三江線を行く旅、ついに今日で全駅を見ることになります。終着の三次駅は、前回
スマホの修理で先に訪問しましたので、カットしますが残すところあと3つ。
長谷(ながたに)駅と粟屋(あわや)駅、それと尾関山(おぜきやま)駅。
それでは、三江線最大の秘境駅である長谷駅から。

県道122号線を式敷駅から走っていますが、ものすごい細くカーブが多い。
江の川の左岸を走る県道だが、道は1車線しかない上にアップダウンもあり、走り辛い。
国道は対岸の右岸にあるが、国道を走ると駅にはたどり着けない。所木駅から尾関山駅
までの間に橋が二つしかなく遠回りしなければいけないから。
だから、道が険しいのを承知の上で県道を走り、やっとたどり着いた長谷駅。
車を停める場所を確保して歩いて駅の真下へ。
そこから階段を登りホームへ。

流れがまったく停止してしまったかのような江の川。まるでダムみたい。
実は、ここ長谷駅へは1年半前の2015年4月九州・甑島への「春の旅」の途中で、訪れ
ようとしたが、大雨のため道路は寸断され通行止めに。
だから、再度の訪問。やっとリベンジ出来ました。
駅の演目名は「鐘馗(しょうき)」。

ホームの向こうに人家が数軒見えますね。
何が秘境駅なのか?といったら、まずは列車の本数が極端に少ないこと。ダイヤを写すのを
忘れましたが、1日に数本だけ。それと車での到達度も大変。厳しい道を走りやっとたどり着く。

雰囲気も秘境らしいでしょう。
下り方面を見ると、山、山、また山の人里離れた駅。

続いて粟屋駅へ。長谷駅からおよそ4kmくらい三次市寄りの駅。
農村地帯だが、山の傾斜が少しずつ緩やかになってきていて、畑も多い。

スミマセン。同じ写真を張り付けてしましました。

駅の前には人家が2軒あり、駅前広場は住民の駐車場になっているようだ。
もっとも、他に利用者はいないのだから堂々と駐車できる。
駅の演目名は「曽我兄弟」。

そして、最後の駅となった尾関山駅。

ここは、完全に三次市街地にあり商店街や大規模な小学校もあって、久しぶりに緊張して
ハンドルを握る。今まではローカルなのんびりした道だっただけに、視界が全然違う。
演目名は「紅葉狩」駅。

三次市は、人口5.6万人。広島県の人口のほとんどは山陽道、つまり瀬戸内海側に
集中しているが、中国山地寄りの山側では最大の都市。
広島県は、100万都市の広島市の他、50万になろうとする福山市、20万人台の呉市、
東広島市や尾道市、廿日市市、三原市、大竹市、竹原市など山陽道沿いにある。
その中で、三次市や庄原市、安芸高田市は中国山地の山中にある都市。

交通のメインは山陽で、山陽新幹線や山陽本線がひっきりなしに走っている。その中で
山岳地帯を走る三江線、さらにはこれから向かう芸備(げいび)線、木次(きすき)線は
過疎の町村を走る非電化単線の、私が好むローカル路線だ。

ということで、三江線の駅はこれにて終了。全35駅をすべて訪問することが出来ました。
次に芸備線の秘境駅を訪ねて、東へと向かいます。
芸備線は、岡山県新見市の備中神代(びっちゅう こうじろ)駅から三次駅を経て、
広島駅への全159.1kmの全線非電化、全駅44のローカル線です。
最初に比婆山(ひばやま)駅から。

1935年に家業した当時は、備後熊野駅の名だったが、1956年に比婆山駅へと改称。
島根県との県境にある比婆山(1299m)に一番近い駅は、木次線の秘境駅である油木
(ゆき)駅だが、有名な山の名前を借用したのだろうか?

1日に1人という無人駅だが、秘境駅の雰囲気は感じられない。
国道183号線に面していて、アクセスもいい。たまには、牛山隆信さんの「秘境駅に行こう!」
にも甘い駅もあるのかな?
駅のとなりは消防署で、若い消防署員がトレーニングに励んでいました。
開業当時からの駅舎が良い味を出していて雰囲気は良い。

続いて、芸備線と木次線(広島県庄原市の備後落合駅と島根県松江市の宍道駅を結ぶ
81.9km、18駅の全線単線非電化のローカル線)が交わる備後落合駅へ。

周辺に人家はほとんどないが、駅のホームは島式が二つあって、線路の数も多い。

ここまで来たのだからと、足を延ばして木次線の秘境駅である油木駅へ。国道314号線を
北上し、県境にもっとも近い駅で、標高も高い。この先は島根県なのだから。

次の駅の三井野原駅は島根県のスキー場がある駅。

駅の向こうに廃校となった小学校が見えました。

今年は木次線開業100周年なんですね。開業したのが1916年。それから100年。
昭和40年代までは、蒸気機関車が煙をモクモクとあげて走っていたのですね。

2日ぶりに温泉に入りたいな、と訪ねた比婆山温泉は日帰り入浴お断り。次の高尾温泉は
本日休業日。空振りでした。
仕方がない。次の駅を目指し、温泉も探しに行こう。
ということで、明日も芸備線の秘境駅巡りの旅を続けます。
では、また!
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