11月30日火曜日、天気は曇りで夜から雨の予報。気温は10℃以上にまで上昇して生暖かい日です。
さて、ここは津軽市の北部で旧車力村の日本海に面した七里長浜という名の白砂青松の砂丘地帯。
昨日は高山稲荷神社の千本鳥居を見ましたが、今日はいきなり十字架の登場です。
十字架というとキリスト教徒のお墓?

慰霊碑と書かれていますね。下には詩も書かれていて、何でしょうか?
ここで亡くなった方、それも外国のクリスチャン方々の慰霊碑ですね。

実は、ここは明治22年というから1889年。交易で来航中のチェスボロー号という船が遭難し19名が亡くなったのですが、地元の漁師さんたちが危険を顧みずに4名を救助した、そんな歴史がある場所なのです。

背後に展望台の一部が見えていますね。登って見ましょう。
まずは北の方向を見ると、遠くに小泊半島が見えています。後から行きますので、その時に紹介します。さらにその奥には北海道、松前半島の一部が見えています。そう、ここからは北海道が見えるのです。

ズームしましょう。小高い山が細く西へと延びているのが小泊半島です。

一方、西の日本海を見ると島が見えますね。この島、松前の渡島大島です。青森県には南部の秋田県との境、沖合30kmに無人島の久六島(きゅうろくじま)がありますが、北部のここからは見えません。
もっとも、渡島大島も無人島。もっと晴れていれば、そのとなりに渡島小島も見えるのです。小島も無人島です。火山島です。

真下に、チェーズボロー号の慰霊碑が見え、その奥に昨日の高山稲荷神社の社務所が見えています。

続いて北の十三湖の方へ走ると、呑龍岳という小さな小高い山の上に展望台がありました。日本海沿いを走る県道を北に進むと、偶然ですが「呑龍岳展望台」の看板を発見し、右折して最後は砂利道を走ってここへ。

木製の展望台を登って見たら、十三湖がクッキリ!南から北を見えて居m須。小泊半島も見えるし、集落の町並みも見えていますね。

北東側を見ると、平野部と風力発電所のプロペラが。十三湖は岩木川の河口部にある汽水湖(淡水と海水の半々)で、元々は海だった場所。岩木川が岩木山から土砂を運び、河口に堆積して広大な湖が形成されたのです。いわば湖の種類としてはラグーン(海跡湖)です。そして、室町時代は東北の豪族である安東氏支配の国際貿易港として繁栄していた町だったのです。

海抜は0メートル、海と同じ高さで、一部は海と繋がっています。深さは最大で3mだから、非常に浅く、それでここではシジミの養殖が行われています。シジミは、東の十三湖、西の宍道湖・中海といずれも汽水湖のラグーンで行われていますね。

やっぱり、日本海に面した場所は冬期間は風が強く、だから風力発電所が多いのは北海道も同じです。

最後、3つ目の展望台は十三湖の北に位置する道の駅「十三湖高原」。

まずは南側。十三湖の奥に岩木山(1624.6m)が見えています。

東を見ると、牧草地に黒牛が放牧されていますね。乳牛じゃなく肉牛ですね。

北側は山。一番高い山は四ツ滝山(669.7m)。5,600メートルクラスの山々の連峰です。

最後に真下を見ると・・・。ここでは車中泊が出来る道の駅です。過去に自分もしましたから。夜間は車の通りはほとんどないし、トイレはきれいで24時間オープン。道の駅はfreeWi-Fiだから、車中泊には持ってこいの道の駅です。夜空の星空はきれいでしたよ。

ということで、今日は津軽の西側、3つの展望台から津軽半島を眺望いたしました。
次回は、さらに北へと向かいます。
では、また!
さて、ここは津軽市の北部で旧車力村の日本海に面した七里長浜という名の白砂青松の砂丘地帯。
昨日は高山稲荷神社の千本鳥居を見ましたが、今日はいきなり十字架の登場です。
十字架というとキリスト教徒のお墓?

慰霊碑と書かれていますね。下には詩も書かれていて、何でしょうか?
ここで亡くなった方、それも外国のクリスチャン方々の慰霊碑ですね。

実は、ここは明治22年というから1889年。交易で来航中のチェスボロー号という船が遭難し19名が亡くなったのですが、地元の漁師さんたちが危険を顧みずに4名を救助した、そんな歴史がある場所なのです。

背後に展望台の一部が見えていますね。登って見ましょう。
まずは北の方向を見ると、遠くに小泊半島が見えています。後から行きますので、その時に紹介します。さらにその奥には北海道、松前半島の一部が見えています。そう、ここからは北海道が見えるのです。

ズームしましょう。小高い山が細く西へと延びているのが小泊半島です。

一方、西の日本海を見ると島が見えますね。この島、松前の渡島大島です。青森県には南部の秋田県との境、沖合30kmに無人島の久六島(きゅうろくじま)がありますが、北部のここからは見えません。
もっとも、渡島大島も無人島。もっと晴れていれば、そのとなりに渡島小島も見えるのです。小島も無人島です。火山島です。

真下に、チェーズボロー号の慰霊碑が見え、その奥に昨日の高山稲荷神社の社務所が見えています。

続いて北の十三湖の方へ走ると、呑龍岳という小さな小高い山の上に展望台がありました。日本海沿いを走る県道を北に進むと、偶然ですが「呑龍岳展望台」の看板を発見し、右折して最後は砂利道を走ってここへ。

木製の展望台を登って見たら、十三湖がクッキリ!南から北を見えて居m須。小泊半島も見えるし、集落の町並みも見えていますね。

北東側を見ると、平野部と風力発電所のプロペラが。十三湖は岩木川の河口部にある汽水湖(淡水と海水の半々)で、元々は海だった場所。岩木川が岩木山から土砂を運び、河口に堆積して広大な湖が形成されたのです。いわば湖の種類としてはラグーン(海跡湖)です。そして、室町時代は東北の豪族である安東氏支配の国際貿易港として繁栄していた町だったのです。

海抜は0メートル、海と同じ高さで、一部は海と繋がっています。深さは最大で3mだから、非常に浅く、それでここではシジミの養殖が行われています。シジミは、東の十三湖、西の宍道湖・中海といずれも汽水湖のラグーンで行われていますね。

やっぱり、日本海に面した場所は冬期間は風が強く、だから風力発電所が多いのは北海道も同じです。

最後、3つ目の展望台は十三湖の北に位置する道の駅「十三湖高原」。

まずは南側。十三湖の奥に岩木山(1624.6m)が見えています。

東を見ると、牧草地に黒牛が放牧されていますね。乳牛じゃなく肉牛ですね。

北側は山。一番高い山は四ツ滝山(669.7m)。5,600メートルクラスの山々の連峰です。

最後に真下を見ると・・・。ここでは車中泊が出来る道の駅です。過去に自分もしましたから。夜間は車の通りはほとんどないし、トイレはきれいで24時間オープン。道の駅はfreeWi-Fiだから、車中泊には持ってこいの道の駅です。夜空の星空はきれいでしたよ。

ということで、今日は津軽の西側、3つの展望台から津軽半島を眺望いたしました。
次回は、さらに北へと向かいます。
では、また!



















































































































































































































