15日目となった入院生活。今日の治療は、昨日お伝えした通り、不整脈を治すための電気ショック。

薬や点滴では治らないために最終手段なのか?電気を心臓に与える、というショック療法です。

もちろん初体験。

電気ショックと聞くと、映画「カッコーの巣の上で」を思い出しますね。精神病棟で異彩をはっきしていた主人公のジャックニコルソンが、最後電気ショックで大人しくなる場面があり、今でも精神科の電気ショックは批判を浴びています。

が、今回は不整脈を治療するためのもの。

まずは、点滴の中に麻酔薬を入れて体内へ。それが効いてか、すぐに眠りにストーンと落ちました。後は記憶なし。

もちろん不安はありましたけど・・・。

5分後に目覚めた時、それはまるで宇宙旅行から帰還したような感じ。

もしかしたら、ほんの一瞬でも天国を見たのかも?

でも、真っ暗な空間を漂う自分がいて5分後に主治医から「不整脈治ったよ」と一言あって我に返りました。

その間、どの旅人も体験したことのない不思議な旅を5分間していたのです。

これはすごい!すごすぎ!前回の9時間の全身麻酔よりも、時間にしたらわずか5分でしたが、誰も経験したことのない素晴らしい旅を味わえたのです。

これは自分だけしか出来ない旅、そして最初で最後の5分間の宇宙旅行。

ところで、後で看護師さんに尋ねたら「電気ショックは1発で成功、体が浮き上がった」とのこと。

映画やテレビドラマで見る心臓蘇生術で使用する電気ショックと同じです。若い看護師さんは初めて見ました、と驚きの言葉と同時に、モニターでショックの一発で波形がきれいに波打っているのを見て感動したとか。

午後には一般病棟に戻り、リハビリ。病院の廊下を3往復ウォーキング。

脈拍数も安静時60前後、動いて70~80へ。心電図も異常なし。

ということで、わずか5分間でしたが、本当に宇宙旅行から帰還したような体験を味わえました。

その後は、フワフワ感一杯の時間が続いていて、記憶の残る新しい内にと投稿いたした次第です。

生きていることが旅そのもの。そう考えると、これも一つ小さな旅です。何せ世界の何処でもない宇宙を漂っていたのだから。

少し元気になりました。ゆっくりだけ、歩くことも一人出来るし、何よりも前向きの気持ちへと進んでいます。

今年は人生初ずくめが多すぎ。初の入院、初の手術、初の電気ショックなどなど。

ということで、恐らく一生に一度の、それも誰もが体験できないことを、午前9:30ころ旅して体験していました。

では、また!