3月26日の北海道新幹線開業まで、いよいよあと1週間となりました。当日は、晴天なら
最高のスタートですが、万が一大雪でも降ってストップしてしまったら、とんだ開業日に
なってしまいます。
まぁ、JRではそんなことも予想して開業日を3月下旬までずらしたそうです。昨年の金沢
までの延伸では3月14日あたりだったけど、やはり北国のこと、雪の心配がありますからね。
さて、北海道新幹線が開業しても何の影響もない道北や道東。逆に3月26日には廃止される
駅がいくつもあります。
道内のテレビ局では、今月廃止される駅の特集をしていました。宗谷本線では、なかったが
今後は廃止の方向へと持っていかれる可能性のある駅は、たくさんあります。
これから訪れる駅の中にも、来年は廃止されるかも知れない駅があります。それでは、
音威子府(おといねっぷ)駅から。

さすがは、林業の町おといねっぷ、いや村でした。人口は、832人と道内でも最少人口。
5年前の2010年の国勢調査では、995人と1000人を切ったことが話題に上りましたが、
5年経った昨年2015年の国勢調査の速報値では、さらに160人以上も減少し800人台へ。
この先どうなるのだろう?
道内では、音威子府村に次ぐ人口の少ない村として2番目に神恵内(かもえない)村が
1004人、西興部(にしおこっぺ)村1118人、赤井川村1122人と続きます。これらの村は
次の国勢調査がある2020年には、確実に1000人を切っていることでしょうね。
宗谷本線の向かいのホームには、すでに廃止された天北線のホームが残る。
ここ音威子府駅からオホーツク海を通り、南稚内駅まで全30駅のローカル線でしたが、
1989年5月1日廃止されています。

ここの名物は、駅中のソバ屋さん。

音威子府そばとして知られ、そば100%の真っ黒いソバ。夏に訪れた時に食べましたが、
とっても美味しかったです。今まで食べたソバとは、全くの別物で「これがソバ100%の味か!」
と感動したほどです。
手前の老夫婦は、ここで食べるのを楽しみに来たそうです。JRも分かっているのか(?)、
音威子府駅で18分停車します。13:37着で、出発が13:55だから十分ソバは食べれますね。

村が誇るのはここの高校、おといねっぷ美術工芸高等学校。村立ですが、ほとんが村以外の
子で全寮制。部活動では、日本1があります。クロスカントリースキーでは全国大会での常連校
で、確か今年も優勝しています。
生徒・教職員合わせて村の人口の約15%を占めていて、2割は道外出身者。
生徒は、住民票を音威子府村に移すことが義務付けられていて、入学と同時に村民の一人と
なります。
村民運動会にも村の一員として参加していて、まさに村の若者です!
さて、そばを食べてリスタート。

1両編成の車内は、こんな感じ。前と後ろにロングシート。中央にボックス席。ボックス席は回転
しません。一方方向しか見れず。もちろん、窓は二重。結露防止でしね。
吊り革があるけど、使うことあるのかな?それとも朝夕のラッシュ時は満員?
それでも、「3.26の北海道新幹線開業のポスター」が貼られていました。あの函館出身のGLAY
のポスターですよ。

音威子府駅の次の「筬島(おさしま)駅」、次の「佐久駅」、「天塩中川駅」までは天塩川沿いを
走る。日本第4位の大河(256km。ちなみに1位は信濃川369km、2位利根川322km、3位石狩川
268km)だ。
ところどころ凍結している。

その筬島駅。周囲には全く人家は見当たらない。

私が高校生のころだから、もう半世紀も以前は320km以上もの長さがあったが、改修工事を
行って70km近くも短縮されてしまった。石狩川も同様で、360kmあったのが100kmも短縮され
てしまった。
それだけ天塩川や石狩川は、まさに原始の川だった、ということ。今でも蛇行しながら、ゆっくりと
日本海へ注いでいる大河そのものです。

天塩中川駅の素敵な木造駅舎です。中川町(人口1763人)の住民センターにもなっている
建物なのです。
駅前にはAコープがあって、買い物は便利。

続いて、秘境駅の歌内駅。文字通り「うたない」と読む。当駅の地名は「宇戸内」で、旧駅名
でもある。アイヌ語の「ウッ・ナイ」、細い脇の川から由来している。

問寒別(といかんべつ)駅。ここは一応集落を形成していて、学校もあるしAコープ、GS、駐在所も
ある。冬の間、駐在所の警察官は氷のパトカーを造って集落の交通安全教育に役立っている
ニュースが流れていた。それと今年はその警察官、滑って転んで骨折し松葉杖をしてテレビに出て
いた。

最後に、道内最大級クラス(といっても秘境駅第1位は室蘭本線の小幌駅)の糠南(ぬかなん)駅
の1枚を紹介します。

待合室は、奥にある赤い屋根の白い物置で畳2枚もないほど。一応座れるけど2人も入れば
満室へ。
周囲は、牧草地で牧草ロールが置かれていることでお分かりでしょう。
まさしく、名寄駅から北へは秘境駅続出です。駅好き旅人には垂涎の地!
夏は車で訪れたが、冬の今列車で訪問、これまさに正解です!車内は暖かくて睡眠を誘うが、
外の景色は目をバッチリと覚まさせる。
この後も、秘境駅が何度も登場します。それは明日!
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