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道の駅「樋脇」での車中泊は、一晩中雨が降り続いていて十分な睡眠はとれなかった。
それでも、いつものように朝6時前には起床。
今日は、フェリー乗り場のあるいちき串木野市へ行く。今回の春の旅最大の目的地、甑島
渡るためだ。
ただ、気になることが。それは雨は小降りになったが、風があることだ。風が強いとフェリーの
航行に支障が出て、欠航となる恐れもあるからだ。

まずは、港に到着。
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風が強く、波もある。ここは、547フェリー乗り場。




















路面が濡れているのは、今朝までの豪雨。朝方になって、やっと小降りになったが・・・。
赤い門構えのようなものの上を御覧下さい。吹き流しが真横に流れています。
かなり強い風が吹いていることが分かりますね。

東シナ海は、大荒れ。果たしてフェリーは動くのか?乗組員に聞いても「分からない?」と云う。
欠航する時もあるし、強硬して運行する時もあるという。
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フェリー「ニューこしき」は串木野港を午前11時20分に出航予定だが、それは10時に決める、
と云う。ここで、2時間以上も待たされるはめに。その間、ここまで来て甑島へ行けなかったら、
何のために旅してきたのか?心が折れそうになる時間帯だった。
荒天でも運行して欲しい!と願う。車の中で、待合室で祈るばかりだった。
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10時、窓口が開いて運行する、という。「良かった!」と思ったが、それは甘かった。
この写真。船上では、このたった1枚のみ。それも港内を離れてたった100mほどなのに、これだけ
荒れている。この後、客室の窓を濡らすほど波が押し寄せる。
舟は揺れに揺れ、大きく傾く。ほとんどの人は横になり、島に到着するまで我慢する。
船に酔ったことがない自分だが、さすがに弱り果てた。キャビンで横になり体を休める。
目をつむり、じっと耐えるしかなかった。
デッキに出るなんて自殺行為。あっという間に、東シナ海の藻屑になりかねない。

1時間20分後、上甑島の里港へ入港、天気の良くなり波も穏やかだ。
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甑島は、三つの大きな島と小さなくつもの島で構成される。九州本土から、30km離れた東シナ
海の孤島だ。
海上保安庁の方たちが、仲間を出迎えている。この時期、観光客は少なく、逆に本土と島を往復
する人たちだろうか?地元の人たちだと分かる。病院か?買い物か?子供の学校か?でしょう。
島の子供たちは、中学を卒業すると対岸の本土、いちき串木野市や薩摩川内市、または鹿児島
市の高校へ通います。保護者の方は、休みを利用して我が子に会いに行っていたのでしょうね。
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孤島からか?漫画「Dr.コトーの島」の地でもある。
三つの島とは、北から上甑島、中甑島。この二つは橋で繋がっている。
それと一番大きな下甑島。今回は、この下甑島へ渡るのだ。
里港を離れ、次の港である下甑島の鹿島へと。
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15分後フェリーは離岸し、次の停泊地である下甑島鹿島へと向かう。
いちき串木野市を出港した時は、大荒れだった海も穏やかになり太陽も顔を出してきた。
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遠くに小島も見える。
里港から1時間ほどで、下甑島の鹿島港へ到着。
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さらに、出港して長浜港へと。
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午後2時半、大荒れのいちき串木野港を出てから実に3時間以上かけて、やっと下船できる。
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午後になって、港内は凪状態。気温も上昇し、暖かい。
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ついに、目的地の下甑島に上陸だ。
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そして、この日の内に眼に焼き付けたいのが、これだ。
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県道349号線を左へ向かい、さらに山を越えて11km。
そう、ナポレオン岩 だ!

今から20年ほど前になるだろうか?図書館で、平凡社から出版されている雑誌「太陽」の別冊
日本の秘境100選」を読んだ。読む、というより見たといった方が良いだろう。ほとんど写真集
のようなものだったから。
その最後のページにあったのが、鹿児島県下甑島のナポレオン岩。ナポレオンの横顔のような
巨大な岩。
その写真を見た時は、頭をガーンと殴られたようなショックを感じた。
日本でも、こんな秘境があるのか?と。
それから、20年。やっとフリーの立場になって見ることが出来る。
ナポレオン岩、一体どういう岩なんだ?さぁ、会えるぞ!

ナポレオン岩との対面、それは明日詳しくお伝えします。

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