昨夜のラグビーワールドカップ、サモアVSスコットランドは接戦の末にサモアは33-36で敗退。
その結果、残念ながら日本は予選プールBで3位が決定し、ベスト8進出はならず。
それでも、明日早朝のアメリカ戦は是非勝利して欲しいですね。
なぜなら、ワールドカップ史上3勝もしながら予選を突破出来なかったという初のチームになれます
からね。南アフリカ、スコットランド、日本が3勝1敗で並びながら勝ち点で及ばず3位。でも、今まで
1勝しかしてなかった日本。それも24年前の相手はアフリカ南部の弱小チームのジンバブエ。
それが今回、優勝候補の南アフリカに勝利し、サモアにも大勝するという2勝も挙げたのだから。
日本国内では、今やにわかのラグビーブーム。女性週刊誌にまで五郎丸選手が、まるでスターの
如く特集されている。
2019年、日本で開催されるラグビーワールドカップは大いに期待されますね!
ということで、ラグビーの町、ワールドカップの開催地の一つでもある釜石を後にして三陸鉄道南
リアス線の各駅巡りを始めます。
まずは、釜石駅の一つとなり、南にある駅の平田(へいた)駅。ひらた駅ではなく、へいたと読む。

海のそばで、近くには港もあるが、津波の被害を受けて今も復興工事のさなかだ。

続いて、唐丹(とうに)駅。

「さけのふるさと」と書いてあるので、近くの片岸川に遡上するのかな?

駅から少し歩くけど、海岸付近の道路際には過去の津波の教訓の石碑が置かれている。

明治29年、1896年6月15日の明治三陸地震と昭和8年、1933年3月3日の昭和三陸地震だ。
そして、今回の2011年3月11日の震災の碑。

さらに、前日に降った雨で泥んこになった山道を登って小高い丘にある測量の碑。

星座石というものもある。

測量の碑とは?1801年伊能忠敬は伊豆から東北にかけて海岸線を測量し、ここ唐丹の地で北緯
39度12分を記している。この偉業をたたえて唐丹の天文地理学者の葛西まさひろ氏が「測量の碑」
を建立した、そうだ。
その葛西氏、北緯の度数を中心に星座を石に刻んだのが星座石。
遺愛碑とは、葛西氏の弟子たちが彼も偉業をかかえて建てたもの。
丘の上から唐丹の町を見る。

春だと桜の並木でキレイだろう。この通り、唐丹の桜並木として有名だ。
桜を駅舎に描いたのが、となりの吉浜駅。

とっても可愛らしい駅舎ですね。内部は、地元の施設にもなっている。
続いて三陸駅へ。

吉浜駅ではポツリ、ポツリと降っていたが、三陸駅ではザーザー降りへと激しく降ってきた。
ここも津波の被害が大きい場所の一つだ。

下の青色の屋根が駅と観光案内所。
あまりに雨が激しいので、駅内にあるカフェでソフトクリームを食べながらブログを打つ。
1時間ブログを打っていたら、小降りになってきたので散策に出掛けた。
ここでは、見るべき場所がいくつかあるのだ。
まずは、奇跡の一本松ならぬド根性ポプラ。

周辺は、津波で多くが流されたりして被害が甚大にもかかわらず、この1本だけが残った、まさしく
ド根性のポプラ。
そのとなりにあった風変わりな建物。
潮目(しおめ)大津波資料館だが、瓦礫を利用して地元住民が手作りした建物。
震災時の写真や新聞記事、止まったままの時計などが並んでいる。出入りは自由、無料。

子供遊び場のようだ。
内部に入って見よう。

面白い!
ここは、子供たちの隠れ家だ。
そんなわけで、ここ三陸駅周辺には興味を引くものがいくつもあり、しばらく傘を差しながらあるくこと
にする。
明日また詳しくお伝えします。
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