昨日は、鳥類を中心に本州と北海道の動物に違いがあることが、イギリス人のブラキストンにより発見されたことをお知らせしました。
一方で、函館山は、北海道でも南に位置していることで暖かい気候であることや、第二次世界大戦が終わる1945年までの約50年もの間、函館山全体が軍事要塞基地として利用されたため市民の立ち入りが禁止されていたことなど、植物が育つのに恵まれた自然環境であったのです。
約600種類を越える植物を採集し調査・研究した人がいます。菅原繁蔵(すがわら しげぞう)さん、という方です。1952年(昭和27年)、今から61年前で戦争が終わって7年目、現在の北海道教育大学函館校に講師として招かれてから7年間、1959年(昭和34年)ふるさとの山形県に帰るまでの間、函館山を含む各地の植物調査を行い「函館山植物誌」を刊行しています。その中で、「函館山は北方唯一の自然公園であり、全道一の貴重な戸外文化財であり、これを保護すべき」と述べています。
実際、春5月花が咲く時期は、エンレイソウ、エンゴサク、スミレ、ヒトリシズカなどが一斉に咲き揃いそれは美しいものです。特に、宮の森コースエゾダテ山コースで良く見つけることができますので、来春紹介したいと思います。
函館山は、北海道遺産であり、日本の歴史公園100選にも選ばれています。
渡島半島東部の亀田半島と下北半島、その間に津軽海峡が、その向こうに大平洋が見えます。

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一方で、南西側を見ると、渡島半島西部の松前半島と津軽半島が、その間の津軽海峡の奥に日本海が見えます。一ヶ所で、大平洋と日本海の両方が見える場所はそうないはずです。

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菅原繁蔵さんを紹介した案内板がありました。

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陸繋島を紹介しているものも。

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函館山の向かい側の山の麓は、扇状地海岸段丘になっていることが分かりますね。

この時期15分に1本のロープウェイがやって来ました。1958年(昭和33年)に創業、最少は31人乗りの小型でしたが、1970年45人乗りへ、1988年125人乗りへ、1995年にはオーストリアより新型のゴンドラを導入しています。

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日本1の大きさを誇るし、年間客数でも日本最大です。下山する途中で見た入江山です。昨日も伝えましたが、日本のマチュピチュと呼ばれる兵庫県の竹田城跡に少しは似ていますよね。

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これが雲海の中で石垣が浮かび上がって見えれば最高ですがね。海を挟んで向こうに見える山は、北斗市当別の丸山で400mほどの山です。麓に男子修道院のトラピスト修道院があります。

帰りは、つつじ山コースの旧登山道を降りて、途中で汐見山コースを取りました。

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山頂の御殿山の直ぐ下に大きな溶岩の岩山が見えます。函館山は100万年前までは活動していた火山島でしたので、今も所々にその跡が残っています。

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快適な道を歩いて帰路につきます。

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というわけで、この汐見山コースを降りると自動車道に達し、麓の函館山管理事務所に到着。快晴のこの日の函館山トレッキングは無事終了。

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では、また明日!!