函館発  ぼうけんの旅

旅が大好き!2013年4月から始めて「ぼうけんの旅」は今年で12年目に突入。 車中泊中心の貧乏旅行の旅、今年で72歳を迎えいつまで続けれるのか?今のところ体力・気力はバッチリ。 いよいよ「2025 年ぼうけんの旅」は4月「春の旅」からスタートです!

2025年が明け今年は73歳を迎えて、体力的には厳しくなってきている車中泊の旅。いつまで出来るのか?まずは75歳を過ぎるまでは続けていきたい!と。未知の地を訪ねて、行くぞ!軽バン一人旅の始まりです。

2022年05月

5月31日火曜日、天気は朝から雨で明日も雨みたい。自分は今日で60歳代最後の日、明日からはいよいよ70歳代へと突入です。もう既に国民健康保険証は「兼 高齢者受給者証」へと変わったし、明日からは支払いも2割負担で済みます。退職後もう9年が過ぎたのです。2013年3月31日付で定年を迎えた退職して早9年経過しました。

2017年の人生初の入院と初の手術、9時間半にも及んだ大手術、その後の電気ショックでの臨死体験などは「一度は死んだ人生」、そして「生まれ変わったもう一人の自分」。その年は旅は出来ず懸命にリハビリに励み、おかげで翌年から再び旅に出れたことにすべての人に感謝!と同時に残された時間を有効に使おう!と決意したのでした。
明日からは、70歳かぁ!今までとそれほど変わりはないけど、意識だけは「貴重な時間を大切にしよう!」との思いです。出来れば、父が79歳で亡くなっているのでそれを越えたい!とりあえずの目標は80歳超えです。それまで①車を安全に安心して運転して、②車中泊が元気に無事に出来る体力・気力で旅できること!これが今後の自分の旅の条件になっています。

ここは昨日紹介した世界でもトップクラスの超酸性度の高い「潟沼」のある宮城県北部の大崎市鳴子(なるこ)温泉。マンホールは「いで湯と こけしの里 鳴子」。かつては鳴子町でしたが、平成の大合併で2006年3月31日、周辺の松山町、三本木町、鹿島台町、岩出山町、田尻町とともに古川市と合併して大崎市へとなったのでした。行政の中心地は旧古川市にあります。
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県境(中山峠 350m)を越えて、山形県最上町へ。峠から少し西へ下りた地でJR東日本の陸羽東線の堺田駅の近くの国道47号線沿いにあるのが「封人(ほうじん)の家」。
松尾芭蕉は1689年5月14日に岩出山(昨日の道の駅があった街です。)を出発し、鳴子温泉を経て尿前の関へと着きました。ここは国堺で、関所(仙台藩と新庄藩の堺。)があった場所です。
ここで、「奥の細道」では「・・・三日風雨荒れて、よしなき山中に、逗留す。」とあります。
それが、ここの家の有路家(ありじけ)住宅です。
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そこは国堺を守る役人の家でしたが、「蚤(のみ) 虱(しらみ) 馬の尿(しと)する枕もと」を詠んだのでした。
これは、決して意地悪して馬小屋に泊まらせたわけではなく、江戸時代の当地は寒さも厳しく、家族同然の大切な馬を寒さから守ろう!と家人が生活する主屋で飼っていたことが理解できる句なのです。

山にはまだまだ雪が残っていますね。寒さも厳しく厚着をして行動しています。もちろん、タイヤは冬タイヤですよ。
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堺田駅に行くと、「分水嶺」の看板。標高338mのここは山から流れてきた水が、ここで東(太平洋)と西(日本海)に分かれるのです。
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日本海まで102.6㎞、太平洋まで116.2㎞。だいたい同じような距離を流れて大洋へ注ぐのですね。
日本海へと流れる川は「明神川から小国川と名を変え、最後は最上川の名で山形県酒田市で日本海へと流れます。一方、東へ流れる川は大谷川から江合川(荒尾川)へ、最後は北上川に合流して太平洋へと流れます。
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もう一つの看板に説明してありましたね。地図を見ても分かります。
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駅の看板も「奥羽山脈 分水嶺」とあります。
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ホームにも残る雪。寒そうな雰囲気。実際寒かったです。
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山刀伐(なたぎり)峠へ行こうとしたら、雪深く通行止め。停まっていたら、一羽の野鳥が飛んできて車から離れません。
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可愛いなぁ!目つきは鋭いけど。
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松尾芭蕉は、ここの難所を越えて山寺(立石寺)へと向かったのです。当時 は厳しい山奥で,親不知子・子不知(おやしらず・こしらず 越後と越中の境にある断崖絶壁の海岸線です。)と並ぶ難所だったのです。
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水路を流れる雪解け水は、ゴウゴウと流れていて幅は60㎝くらいだけど飛び越すのも怖いくらい。
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で、ここは引き返して国道を降りて向かった先は、まるで江戸時代のような温泉街。木造の3階建てや5階建ての旅館が立ち並ぶ古風な地でした。
それは次回のお楽しみ!
では、また!


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5月30日月曜日、天気は晴れで気温は昨日と同じように25℃くらいの暖かい日でした。ただ、風が強く暑いとは思えない春の1日でした。まだ夏とは言えない気温で、5月や6月は北海道では春の終わりかけか初夏の始まりか、といった天候です。

さて、石巻市の石ノ森漫画館のとなりにある建物は、屋根の上の十字架を見てわかるようにキリスト教会です。
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でも、ここハリストス正教会なんですね。正教会の十字架は、普通八端十字架なはず。つまり8つの角がある十字架なんですが・・・。
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旧石巻ハリストス正教会教会堂とあります。
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1880年(明治13年)建築となっていて、かなり古い歴史的建造物です。石巻市の指定文化財にもなっていますね。
自分は、2013年4月に震災から2年後ですが、訪れたことがあります。その時は、まだ復興が出来ておらず津波の跡が生々しいて、立ち入り禁止にもなっていて悲惨な状況でしたが、今回は見学もできるようにまで回復していて安心しました。ただ、見学時間はお昼時間はお休みとのことで内部は見れなかったのですg。
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坂本龍馬の親戚の方が、布教伝道活動で教会を建てて初代司教になっていますね。
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でこの日は、道の駅「上品(じょうぼん)の郷」のふたごの湯で温泉に入り、宿泊したのは大崎市の市役所付近に最近できた道の駅「おおさき」で車中泊。とても寒い夜でしたが、羽毛の寝袋のおかげで寒さを感ぜずぐっすりと寝れました。隣の車(愛知県から来ていた軽自動車)が寒さのせいなのか一晩中アイドリングしていて少しうるさかったけど、気にせずに寝れたのは慣れの問題でしょうね。
ここの道の駅、最高です。24時間開放の休憩室があって、フリーWi-Fi完備、暖房もしているしテーブル・ソファ完備、トイレは清潔でウォシュレットで、町の真ん中にあるのにうるさくもなく最高ランクの道の駅だと思いました。

で、翌朝のここは同じく大崎市の「あ・ら・伊達な道の駅」。さくら満開です。ここも裏側だと車中泊には最高です。裏にもトイレと駐車場があり、国道からは外れているので閑静な夜を迎えることが出来るでしょう。
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こんなハート形のカップル用ベンチもありますよ。
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この日に一番行きたかったのが、ここ山の中の「潟沼(かたぬま)」
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大崎市から国道47号線で山形県方面へ進み、鳴子温泉から山中へと入り2㎞程でたどり着きます。
海抜306m、深さは最大で16m、周囲は1.3㎞。ほぼ楕円形の形。火山の火口で、いわゆるマールと呼ばれる湖です。
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ただ、ここの特徴は超酸性だということ! 日本1の酸性湖なのです。
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かつてはPH1.4、現在はPH2.4 ですが、世界でもトップクラスの酸性度を持っている湖なのです。
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温泉では、秋田県玉川温泉はPH1.1 で最強ですが、北海道の道東の川湯温泉の共同浴場ではPH1.9 。
魚類は全く生息していません。
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周囲は火山で、当然温泉があり湯気も出ています。
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エメラルドブルーの湖。色がすごいですね。
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濛々と立ち上がる湯気!
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周囲1.3㎞だから歩いてみます。場所によっては、「有毒ガス発生 立ち入り禁止」の場所も。
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それでも、カモでしょうか?鳥たちがスイスイと湖面を泳いで(?)いました。
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で、次回はいよいよ山形県入りします。
明日は曇りから雨の予報で、気温は今日よりも10℃も低くなるようです。今の時期は暑くなったり、寒くなったりで、体調管理が難しい!風邪を引かないように気をつけなきゃ!
4度目のワクチン接種も6月になってから接種券が送られてくるでしょう。それまでは、病院にかならないように健康管理に十分気を付けて行動します。

では、また!
 
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5月29日日曜日、天気は晴れで気温は25℃くらいまで上昇し暖かい日でしたが、風が強い日でもありました。本州では真夏日や、中には猛暑日になった場所もあったみたい。それに比べれば、風もあるし気温もせいぜい25度前後と、夏日になったかならないかの気温で過ごしやすい1日でした。

さて、ここは石巻市日和山公園。旧北上川が見えています。新北上川は明治時代の洪水対策で人工水路が切り開かれて、石巻湾ではなく90度東へ進路を追波湾へと、流れを変えたことは昨日お伝えした通りです。
およそ100mの小高い丘。以前来た時は、公園に駐車場があることを知らず下の道から延々と続く階段を登って来たのでした。しんどかったですよ。
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日和山の説明です。標高は56mでした。すみません。間違えました。てっきり100mはあるかと勘違い。3.11の津波の時は、多くの人が避難して来てましたね。
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上流側を見ると、旧北上川には中州が形成されていて、奥の方に何か白いドーム状の建物がありますね。
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ズームして見ましょう。これは、宮城県出身の漫画家石ノ森章太郎さんの漫画記念館です。右になる建物は、石巻市ハリストス正教会。後から紹介します。
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この人は誰だったか?ごめんなさい、忘れました。
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東北最大の河川である北上川の源は、岩手県北部、岩手町の国道4号線から少し東の山側に入った場所がそう。昔、行ったことがあります。
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小高い丘は、昔城があった場所でもあるのですね。石巻城跡とあります。
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江戸時代には、松尾芭蕉が弟子の河合曽良とともに来ています。芭蕉の足跡は彼の著「奥の細道」で、東北各地にありますね。石巻へ来た時は、1689年5月10日のことで、江戸深川を出発した3月27日から数えると45日目でした。
きっと、この日と同じように桜が満開だったかも?知れませんね。
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さて、ランチタイム。津波伝承館の若い女性の係りの方から教えられた「石巻元気市場」へ。
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ここで、奮発して刺身盛り合わせ定食1500円なりを注文!とっても美味しかったです!
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石巻と言えば、マンガ家石ノ森章太郎!生まれ(1938年1月25日)は、宮城県でも北の登米市中田町で、石ノ森章太郎記念館がありますが、なぜ石巻市に漫画館がありこのようなオブジェが置かれているか?というと。
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ここ中瀬地区には、昔少年時代の彼が、中田町から自転車で3時間も通った映画館があったのです。
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父親は公務員で、彼が「漫画家になりたい!」と言ったら大反対。それでも、マンガを見にこちらの映画館まで何度も来ていたのです。だから、ここは石ノ森章太郎を育てた地でもあるのです。
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自分も少年時代に石ノ森章太郎に夢中になったことがありました。そして友人とともに、マンガを描いていて「いつかは漫画家になりたいな!」と思った時代もあったのです。それだけ、石ノ森章太郎には思い入れがあるのです。
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マンホールもそのキャラが。
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懐かしい!  これ覚えてる!と思った方いますよね。
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この日、風が強く寒かったけど、それでもマンガロードを歩きます。
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で、石ノ森漫画館へ。でも、以前見ているので中には入らず。今思えば入館しておけば良かった!と後悔していますが。
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仮面ライダーは憧れの対象でした。ここで買ったグッズは今も持っていて、車のキーに付けています。
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ということで、寒さの中の石巻市。ここでは、もう一つ見学したい場所があったのです。
それについては、次回に詳しく紹介します。

今日は午後3時からのスポーツに夢中でした。それは、ラグビーの第1回トップリーグの日本1を決める決勝戦。サントリー・サンゴリアスVSパナソニック・ワイルドナイツの試合。
最後の最後まで接戦で、とても面白い展開に一喜一憂!結果はパナソニック・ワイルドナイツが初優勝しました。国立競技場で行われ3万人以上の観客を集めたそうで、自分はテレビ(CS放送のJスポーツ)で見ましたが、素晴らしい試合で感動したのでした。

では、また!


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5月28日土曜日、天気は晴れでしたが、一時小雨の時もあり夕方は曇り。気温は20℃前後の過ごしやすい1日でした。
今日のblogは、4月14日に旅した石巻市の復興公園を紹介しています。この日は寒くて寒くて、まるで真冬のような気温と強い西風。だから体感温度は、気温よりもはるかに低く寒かったのです。
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左側に見える小高い山は、日和山公園。一部ピンク色のとこがありますが、それはサクラですね。
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ズームして見ましょう。団地の上、標高はおよそ100mくらいでしょうか?桜が満開になっていますね。
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公園内を歩くと、おなじみの「がんばろう!石巻」の大きな看板。これは確か6代目だったかな?震災から11年経過して、古くなって立て直ししています。
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寒さのせいか、チューリップは花をしぼませているのが多いです。奥の黄色のチューリップは咲いているのもあるけど、赤いのはまだまだです。
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門脇小学校跡地へ。津波の被害を受けた後火災で焼失していますが、鉄筋コンクリート造りの校舎は焼け落ちずに残っています。
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門脇と書いて、「かどのわき」と読むのですね。
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震災前の校門。
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現在の校門。これは再建したものですね。校舎の横に震災遺構資料館があったけど、入らず。同じような施設を何度も見学してきているので、今回はパスさせていただきます。
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で、日和山公園へ車で。神社の横には30台ほど停めれる駐車場があります。無料ですよ。
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100mの丘からの太平洋の眺め。
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広大な土地が復興公園になっていますが、一般住宅は建てられない地なのです。
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日和大橋と旧北上川。現在の北上川はあの大川小学校跡の横を流れて東へ、最後は追波(おっぱ)湾へと注いでいます。明治時代に大洪水の被害があり、治水対策として石巻市市街地から北8㎞辺りで東へと変えたのです。それまでは、南の市街地へ最後は石巻湾へと流れていた北上川でした。つまり写真の川がそうです。それは人工的な掘削工事をおよそ12㎞にわたって行い、東の追波湾へと、それが新北上川となるのです。地図を見ると、確かに石巻市市街地から北8㎞地点で90度進路を変えているのが分かります。
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津波伝承館が見えていますね。総ガラス張りの建物です。見学は無料で、見ごたえ十分ですので是非見学していただきたいです。
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遠くに島が見えていますね。
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ズームして見ましょう。左は網地島で右は田代島です。
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きれいな桜の花。ソメイヨシノですね。
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ということで、石巻市は寒すぎました。この後は、伝承館の方より美味しいランチはここ!とアドバイスされた場所へ行き、食べることにしました。それは次回。

ニュースを見たら本州では30℃を超える地がたくさんあって、暑さ日本1でよく登場する埼玉県熊谷市は35℃の猛暑日だったとか。まさにクレイジーな暑さですね。
それに比べたらこちらは涼しいし、「暑い!」と感じる時間がまったくない1日でしたので、過ごすには快適でした。もっとも、函館辺りは真夏日は年に数回あるけど、猛暑日なんて今まで1日たりともありませんからね。我が家でも8年前新築した時にエアコン付けたけど、夏に使用することは10回あるかないかです。夏涼しいのは最高ですね。猛暑なんて、経験したくないですよ。

では、また!
 

5月27日金曜日、天気は1日中雨で、特に午後からは激しい前。もっとも、しばらく雨のない日が続いていたので畑や庭には恵みの雨になりました。明日も雨で、明後日からは晴れマーク。

さて、恐らく世界でここしかないでしょう、猫神社です。
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猫の置物がたくさん。漁が盛んであった田代島では、猫の行動が漁の良し悪しを判断していたとの言い伝えもあり、大漁を招く縁起の良い動物として親しまれているのです。
猫神社は島のほぼ中央部にあり、昨日お伝えした「島の駅」(元田代小学校跡)から北へ300mほど、上陸した仁斗田港からは1.7㎞ほどあり、内陸部にあります。
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ここには、猫を祀った石造りの小さな祠があり、猫の安全と大漁を祈願しているのです。
それにしても、これだけ猫のグッズがあるとは!どこから仕入れたのか?ここを訪問した観光客が置いて行ったのか?いろんな猫の置物があってびっくりです。
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表の看板。その裏には。
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昔から、猫は大漁を招く縁起の良い生き物として親しまれてきたので奉られている!と。
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猫神社を見学して、さらに歩いて島の北側の港である大泊港へ向かいます。港には、とある神社の階段があって登ってみました。
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結構、傾斜がきつい階段で椿の赤い花が落ちています。鹿島社という鹿島神宮の関係の神社でしょうか?地図で調べたら「鹿島神社」でした。
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横には鐘楼もあって、お寺も兼ねていたのかな?
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下から見たら、こんな感じ。
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こちら大泊港。定期船はこちらにも寄ります。石巻港から出発し、田代島のここ大泊港と南の仁斗田港、網地島の北の網地漁港、南の長渡漁港と4つの港に寄り、最後に鮎川港へ。その逆のコースもあって、自分はその逆のコースで2日間、網地島と田代島を訪問したのでした。

だけど、ここの港の周囲には民家が数軒あったけどほとんど人は住んでおらず、地図では、漁師民宿「はま屋」があるのみ。人がいない地区でした。
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で、帰りは島の西側を歩くコースで「みちのく潮風トレイル」と呼ばれる海沿いを歩いて2時間。やっとの思いで仁斗田港へ戻ってきました。島で唯一の食堂の「田代食堂」。
店のお主人は、お休みの中、あるもので食べますか?と。で、ホッケがあったので700円でホッケ定食を食べ、大満足。
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その日は、鮎川の共同風呂(500円)で入浴後、女川町の道の駅で車中泊。朝は雨が降っていて、寒い中を石巻市へ。
ここは石巻市の太平洋側に面した、津波の被災地に新しく完成した復興祈念公園
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かなり広い公園で、北側の日和山公園のはずれに火災で焼失した門脇(かどのわき)小学校の校舎が見えています。建物左が震災遺構となっている旧校舎。右は資料館。山の上は石巻市立桜坂高校の校舎です。
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人工的に造られた丘の上から。ガラス張りの建物は、みやぎ東日本大震災津波伝承館。無料で見学できます。
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西の方向は、工業地帯。南は太平洋。
島を2つ訪れた時はとても暖かくて半袖でも過ごせたのに、この日は強風が吹き荒れていて寒くて寒くて歩くのもつらいほどでした。手袋をしてフリースとダウンを羽織っても寒い。それでも、この周辺を歩きました。次回は、この周辺からお伝えします。
では、また!


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5月26日木曜日、天気は今日も晴れで、気温も高く半袖で過ごせた日でした。今日は朝起きた時から腰が痛く、ストレッチでもいつも出来る股割りが出来ず、体が硬い!ウォーキングして体を温めても、それでも腰が痛くて今日の農作業は休み。明日やろう!と思ったけど、明日から2日間は雨の予報で困った。まぁ、明日はゆっくりと過ごそうかな?多分、これって旅の疲れが出てきたからじゃないかな?と思います。

さて、「猫の島」田代島の2回目です。歩いていたら、クロネコ堂田代島歴史資料館という民家発見!
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家の前をうろついていたら、玄関から若い女性が出てきて、「今日はお休みです」と。
窓に表示しているねこカレーが食べたかった!(残念)。
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島のあちこちで見かける猫たち。
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ポーズも取ってくれます。近づいても逃げないのです。我が家の周りのも野良猫がいるけど、警戒してか近寄れないのです。でも、ここのは違う。人慣れしていて、脅かされたり虐待されたりしたことがないのですね。
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漁業で使用するウキに猫の絵。
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そして歩くこと1時間半「島の駅」へ。距離的には仁斗田港から1.5㎞でまっすぐ歩いてきたら30分くらいですが、あちこち寄り道したから時間がかかってしまったのです。
見てお分かりのように、ここは元学校があった場所です。
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「田代島教育のあゆみ」を見ると、ここには田代小学校と中学校があったのです。が、今は島には学校はありません。網地島もそうでしたが、学校がないということは子供がいない、ということ。もし、この先赤ちゃんが生まれて6歳児になったら、学校は再開するのか?それは不明ですが、確か尋ねたら中学生は島の外で下宿しているとか。島は高齢者が圧倒的に多いのです。
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ちょうど時間は9時になり、朝食の時間です。島のあちこちから猫たちがこの学校跡に集まり始めました。
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そこへ、軽トラに乗った島の御夫婦がやってきて、朝のご飯を容れ物に入れていきます。
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容器にキャットフードをたくさん入れると、猫たちは一斉に夢中で食べます。
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お話しすると、毎日の御飯代は大変だと。でも、寄付があって助かっています、と。
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毎朝ここへやってきている、と。晴れの日だけでもなく雨の日だってあるはずですが、欠かさずにエサを持ってくるから、猫たちも体内時計で時間がわかるのでしょう。朝の9時には島中から猫が集まるのです。といっても、すべての猫が集まるわけではなく、島の猫たちの一部の30匹~40匹くらいかな?
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すごい食欲!わき目をふらずに黙々と食べていますよ。
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「ぼくたちは満腹だよ。休もーっと!」
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来訪者は寄付をしていきます。猫ごはんお預かり箱にカンパするのです。
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食べている猫、食べ終わった猫。
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 ということで、猫の島は猫が島の主です。実にのんびりとした島で、ゆったりと時間が過ぎようとしています。それも、猫に癒されるからでしょう。
島の猫たちは幸せです。明日も田代島お伝えします。


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5月25日水曜日、天気は晴れで気温は今年最高の27℃を超す暑いくらいの日でした。道内を12日間で旅した「5月の旅」から帰宅して3日経ち、今日は雑草が茂っていた畑で雑草刈りと新たにミニトマトやミニキュウリの苗を植えたりして過ごしました。
帰宅したら市からの2通の手紙が来ていました。それは何か?というと、来月6月1日に70歳になる私に、一つは「市電やバスの交通費が半額になること」、もう一つは「病院代が2割負担になること」の知らせでした。
あと6日で70歳か!車に乗るのもあと10年!と勝手に自分で決めている身としては、体力・気力・知力、この3つを維持することが大切。自分の「ぼうけんの旅」は何年続けられるのか?それを考えると1年1年が勝負です。さぁ、頑張るしかないな!と。

さて、4月の旅の13回目。ここは宮城県牡鹿半島、石巻市の旧牡鹿町の御番所公園。御番所山(187.8m)の山頂に公園があって、東側に金華山島という島が見えています。
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この島へは定期船がなく、海上タクシーをチャーターしなくてはいけません。
この島、古くから知られている島で、万葉集でも詠われている黄金伝説の地でもあり、山頂の黄金山神社は奥州三大霊場の一つでもあるのです。
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ズームして見たら、中腹にホテルのような建物が見えますよ。何だろう?
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西側を見ると、左にこの日訪れた網地島、中央に明日訪れる田代島が見えています。
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公園の一番高い場所(左の赤い屋根の東屋)に展望台があります。
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さらにドライブして、道路の行き止まりにあるホテル「ニューさか井」という場所へ行き、そこから撮影。
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先ほどのホテル風の建物が見えています。ここは温泉があるけど、この日は風呂に入らずに鮎川港で車中泊。
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で、翌朝の7時20分に田代島へ向けて出港。船賃は確か820円だった記憶が。
下船後さっそく猫のお出迎え。ここは「猫の島」なのです。島の人口58人(2020年、令和2年12月末時点)に対し、猫は150匹以上いるとのこと。まさに人の3倍近い数の猫があるのです。
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島のどこでも猫が寄ってきます。警戒心がないみたい。それもそのはず、島では「猫は大漁の守り神」として古来から大切にされてきたのです。だから猫をいじめたりする人はいないのです。
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ガードまで猫の絵。
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猫の置物もいっぱい。
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田代島では旅行者へお願いがあります。
①猫たちへ「エサ」や「おやつ」を与えるのは禁止です。田代島の猫たちは、お世話して下さる方々か   らキチンとご飯を頂いているからです。
②ゴミは持ち帰りましょう。島内のゴミは週1回の回収で、なおかつ天候によって収集が中止になることもあります。荒天で船が寄れない時もあるから。
③動物植物の持ち込みは禁止です。もちろん漁業者以外の海産物の採取も禁止です。

以上、一般社団法人 田代島にゃんこ共和国
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猫が生きていけるのは温暖な地だから。暖流の日本海流(黒潮)が流れ、1年を通じてそれほど寒暖の差が少なく、真冬でも月平均気温が0度以下になることはありません。雪も降らないし、凍結もしない暖かな地だからこそ猫の天国になっているのです。それと住民が昔から可愛がっていたことも。
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幸せだニャー。
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島の南にある仁斗田(にとだ)港から歩いて島を一周しましたが、まずは港の近くにあった神社へ参拝!
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稲荷大明神と書かれていますね。港から10分くらいの場所です。
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さらに歩くと、マンガアイランドというキャンプ場へ。漫画家のちばてつやさんや里中満智子さんらがデザインしたロッジがあるのですが、その形が猫!
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残念ながらキャンプ場は閉まっていましたが、予約はネットでしなくてはいけないみたい。詳しくは石巻市の観光推進機構のHPをご覧ください。
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高台から網地島を見る。
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 で、次回は猫の島=田代島をとことん歩いて猫を見てきます。
では、また!

5月24日火曜日、天気は快晴で気温も夏日に近い暖かい日で、半袖で過ごしても十分。
実は昨日の23日月曜日に無事帰宅したのですが、疲労がたまっていたのか、家での作業が出来ずバタンキュウ。で、1日遅れでblog作っているわけです。
それでは最終日となった5月23日です。まずは、前日の22日日曜日、豊浦町の山奥で発見した年老いたタヌキ。ヨロヨロとした足取りで、元気がない様子。怪我でもしていたのだろうか?
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22日の夜は、長万部公園のキャンプ場で一人だけ。雨も降っていて寂しい夜でした。
翌朝、廃止になった国鉄時代の瀬棚線跡を探しに行きます。まずは、国縫駅から出て最初の駅であった「茶屋川駅」。駅は跡形もなくバス停のみ。
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多分、この辺りが駅だったはず。でも、草木に覆われています。廃止になってから、もう30年以上も経過していますからね。
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廃屋も目立ち、住んでいる方はわずかです。
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この辺りが、茶屋川小学校があったはず、と。こちらはグランド跡かな?
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で、探したらありました。校舎が!雑草が繁り歩くと靴も靴下も濡れましたが、それでも近づいて撮影。自分が23才の時に自転車でこの辺りを走り、小学校があったことを覚えています。当時、校庭にいた校長先生とお話ししたのでした。
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峠を越えて今金町に入っても、廃校が目立ちます。
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集落ごとに小学校があったのですが、どれも廃校へ。教員住宅はどなたかが住んでいて、生活している感じはしますが、学校は子供の声が全く聞こえません。子供がいないのです。いるのは高齢者ばっかり。
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今金町の中心部には、かつての駅表示板が。「ぴりか」駅なんて、素敵な名前なんだけど。
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「きたすみよし」、「たねがわ」と今金にはいくつも駅はあったのです。
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せたな町の旧北檜山町、玉川公園へ。出発したときは水仙が満開!でも、その時は雨が降っていて帰ってきたときに寄ろう!と。で、寄ったら水仙は終わって枯れていました。
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公園から見た遊楽部(ユーラップ)岳。雪がまだまだあります。
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この小高い丘一面水仙が咲いたのですが・・・。来るのが遅かった。
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で、こちらに来たら必ず寄るのが「今金インマヌエル教会」。
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明治時代に日本初の女医さんである荻野吟子さんと夫が建てた教会で、「インマヌエル」とは神は我らと共に!という意味。
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晴れていれば、遠く北の山々が見れるのに。
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今金は、日本1の男爵イモの産地。これから植えるのかな?それとももう植えたのか。
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旧金原小学校跡。
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遊楽部岳は雪深い山で、山頂は雲の中。
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峠を越すと八雲町。
帰りに、また八雲の水を仕入れて帰宅。
今回は総距離2000km、平均燃費は20kmで最高で35kmを記録するなど、最新の車は燃費が非常に良くて、ガソリン高の時代にはうれしい!
今回も無事故・無違反で終了。無事に元気で帰宅するのが一番です。
でも、さすがに当日や翌日は疲労が残っています。
少し休んでから、また総集編を。その前に、4月の旅の東北も残っているので、そちらを先に片付けます。

では、また!

5月22日日曜日、天気は曇りのち晴れ。昨夜は道の駅「おいわけ」で車中泊したが、国道に面していながら交通量は夜間それほどでもなく、ぐっすりと寝ることが出来て、キャンプ場ではなくこちらに移動して良かったな、と。何せ、キャンプ場の駐車場は満杯でしたからね。夜間もうるさかったのでは?と想像しましたが。

さて、ここは白老町。安平町から苫小牧市を経てその東隣の町です。最近、国立博物館「ウポポイ」で完成しオープンして賑わっている町です。
ここは、その町にある仙台藩の白老陣屋跡歴史資料館です。でも、開館は9:30からで、この時の時間は8:00だから1時間半も待つのは御免です。で、外を散策。
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まずは、説明から。江戸時代後半、ロシアの南下に備えて、幕府は東北の諸藩を蝦夷地の警備に当たらせます。仙台藩もその一つでした。
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広い敷地です。6,6haというから野球場6個以上の広さ。
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仙台藩の塩竃神社の分社もありました。故郷を思って作られたのでしょうね。
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遠くふるさとを離れて、極寒の地で勤務しなければならない辛さ。200名以上の人たちが働いていたのです。
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仙台藩と言えば、伊達家。伊達家は栗山町でも伊達家の支藩であった角田藩の出身者が開拓した町。
当別町は同じく伊達家の岩出山藩の出身者が切り開いた町でしたね。
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そして、この後訪ねる伊達市は、同じく伊達家の亘理藩が開拓した町です。伊達家と関係の深い町があちこちにあります。
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竹雀が家紋だったとは!知らなかったです。
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ここがポロト湖。向こうに国立博物館「ウポポイ」が見えています。地元の方とお話ししたら、最近そのとなりにあの有名な星野リゾートがオープンしてホテルを建て、さらに町営の温泉を買い取ったと。その温泉、とても良かったのですが、現在星野リゾートが経営していて、入浴料が何と‼️1500円もするのです。地元の方が憤慨していました。その料金では誰が入るんだ!と。
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すごい熊!屋根の上にのっかていますよ。サケも。
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入口のこちらの方でも大きいのに!
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山岳道路走りオロフレ峠へ。道路の脇に残雪があります。峠から羊蹄山が見えました。
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オロフレ山は雲の中。
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で、昼前でしたが「HO」を使って温泉へ。
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壮瞥町の「湯人家」。弱アルカリの暖まる♨️⤴️
良い湯でした。
ランチタイムの後は伊達市へ行き、亘理藩のことを調べて来ます。
では、また!

5月21日土曜日、天気は晴れ。まずは昨日の最後、当別町で訪れた弁華別(べんけべつ)小学校。
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残念なことに廃校となっています。5年ほど前に訪問したときは、まだ子供たちが通っていたのですが。
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裏側から見ます。体育館も木造です。
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二宮尊徳の像があるなんて、古い学校に今もありますね。
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北村時代のマンホール。今は岩見沢市に併合されています。百合かな?
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昨夜は、今回3度目の車中泊となる北村温泉キャンプ場。北村から月形町へ移動途中、見つけた石川啄木の歌詩。
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左の解説を読むと、感動します。なかなか美しい出来事があったんだな!と。拡大してお読みください。
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月形町に関しては、たくさんあるので総集編で詳しくお伝えします。
栗山町へ移動中、かつての幌内鉄道の駅「萱野駅」発見。今はライダーハウスになっています。
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でも、この日はライダーは一人もおらず。ライダーには北海道の今の季節は寒いのかな?
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栗山町に入り、雨煙別(うえんべつ)小学校。廃校になったのですが、コカ・コーラがスポンサーになって、今は宿泊研修施設にリニューアル。環境問題を勉強する場となっています。
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真っ赤な校舎は素敵ですね。
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内部も見学できて、いかにも昭和の学校!
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二段ベッドがいくつもあり、格安で宿泊できるのです。学校の研修などで利用できます。
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栗山駅へ。
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マンホールは、🦋蝶々。珍しい種類で、名前に「クリヤマ」の名が付けられています。
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日本酒「北の錦」で有名な小林酒造へ。
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お酒が試飲出来ます。もちろん、ドライバーはダメですよ。
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いろんな日本酒があるんですね。酒は飲めないから分かりません。
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明治2年から創業だから、北海道では歴史ある酒造会社です。
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創業者の豪華な自宅。100年以上前の建物です。創業者の像がありますね。
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栗山駅付近にあった、プロテスタントの教会。
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最後に、開拓資料館へ。栗山の歴史は明治の初めに、現在の宮城県角田市からの開拓移住で切り開かれたのです。
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そのリーダーである泉麟太郎さんのご自宅。原生林を開墾して今の栗山が生まれたのです。
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ということで、今は道の駅「おいわけ」です。この後は、温泉に入り鹿公園のキャンプ場で車中泊する予定です。
ところが、キャンプ場は駐車場が満杯❗すごいテントの数で驚き😱❕です。で、道の駅で寝ることに変更。

では、また!

5月20日金曜日、天気は曇り時々小雨。でも、気温は低くはなく暖かい日です。
忘れてましたが、昨日の赤平のズリ山777段の階段、「こころ旅」で火野正平さんが登られて手紙を読んだのを記憶しています。正平さん、よく登ったなぁ!74才で偉い!

まずは、昨夜は留萌市の黄金岬キャンプ場で車中泊。留萌市内で発見したマンホールですが、これ何のゆるキャラ?左の灯台と右のカモメは分かるけど、中央の親子は誰?
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そういえば、道の駅の壁にも描かれていましたが。果たして、その正体は?
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最初は道の駅で寝ようかな?と思ったけど国道沿いにあって結構交通量が多く止めて、キャンプ場へ移動。正解でした!こちらは海に面していて、交通量はほとんどなく波の音だけでした。
遠くに暑寒別岳の雪をいただいた山群が見えています。
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留萌市から増毛町へ。その途中山間部を走ると、廃校になった小学校発見!木造校舎の素敵な建物でした。でも、周囲には民家はなく、これじゃ、学校は維持できないです。
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校舎の周りを歩いたら、奥にこれまた素敵な離れの建物発見!何に使用したのだろうか?
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続いて旧増毛小学校校舎。校舎は歴史的建造物として残されていて、昭和初期の建物で、すごい年期が入ったものですね。
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グランドから暑寒別岳の山々を写す。子供たちは、毎日山を見て過ごしているんですね。
この状態では冬山です。夏も熊の出没で、増毛側からの登山は禁止です。
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体育館も年期の入ったもので、昔はみなこれでしたね。木造の体育館の骨組みです。
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廃止になったJR増毛駅。昔の映画で「駅ステーション」の場面で使われていますね。高倉健さんと倍賞千恵子さんが主演していました。
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この旅館と右の「風待食堂」も登場していて、そのまま残されています。
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日本最北の日本酒醸造会社の国稀です。
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このマーク見たことありますよね。
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津軽藩の増毛勤務陣屋の跡。冬は寒かったでしょうね。
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豪商、本間家の豪邸です。本間家といえば、山形県酒田市に、江戸時代北前船で財を成した本間家があるけど、それと関係があるのでしょうね。北前船はこちらにも寄っていますからね。ニシンで財を成した豪商たちは、何人もいますね。
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暑寒別岳の登山口まで車で来ました。国道から山へ入ること11km。熊のテリトリーで、いつ出てもおかしくないので、出来るだけ車から出ないようにしています。もちろん、笛を吹いて熊鈴を鳴らして!
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かつて陸の孤島だった雄冬岬の集落。展望台から撮影。ここへは急な坂道を走り、歩いて階段を300段近く登りたどり着くのです。
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火山の山で、溶岩台地が広がり、壁は柱状摂理。険しい崖です。
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増毛方向を見る。断崖絶壁が続いてて、道路はほとんどがトンネル。それも長大トンネル。
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雪解け水を集めて、滝は豪勢に流れています。雄冬岬と「白銀の滝」。
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で、その後は昔は船でしか行けなかった陸の孤島の集落、送毛(おくりげ)と濃昼(ぎきびる)へ砂利道の旧道を走り、今は石狩市厚田区の道の駅でblog作成中です。このあとは石狩当別町へ行き、伊達家の資料館へいく予定です。
では、また!

芦別市の郷土資料館である「星の降る里 百年記念館」を見学します。入館料は200円。ここにも「炭鉄港」の幟がありますね。
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まずは、1989年に廃止された三井芦別鉄道。
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炭労の旗は、1960年代の労働組合時代のこと。かなり強い組織でしたからね。
芦別市は、最盛期は人口7,8万人もいたのに、今は1万人ほどまで減少したのは石炭産業の衰退が理由です。
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アイヌ文化の展示もあるし。
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キリギシ山は芦別市にある恐竜の背中のような独特の山。
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今日見たかったけど、曇っていて断念。写真で見ると、すごい山です。とても登る気にはなりません。
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昨日に続き再び赤平市へ。赤平も最盛期は人口6万人だったが、今は1万人を切っています。
赤平市は石炭の不純物を捨てるズリ山に、日本1の階段777段を作りました。全国から寄付を募ったら、たくさんの資金が集まり階段が完成したのです。
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こんな階段を登るのですが、最初は楽チンだったけど半分を過ぎる頃になると、心臓バクバクで1度休憩。それでも山頂目指すぞ!
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ついに登頂!山頂からは赤平市の市街地が見渡せます。晴れていれば遠くの山々も見えるのですが、残念ながらの曇り空。
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777段といったら、確か香川県の金比羅さんと同じくらいの階段ですよね。一段ずつに寄付した方の名前が書かれていて、数字も。
だから、その数字を見るたび毎に「まだ600もある」、「あと400だ」、「残り100を切ったぞ」と分かるのですが、その数字が恨めしい❗
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市街地の西側、滝川市方面。
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で、その後はガソリン給油。アプリで地域で安いGSが分かるのです。大半は169円だけど、滝川市内で153円を発見し、ナビで電話番号を入力して走行。安いに越したことはありませんからね。
「HO」を使って妹背牛(もせうし)町の温泉へ。
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昼過ぎから温泉なんて最高です。しかも無料だから!

では、また!

5月19日木曜日、天気は曇りで明日は雨のマークが出ていますが、久しぶりの雨となりそう。気温は高めで、昼には20度を越えるようです。
昨夜の車中泊した上芦別公園。キャンプ場ですが、誰もおらず自分一人だけでした。広い芝生の広場は、昨年9月に訪れた時はキャンパーが10人以上はいたのに。
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上芦別駅前で、キリスト教教会発見!プロテスタントの教会です。
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三井芦別鉄道の駅だった建物。今はリサイクルセンターの仕分け場になっています。
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その裏側、かつては駅裏にあった芦別キリスト教会。「芦別祈りの家」とあります。
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ここは2度目の訪問。以前訪れた時は窓に柵がなく内側が見えたけど、見えないようにしています。
まるで、「大草原の中の教会」みたい。
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これぞ!炭鉄港の代表!三井芦別鉄道が鉄橋の上で展示されています。
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まさしく、日本遺産です。
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芦別といえば、これ。巨大な仏像です。高さは100m近くあるのでしょうか?新興宗教の宗教法人が所有していて、立ち入り禁止の看板あって、近くの空き地から望遠で撮影。その他に三重の塔など大きさばかり目立つ建物あり。
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で、この後は赤平で昨日出来なかったことをします。それについては午後のblogを見て下さい。
では、また!

炭鉄港巡りの旅、今日の後半は上砂川、歌志内、赤平と巡りました。ここは上砂川の炭鉱資料館。以前訪問した時は開館していたけど、今は土日だけ開館で閉まっていました。前に来た時に玄関にいた元炭鉱夫だったおじいさんは、今どうしているのだろう?
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どこの炭鉱でも見られる櫓ですが、もちろん今は使用されていません。廃墟が残る炭鉱の町です。
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上砂川駅は、倉本聰の劇「昨日、悲別で」の舞台になったそうで、自分はそのドラマを見ていないので分からないのです。この駅の名が「悲別駅」です。
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歌志内市は過去4.7万人いたけど、今は3000人を切ったとか。夕張並みの激減です。
この建物が資料館になっていて、炭鉱全盛時代のことが分かります。
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歌志内のマンホールは、スイスランド🇨🇭。風景がスイスに似ているとか。
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ホルンを吹くおじさん。後ろの道が廃線となった旧国鉄歌志内線の跡。
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「悲別ロマン館」はドラマで使用された建物で、昔は上歌会館といって、住民の憩いの場として映画やショーが開かれていたのです。
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そして、赤平。ここは炭鉱跡を見学できるのです。800円の入場料を支払うと、元炭鉱で働いていた方がガイドとして1時間半案内し説明してくれます。
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この櫓の中へ突入です。総勢10名ほどの入館者とともに。
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その前に、館内で事前説明。ヘルメットを着用します。
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広い!地下1000mまで下降するエレベーターや狭い席の鉄道で地下の炭鉱へ行くのです。
自分は閉所恐怖症ではないけど、想像するだけで怖いのでとても炭鉱では働けない。
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良いときは給料はサラリーマンの倍以上。鹿も、住居費や光熱費はタダ。お風呂も共同風呂で無料。暖房費は会社持ちで石炭支給。相当貯まったそうですが、危険もありますからね。
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1日3交代制で、夜間は手当ても付くとか。
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この櫓で地下1000mへ降りるのです。体験したくないな!
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ということで、その後は「HO」を使い半額になった芦別の温泉へ。
今日も暑くて汗をかきましたので、温泉はありがたい!今夜は芦別のキャンプ場で車中泊します。

では、また!

5月18日水曜日、天気は快晴。今日も良い天気です。
昨夜は、北村のキャンプ場で車中泊。まずはし出発してすぐ、これたら田植えの水田。遠くに雪を頂く山々。遠くまで見渡せる景色がきれい!
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こちらは牧草地だろうか、青々とした草が生い茂っています。
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菜の花畑がおちこちにあって、最初はパチパチ写真に撮っていたけど、何ヵ所もあるので、そのうち慣れてきましたけど、それにしても広大な畑です。
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道路沿いには、このような菜の花畑。
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石狩川を渡ると、ここは明治初期に伊達藩の支藩である岩出川藩の伊達家のお殿様が開拓のためにやって来られた記念碑。
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浦臼町で、坂本龍馬の子孫たちが信仰して建てた聖園教会。
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龍馬が来たかった北海道。でも、彼の子達(養子の直)らが函館に渡り、ここで農地を切り開くのです。そしてキリスト教へ改宗して教会を建てたのです。
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歴史的建造物もあります。古い建物いつくもありました。
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墓地へ行くと、「坂本龍馬家の墓」。
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二人の墓がありました。子孫たちは他起動で暮らします。8代目は、有名な画家であるさかもと直行氏で、お菓子で有名な「六花亭」の絵を描いていますね。
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9時過ぎに、郷土資料館へ。ここで、坂本家に関する資料を学習。浦臼と坂本家は深い繋がりがあるを知りました。
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現在は、奈井江町の道の駅。午後は上砂川町、歌志内市を巡ろうかな?と思ています。
では、また!

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