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気仙沼市の朝は、車がびっしり!渋滞の真っただ中で、国道45号線は少しずつしか
進まない。

公共交通機関のバスを使うよりマイカー利用の方が便利だし、高校生も保護者に
送迎してもらった方が楽だからバスに乗らない。

よって、朝の通勤・通学時間帯の道路は混み合う。さらに輪をかけて復旧作業のトラックが
ひっきりなしに走るのだから、渋滞は一層ひどくなる。

横の歩道を走る自転車が、颯爽と追い越していく。
だから、もっと朝早く出発すれば良かったのに、と反省するが後の祭り。

さて、今日の1枚目はJR東日本の上鹿折(しおり)駅から。
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小さい駅舎のドアと窓は、べニア板で塞がれているのは、震災(2011.3.11)後、運休中
となっている。

津波は、気仙沼湾から5km以上も内陸部のここまでは来なかったが、気仙沼市街地や
北の陸前高田方面が被害を受けたから鉄道は運休中。

気仙沼駅から南の気仙沼線は、全く運行できずにいるのは、昨日の「大谷海岸駅」を
見てもお分かりの通り。

南三陸町の歌津駅・志津川駅は流されてしまったし、陸前戸倉駅までのレールは寸断
されてズタズタ。

それでも、内陸部の柳津駅から石巻線と合流する前谷地駅までの西側は運行されていて、
何とか石巻方面や古河方面と繋がり仙台駅までは行ける。

しかし、柳津駅から海岸沿いは列車ではなく、線路跡をBRT(バス高速輸送システム)が
走っていて、それは気仙沼駅から北の大船渡線も同じ。

気仙沼駅から北、陸前高田駅・大船渡駅・盛駅までBRTで代行されている。

だから、駅は震災後5年半以上が経過していても、閉鎖されたまま。
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ホーム上の待合室も同様だ。
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寂しいかな、雑草が茂りレールは錆び付いている。誰も利用者がいないのだから当たり前
なのだが、哀れな感じがする。

そんな上鹿折駅からさらに県道34号線を北上すると、鹿折金山資料館の看板を見つけた。
県道から逸れて少し行くと、小さな神社があった。

その名も「金山神社」。
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となりの建物が資料館なのだが、その前にこの神社を見学する。
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奥に見えた巨大な石は、なんと岩塩。モンゴルからの贈り物で、1580キロもある
世界最大級の代物。

3億5000万年前の地球の歴史を物語るもので、「神聖な塩」とも呼ばれるそうだ。

それでは、手に触れてみましょう。
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確かに塩です。しかも巨大!1トン以上もあるのだから。注連縄を巻いていて、まさに神聖な
塩。

ざらざらしていて、石と変わらない。日本の塩は海水を蒸発して製造するが(例えばこの後
訪れる岩手県野田村の塩など。実際、製造現場を見学したが、薪を燃やして海水を蒸発させ
生産していた。)、これは海から遠い内陸部のモンゴルから出てきた岩塩。

初めて見た巨大な岩塩に驚きました!

それでは、金山資料館に入って見ましょう。料金は取りません。無料です。
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世界遺産に指定された、あの平泉の中尊寺金色堂にも使われた金の一部は、ここで
生産されていたそう。
ここの砂金が献上されていた、との文献が残っている。

江戸時代も採掘されて、鉱山として発展したそうだ。

明治37年、1904年日清戦争が始まった年だが、何と金の含有率83%という自然石が発見
され、世界中で「ナゲット・モンスター(怪物金)」と称賛されたそうだ。
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その怪物金の重さは、2.25kg、金の含有率83%。アメリカ、セントルイスの万国博覧会に
出展されて青銅メダルと大賞を受賞したが、その後行方不明になり、かろうじて6分の1の
塊だけが残り、それは厳重に保管されているという。
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最盛期は600人以上もの使用人が働いていて、国内10大金山の一つだったそうです。
しかし、その後は採掘が小規模になり、1971年(昭和46年)今から45年前に閉山されて
います。

そんな歴史があることを始めて知りました。確かに、北上山地は金山が多く、砂金が
今でも採掘されるそうです。

義経も逃げてきて頼った奥州藤原氏の黄金文化、ここもその一つなのかと垣間見た思いが
しました。

さて、次の駅へと行きます。
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県道は飯森峠(211m)を越えて険しい山道を辿るが、大船渡線はトンネルを越えて
岩手県へ。

岩手県最初の駅は、陸前矢作(りくぜんやはぎ)駅。
ここは、バス停として利用されているから、駅待合室は閉鎖されていませんね。
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上鹿折駅と陸前矢作駅の間は、10km近くあるが、それはその間に集落がないから。
峠を越えた最初の集落が矢作(やはぎ)。もとは矢作町として独立していたが、陸前高田市
と合併。
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ご覧のように、線路の上もホームも雑草が生えて使用は出来ない状態です。
レールは錆び付いて、もう二度と列車は走らないのだろうか?
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そんなわけで、陸前高田市へ。さらに大船渡市へ行き、この後はおなじみの三陸鉄道
南リアス線の各駅巡りをします。でも、それは明日!

では、また!

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