民俗学とは何か?「広辞苑には「民間伝承を調べることによって、一般民衆の生活
文化の発生と変遷を明らかにしようとする学問」とあります。例えば、「遠野物語」を描
いた柳田國男さんは有名ですが、私の尊敬する旅人の一人に宮本常一さんがいます。
彼は1907年生まれ、1930年から1981年亡くなる年まで日本中を旅してフィールドワー
クした民俗学者です。
戦時中は中断していたものの、戦後は日本全国を旅して、持参した米と味噌と引き換え
に、地方の民家に強引に宿泊を頼み、現地に何日も泊まり込んで調べたのです。
まさに、最強の旅人だったのですね。特に、交通不便な離島に赴き調査した結果は現在
多数の著書となって残っており、偉大な遺産になっています。
まさに、旅人のあこがれの存在でもありますね。究極の旅人、といっても差し支えない
人物です。
さて、致道館博物館には昨日紹介した旧西田川郡役所・旧鶴岡警察署庁舎・田麦俣
の多層民家の他にも公開している建物があります。
その一つ、旧庄内藩主御隠殿(ごいんでん)

建物の一部と庭園が残っており、大名屋敷の面影が偲ばれる。旧庄内藩主酒井家に伝わる
甲冑(かっちゅう)などの美術工芸品や歴史資料、旧藩主の書画、さらには最上川で釣りをす
る時の竿などが展示されている。
最上川まで、城から直線距離で約10km。松尾芭蕉も詠んだ「五月雨を集めて早し最上川」
では、どんな魚が採れたのでしょね?鮎?イワナ?ヤマメ?などの川魚?とにかく長い竿で
した。

正面に旧西田川郡役所が見える。庄内地方各地に存在した建物を、解体・復元し、ここに
集約しているが、もともと庄内藩御用屋敷となっていた建物と庭園はそのまま残されている。

江戸時代の和風庭園は、どこもそうだが人と金銭を費やした実に凝った造りですね。
三大庭園の岡山の後楽園、水戸の偕楽園、金沢の兼六園が有名ですが、他には熊本
の水前寺公園なども知られていますね。そういえば、熊本の殿は東京で選挙運動中で
すね。

昔は鳥海山を借景にして眺められたとか。鳥海山(2236m)は、出羽富士の名を持つ東北1
の山です。それを眺めながら、お茶をたしなんでいたとは、なんと贅沢なことか。

重要有形民俗文化財収蔵庫。
木製の酒器や焼き物、仕事着、庄内浜や沖合の飛島で行われていた漁具、最上川水系での
漁具、庄内地方での米作り用具など全部で8種類5350点の重要有形民俗文化財が保存され
ています。現在、生活文化を知る上で大事な資料となっていて、学校の野外研修の場にも使
われているそうです。
それに何よりもここは時代劇のロケが行われるので、その時代検証にも利用されるそうです。
「たそがれ清兵衛」・「蝉しぐれ」など鶴岡が生んだ作家藤沢周平(1927~1997)の作品は
ここ鶴岡が舞台となっています。架空の海坂藩となって登場しますが、郊外には「庄内映画村
オープンセット」があったり、庄内映画村資料館」もあります。
そして、数年前日本アカデミー作品賞を受賞した「おくりびと」も鶴岡の隣町の酒田市で
ロケが行われていましたね。

ここは民具の蔵。
古い土蔵をそのまま展示室にしているもので、庄内地方の伝統工芸品や職人用具などを
中心に、各種の民具が展示されている。
というわけで、致道博物館紹介しました。入館料は700円で、少し高いな、とも思ったけど
庄内藩のことを2時間はたっぷり堪能出来る資料がそろっており、歴史マニアには十分楽し
めるところです。おすすめですよ。
明日は、近くにある庄内藩・藩校の致道館へと向かいます。
それでは、また明日
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文化の発生と変遷を明らかにしようとする学問」とあります。例えば、「遠野物語」を描
いた柳田國男さんは有名ですが、私の尊敬する旅人の一人に宮本常一さんがいます。
彼は1907年生まれ、1930年から1981年亡くなる年まで日本中を旅してフィールドワー
クした民俗学者です。
戦時中は中断していたものの、戦後は日本全国を旅して、持参した米と味噌と引き換え
に、地方の民家に強引に宿泊を頼み、現地に何日も泊まり込んで調べたのです。
まさに、最強の旅人だったのですね。特に、交通不便な離島に赴き調査した結果は現在
多数の著書となって残っており、偉大な遺産になっています。
まさに、旅人のあこがれの存在でもありますね。究極の旅人、といっても差し支えない
人物です。
さて、致道館博物館には昨日紹介した旧西田川郡役所・旧鶴岡警察署庁舎・田麦俣
の多層民家の他にも公開している建物があります。
その一つ、旧庄内藩主御隠殿(ごいんでん)

建物の一部と庭園が残っており、大名屋敷の面影が偲ばれる。旧庄内藩主酒井家に伝わる
甲冑(かっちゅう)などの美術工芸品や歴史資料、旧藩主の書画、さらには最上川で釣りをす
る時の竿などが展示されている。
最上川まで、城から直線距離で約10km。松尾芭蕉も詠んだ「五月雨を集めて早し最上川」
では、どんな魚が採れたのでしょね?鮎?イワナ?ヤマメ?などの川魚?とにかく長い竿で
した。

正面に旧西田川郡役所が見える。庄内地方各地に存在した建物を、解体・復元し、ここに
集約しているが、もともと庄内藩御用屋敷となっていた建物と庭園はそのまま残されている。

江戸時代の和風庭園は、どこもそうだが人と金銭を費やした実に凝った造りですね。
三大庭園の岡山の後楽園、水戸の偕楽園、金沢の兼六園が有名ですが、他には熊本
の水前寺公園なども知られていますね。そういえば、熊本の殿は東京で選挙運動中で
すね。

昔は鳥海山を借景にして眺められたとか。鳥海山(2236m)は、出羽富士の名を持つ東北1
の山です。それを眺めながら、お茶をたしなんでいたとは、なんと贅沢なことか。

重要有形民俗文化財収蔵庫。
木製の酒器や焼き物、仕事着、庄内浜や沖合の飛島で行われていた漁具、最上川水系での
漁具、庄内地方での米作り用具など全部で8種類5350点の重要有形民俗文化財が保存され
ています。現在、生活文化を知る上で大事な資料となっていて、学校の野外研修の場にも使
われているそうです。
それに何よりもここは時代劇のロケが行われるので、その時代検証にも利用されるそうです。
「たそがれ清兵衛」・「蝉しぐれ」など鶴岡が生んだ作家藤沢周平(1927~1997)の作品は
ここ鶴岡が舞台となっています。架空の海坂藩となって登場しますが、郊外には「庄内映画村
オープンセット」があったり、庄内映画村資料館」もあります。
そして、数年前日本アカデミー作品賞を受賞した「おくりびと」も鶴岡の隣町の酒田市で
ロケが行われていましたね。

ここは民具の蔵。
古い土蔵をそのまま展示室にしているもので、庄内地方の伝統工芸品や職人用具などを
中心に、各種の民具が展示されている。
というわけで、致道博物館紹介しました。入館料は700円で、少し高いな、とも思ったけど
庄内藩のことを2時間はたっぷり堪能出来る資料がそろっており、歴史マニアには十分楽し
めるところです。おすすめですよ。
明日は、近くにある庄内藩・藩校の致道館へと向かいます。
それでは、また明日
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