昨日は、晩秋の夜空に特大に大きいスーパームーンがハッキリと見ることが出来ました。
1948年以来の68年ぶりの大きな月だそうで、函館ではくっきりと雲一つない夜空に
ひと際輝いていました。
地球までの距離は約35万6500kmだそうで、普段よりも明るく存在感のあるお月さん
でした。次のスーパームーンは18年後の2034年というから、もう次は見れないかも知
れませんので、昨夜やその前夜にはっきりと見て瞼に焼き付けたので、良かったです。
三江線活性化協議会(島根県邑智郡川本町)で出している「ゆっくり三江線三十五次
みどころマップ」のパンフレットには、昨日紹介した「天空の駅」宇都井駅から今日紹介
する香淀駅までの間に、列車は広島県→島根県→広島県→島根県と3回も県境を越え
ているんですね。
まさしく江の川は、山陽側から山陰側へ中国山地を横切り日本海へ注ぐという、中国地方
最大の河川であることが分かります。
それにしても、県境を3回も越えているとは!10万分の1地図では読めない細かい部分も
あるのですね。
今日の1枚目は、島根県邑智郡邑南町にある作木口駅から。

江の川は、ホームの右側にあるので駅は左岸に建っています。国道は右岸だから
車の通行量は少なく、人家もまばらです。
この日は、三次市からの帰りで再び道の駅「グリーンロード大和」で車中泊し、昨日の
「江平駅」の次にあたる「作木口駅」からリスタート。
演目名は「胴の口」。

続いて「香淀駅」。駅舎がログハウス風でカッコいいいですね。
ここなら駅寝も出来そうです。

演目名は「羅生門」。

長いホームでも、雨宿りできる屋根付きホームは1両分。それでも良いのです。
ほとんど1両編成なんだから。

駅前駐車場がやけに広い。これだけ利用しているのかな?
駅の壁にあった説明板には「ブッポウソウ(仏法僧)の観察について」が書かれていました。

看板には、ここは三次市作木町と書かれていますね。一つ前の「作木口駅」は島根県
邑南町でしたが、作木町は広島県三次市。実は、作木口駅を出発すると再び江の川
を左岸から右岸へ渡ります。
渡った右岸にあるのが「香淀駅」。そして左岸は、同じ広島県でも安芸高田市なのです。
説明を読んでいる時、聞こえました。「ブッポウソウ~ ブッポウソウ」と。
低音の男声(?)のような鳥の鳴き声が、確かに聞こえました。
朝の7時頃で、通学する高校生も通勤客もいない静かな駅のホームで、ブッポウソウの
声が響いたのです。文字通り「ブッポウソウ」と鳴いていました。それも複数以上の鳥たち
の声。
ホントに、「ブッポウソウ」と名前の通りだな、と初めて聞いた鳥の声でした。
続いて次の式敷駅へ。江の川の左岸にあり、ここは安芸高田市。
ここから5つ先の粟屋駅までしばらく左岸を走ります。

ホームの屋根が面白い。両側に屋根があります。かつては、ここで列車を待っていた
のですね。三江線はすべて単線だから、上りか下りかどちらかの列車が通り過ぎるのを
待たなければいけなかった時代のものが残っていますね。

演目名は「滝夜叉姫」。

左のホームはここで終わりの車止めがあります。さらに、かつてのホームがあって草茫々。
ここは三江線の大きな駅だったのでしょうね。
実は、1955年(昭和30年)三江南線の開業当初の終着駅だったのです。だからここで終わり、
の車止めだったのでしょうか?
それも、8年後の1963年に口羽駅まで延伸し途中駅となっています。

そして秘境駅の「信木駅」。
山側に舗装されているが、狭い県道122号線がありそこに、駐車し歩いて江の川左岸の
すぐそばの駅まで歩いて行かなくてはいけない駅です。

そこまで歩道は有れど、車道はなし。ホームの真下が江の川。対岸に国道375号線の
拡幅工事が行われていますね。国道といっても、狭く細く走りづらい国道なのです。
かつては、下の駅までの間は棚田か段々畑があったのでしょうが、今は雑草が生い茂り
草茫々状態。
ホームの左にある小屋は、トイレです。
それでも、演目名の駅ネイムがあって、「子持山姥」駅。

吹きさらしの待合室。川沿いは線路の近くまで雑草が茂り、手入れはしておらず。
この駅、誰が利用するのでしょうか?

続いて所木(ところぎ)駅。

ここも信木駅同様でした。山の斜面の上にある県道に車を停めて、歩いて駅へ。
それでも、集落には人家が目立ち、利用する高校生もいるのかも知れません。
演目名は「玉藻の前」駅。

すべての駅に、石見神楽の演目の名前が付けられていてこの看板を読むだけでも
面白いです。さすがに伝統芸能が盛んな地域なんだな!と感心します。
本日最後の駅は、船佐駅。

ここは駐車場があって、細い道だけど何とかたどり着けました。
ホームは、駅待合室の向かい側。つまり写真の左にあります。竹藪の奥は江の川の河川敷。

演目名は「悪狐伝(あっこでん)駅」。

ホームの奥に人家があって、車が駐車されていますね。1日5本程度の本数では、
列車を利用するより車で行った方が便利だし、安上がりです。
だから、ほとんどの人は車を使う。鉄道利用者は、免許のない高校生か高齢者。
1日当たりの利用者は数人しかいないのです。または、ゼロの日もあるのでしょうね。
ということで、作木口駅から船佐駅まで来ました。明日は、三江線の秘境駅のNO.1の
長谷(ながたに)駅へ。
多分、残りの粟屋駅、三次駅の一つ手前の尾関山駅まで全てお伝え出来そうです。
では、また!
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