にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ←応援クリック お願いします。

12月10日、土曜日。
朝起きると、家の周りは真っ白。昨夜半からの降雪で、一面雪化粧していました。
もう、12月も3分の1が過ぎて、2016年もあと21日。月日はあっという間に経過します。

来年は何処へ旅に出ようか?「2017年春の旅」、この冬にしっかりと計画を練ることにしよう!

さて、昨日お伝えした竜岡城の北側にある大きなお寺から。
DSCF7049



















名前を大梁山蕃松院という曹洞宗のお寺。開山は1580年というから戦国時代の終わり
ころで、織田信長暗殺の2年前のこと。

歴代藩主の菩提寺となってますね。
DSCF7050



















晴れていれば、左の写真に見られる背後の山に登れば、竜岡城の五角形の城を眺める
ことが出来るはず。でも、大雨で道はぬかるみ登山は無理。

次の機会にします。長旅していると、だいたい3分の1くらいの確率で雨が降りますね。
一応、当地の月間別降水量を調べて行きますが、雨の量も場所によって、また季節によって
かなり違いがあります。

冬期降水量の少ない乾燥した季節と、梅雨時や台風の季節の夏から秋にかけての大雨の時
では月間で5倍以上も違う場所があります。

出来れば、雨の少ない季節を選んで旅したいですね。

さて、長野県はこれで終了。このあと一気に群馬県、そして栃木県へ行きます。
関東地方最初の写真は、群馬県みどり市のわたらせ渓谷鉄道上神梅駅から。
DSCF7051



















どうやって、到着したかというと。まずは佐久市から国道254号線、別名富岡街道を東へ。
国道の内山峠を越えて群馬県下仁田町へ。峠の群馬県側を信州街道、別名姫街道と
いうそうです。

こんにゃくで有名な下仁田から上信越自動車道で太田桐生へ。国道50号線を北上し、
さらに国道122号線へ。桐生市大間々駅を右手に見て、さらに北上。

木造駅舎で有名な上神梅(かみかんばい)駅へ到着した次第です。
DSCF7052



















実に風情のある年季の入った木造駅舎であること!屋根の上は苔むしています。

わたらせ渓谷鉄道は、元国鉄の現三セクの鉄道会社で、群馬県と栃木県の間を走って
いる全44.1kmの17駅。

桐生駅を出発し、栃木県の間道(まとう)駅が終点。4つの駅が栃木県で13駅は群馬県。
通称、「わてつ」。沿線住民は「わた渓」と呼ぶ。
DSCF7053



















朝から強く降っていた雨も上がり、傘は必要なくなった。
DSCF7054



















1912年(大正元年)足尾鉄道の駅として開業しているから、104年の歴史を持つ駅。
だからか、2008年には国の登録有形文化財として登録されています。

上神梅駅から、北のすべての駅を辿って行きます。まずは次の本宿駅へ。
DSCF7055



















名前を見ると、元宿場町だったのだろうか?
ただ、駅には道路に車を停めてしばらく歩いていかなければいけない不便な駅。

しばらくして、ここの名物であるトロッコ列車がやって来た。
DSCF7056



















月曜日の平日にもかかわらず、ほぼ満席の乗客を乗せてあっという間に通過。
DSCF7057



















確か3両編成で、2両目がオープンデッキのトロッコ列車だったような気がする。

次の駅である水沼駅。ホームに立つと向かい側が温泉施設であることが分かりますね。
DSCF7058



















この温泉もわたらせ渓谷鉄道が経営しています。入浴料金は600円と、少し高め。

続いて花輪駅へ。
DSCF7059



















ここでは、1両だけの列車が通過。もちろん非電化。ディーゼルですね。
DSCF7060



















ここでは、国の文化財に指定されている歴史をある旧花輪小学校を見たかった。
駅から歩いて5分ほどの場所。
DSCF7062



















残念ながら、平日は閉館で土曜・日曜だけ開館しています。
でも、外観だけでも見る価値あり! 素晴らしい木造校舎です。
DSCF7063



















続いて秘境駅になりそうな中野駅。周辺には人家はなく、待合室には屋根があるだけの
むき出し。利用者はいるのだろうか?
DSCF7064



















続いて小中駅
DSCF7065



















今日の最後の駅は、神戸(ごうど)駅。神戸(こうべ)と書いて、「ごうど」と読みます。
ここも1912年(大正元年)足尾鉄道の駅として開業。

当時の駅名は、神土(ごうど)駅。兵庫県神戸市の神戸駅と紛らわしいから、土の名を
使ったそうだ。しかし、地名は神戸(ごうど)。

1989年JR東日本から、三セクの「わたらせ渓谷鉄道」になると本来の地名の神戸駅へと
改称されています。
DSCF7066



















ここの木造駅舎も素晴らしい!
国道から渡良瀬川に向かって下って来た場所に駅があって、とても閑静な駅だ。

ただ、残念だが駅前にあった旅館「みどり」は閉鎖されていそう。屋根にまでツタが絡まって
いて、しばらく手入れはしていない様子に見える。
DSCF7068



















平日は無人駅で、ホームに立つ。向かい側はわたらせ渓谷鉄道が経営するレストラン
「清流」。客車を改造したレストランになっている。

ちょうどお昼時だったので、ランチタイムと行きますか。
DSCF7067



















跨線橋を渡って、となりのホームへ。
駅の屋根が二重になっているのは、一つは雨、雪除けの庇だからでしょうか?
ホームの幅が長いのも雪かきするためでしょう。庇から直接レールの上に雪が落ちない
ように幅を広くしているのでしょうね。
DSCF7069



















注文したのは、トロッコ弁当とソバ。
DSCF7071



















蓋を開けると!マイタケの天ぷらや舞茸ご飯、地元の山菜など。
DSCF7072



















とっても美味しかったです。

というわけで、明日も「わたらせ渓谷鉄道」を最後の間藤駅まで駅巡りをします。
では、また!

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ←応援クリック お願いします。