にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ←応援クリック ありがとうございます!

訂正をいたします。二日前、初回の散策で訪れた公会堂建設の資金提供をした
人物を、当時の豪商であった2代目相馬哲平と書きましたが、2代目ではなく
初代の誤りでした。

実は、参考にした北海道新聞社で1982年(昭和57年)発行した「はこだて歴史
散歩
」を読み、そのまま書いたのですが、読者から指摘があり調べた結果、
実は初代だったのです。申し訳ありません。

初代の相馬哲平は、生まれは越後で今の新潟県胎内市。幕末の1861年(文久元年)
28歳で箱館にやって来て、日雇い人夫から始めてお金を貯めその資金で米穀商を
開業しています。

7年後の戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争で、コメの買い占めや投機をして巨額の
富を得た人物で、その後は海産物商、不動産業、金融業など商売を拡大し豪商と
なり、北海道屈指の富豪でかつ貴族院多額納税者議員にもなった人です。

当時、多額納税者は貴族院議員になれたんですね。

その彼は1833年(天保4年)生まれで、1921年(大正10年)まで88歳の生涯を送り
ましたが、1907年(明治40年)の函館大火の時は64歳で、現役バリバリだったの
です。だから、大火の3年後に多額の寄付が出来たのですね。納得です!

その彼が、過ごした家があります。
現在彼の住まいは、旧相馬邸として一般公開されています。
DSCF7502



















この立派な屋敷がそれですが、見学しようと中に入ると残念ながら私が訪れた
当日は休館日。ショック・・・。仕方がないので周辺を散策。

まずは、急な坂の途中に建設されたことを確かめます。
DSCF7503



















横から見ると、本当に急傾斜で冬は凍結して坂を登るのは大変ですね。
多分、冬季間はロードヒーティングが入るのかな?道路のタイルの下には
電熱線があって、電気のパワーで雪を溶かし凍結を防止するものですが、
電気代がかかりますね。
DSCF7510



















この真下にあるのが、昨日紹介した旧英国領事館

今度来た時に見学しょう!と気持ちを切り替えて他にもある歴史的建造物を
探します。まずは、相馬邸の向かいにあった茶房「無垢里(むくり)」。
DSCF7504



















近くにあった案内図を参照して見ましょう。この「無垢里」は、何と明治24年に
建てられています。1891年のことで、その後大火に見舞われなかったのでしょうか?
それとも、再建したのかな?
DSCF7506



















2017年、今年の函館市都市景観賞を受賞した建物でした!
DSCF7505



















洋館や和洋折衷型の家が多い西部地区ですが、格子窓の純和風建築は珍しい。
DSCF7507



















このような建造物は、伝統的建造物として函館市教育委員会からのプレートが
あるので、よくわかります。ただ、維持費が相当かかりそうですね。

改築するにも許可が必要らしいです。生活する分には大変なのでしょうね。
DSCF7508



















実際、冬の生活はきついでしょうね。最新の断熱材を入れれなかったり、そもそも
断熱材が使用されていない時代に建設されたものかも?
DSCF7509



















下見板張りの木造建築物ですが、北海道仕様ではないでしょう。
暖房は何を使用しているのかな?と、どうしても冬の生活を優先して考えます。

幕末や明治の時代に本州からやって来た人たちは、ふるさとのことを思い出して
家づくりをしたと思いますが、想像外の寒い函館の冬に驚いたことでしょうね。
DSCF7511



















次回は、周辺を散策し和風・洋風・和洋折衷のいろいろな建物を見ていきます。

昨日寝たのは0時近く。日本シリーズ、福岡ソフトバンク・ホークス横浜DeNA
ベイスターズの第6戦を最後まで付き合いました。

延長11回にホークスが勝利し優勝。ものすごい、見応えのある試合でしたね。
本当に面白かったです。

来年は、清宮幸太郎選手がホームランを30本以上打つ大活躍する北海道日本ハム
ファイターズがリーグ優勝し、セリーグの優勝チームにも4勝3敗で日本一になる
ことを夢見ことにして、プロ野球の応援は今年終わりにします。

11月と12月はラグビーのトップリーグとサッカー、Jリーグ北海道コンサドーレ
札幌
を応援し、J1残留!を決めてもらいたい!

では、また!