、金森森屋百貨店へ発展しますが、1936年(昭和11年)に棒二萩野呉服店と合併し、翌年函館駅前へ「棒二森屋百貨店」としてオープンしたのが、赤茶色の建物です。

昭和50年頃までがピークでしたが、ところが悲しいかな、その後人口の市内北部への移動や郊外の大型駐車場を備えた専門店に客を奪われ、ついには来年1月に閉店することになったのです。
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商店街はシャッター通りへ、空き地も目立つ駅前商店街。ところが、新幹線開通と外国人観光客の激増が今度は駅前周辺をホテル街へと変身させたのです。次々とホテルがオープン。
おなじみのルートインホテルと道路(国道5号線の起点となる函館駅前)の向かい側に、地元資本のホテルが立ち並びます。
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さらに、駅の北側には大資本の大和ハウスの高層ホテルが建設中。ここのテナントに、ゴールド・ジムが入るとのこと。とうとう、筋肉ムキムキマンたちがトレーニングするゴールドジムが函館にも出店する時代になったのです。
普通のアスレチックジムと違い、ゴールドジムと云ったらプロレスラーやラグビー選手始め超1流のアスリートがトレーニングするイメージがあり、函館でもマッチョな男たちが筋トレする場になるのかな?
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西側には、すでに15年以上も前からロワジールホテルがオープン。
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駅前広場のオブジェは、親と子の四つん這いのポーズ?親が子をかばっている姿に見えますね。
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駅構内へ入って見ましょう。「北海道・北東北の縄文遺跡群を世界遺産へ」の幕があるけど、今年は残念ながら登録されませんでしたね。来年こそはユネスコ登録へ!
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JR北海道と道南いさりび鉄道の、両方の改札口があります。
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撮影は2階から。2階には飲食店がいくつかあり、有名なラーメン屋「あじさい」や全国チェーン店のカフェも。
広場では、青函連絡船100年のコーナーがあり、その歴史を読ませてもらいました。
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黄金時代は戦前で、戦争では空襲(終戦一月前の1945年7月14日・15日)に遭い全滅の時も。
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国鉄からJR各社へ分割され民営化された1987年(昭和61年)、その翌年3月に青函トンネルが開通して連絡船の役目は終了。
摩周丸は、その後函館港に係留され青函連絡船博物館へ。
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私が学生時代、東京から帰省するときは何度も利用しました。冬は津軽海峡が荒れて荒れて、船は大揺れ。船内は嘔吐する人が連鎖反応的に増えて、地獄と化していたこともありましたね。その時は乗船時にビニール袋が手渡されていましたが。
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イカは獲れねど、何といってもマンホールのふたに描かれているように函館のシンボル。
市の魚にも認定されているけど。(ホントは魚ではないけどね。軟体動物の頭足類ですね。)
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ホームには、道南いさりび鉄道のこげ茶色の列車が、といっても1両のみですが、入線中。奥のシルバーにグリーンのラインが入ったのはJR北海道、函館本線の普通列車。どちらも電化されておらず、ディーゼル車です。新函館北斗駅と函館駅間スカイライナーのみ電化されているだけです。
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三セクの道南いさりび鉄道、「日本1貧乏な観光列車が日本1に輝いた」として、一躍有名になりましたね。通行1年目にして「鉄旅オブザイヤー」グランプリを獲得した「ながまれ海峡号」は、1冊の本にもなりました。
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奥は「いるか文庫」として、関連する書物の展示や鉄道ファン向けのグッズ類を販売。
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てっちゃんには、興味深いものがありそう!
1964~1982 津軽丸」は、就航した第1回目の時に乗船したことを覚えていますよ。確か私が小学校6年生の時で、青森へ渡り弘前の親戚の家を訪問。初めて青森市のねぶたと弘前市のねぷたを見学し、感動したことを今でも記憶しています。
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ということで、函館駅紹介しました。明日は朝市やその周辺を散策してみます。

今日のコタローです。
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今日は雪が降っていて、寒そう!ネコはコタツじゃなけど、枕の上で居眠り中!
寝るのが猫生!長生きの秘訣は、グッスリと寝ること。
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皆さん、安心して寝れることは平和な証拠!日本は平和でいいなぁ!世界中の猫たちが無事に年を越せることを祈ってオヤスミナサイ。

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