花電車って何?と思う人がいるでしょう。別に花でいっぱいに飾られた電車のことでは
ないです。
夏8月の函館港まつりに合わせて、市内を走る電飾された電車のことをいいます。まずは、
御覧下さい。

こんな風に電飾された電車です。初めて運行されたのは、1914年(大正3年)8月14日。
だから、今年の夏でちょうど100周年。函館八幡宮大祭に合わせて2日間運行されたの
が始まりです。
当時は、客車全体を杉の葉で包み大きな造花の芯に白色灯を点火した簡素なものだった、
そうです。
上の写真の電車は、1936年(昭和11年)に函館で製造された電車です。
説明して下さった方が話してくれましたが、「夏の夜に運転すると、虫がたくさん寄って来て、
何度も刺される」とこぼしていました。フードもないし、むき出しの運転席ですから、もろに虫
に当たりますね。見た目は華やかでも、動かす側は大変なんですね。
一方、電車を点検するのを拝見。

このように、下から車体を点検するのですね。

係員がチェックしていますね。検査の種類は、3日以内に実施する隔日検査、3か月以内
に実施する月検査、3年以内に実施する重要部検査、6年以内に実施する全般検査、電
車を購入した時や重要な改造・修繕をした時に実施する随時検査があり、基準を設けて
整備しています。
最後に「箱館ハイカラ號」。

1910年(明治43年)12月に千葉県成田市で走り始めた電車が、8年後の1918年(大正7年)
に函館にやって来た電車です。1934年(昭和9年)の函館大火で、この成田の電車3両のうち
2両が焼失、1両のみが焼失を免れました。唯一残ったこの電車、1937年(昭和12年)に除雪
のための昨日紹介したササラ電車に改造されますが、1992年(平成4年)に函館市制施行70
周年記念事業の一つとして、当時の姿に復元します。
翌1993年、昔の姿に復元された「箱館ハイカラ號」の愛称で再び函館の街を走りました。そして、
昨年はハイカラ號20周年を迎え、今もこの超レトロな電車は市内を走っているわけです。
ということで、珍しい花電車と昔のチンチン電車を紹介しました。
それでは、また明日
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