8月16日火曜日、天気は昨夜からの豪雨で、河川付近の住民には避難勧告が出ている警報が鳴っています。午前8:38で、函館市には「大雨の警戒レベル3に相当する状況です」の「河川洪水警報」が出て「洪水で浸水する区域にいて、移動に時間がかかる人は安全な場所へ避難して下さい」とのこと。
市内のほぼ全域が警戒レベルの3です。現在8:57、ゴォッーという地鳴りのような音を出して、叩きつけるような激しい雨が降っていいます。

さて、ここは伊達市北黄金町にある「史跡 北黄金貝塚」です。
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噴火湾をのぞむ海抜30m~50mほどの丘陵地帯。縄文時代で、紀元前5000年~紀元前2000年頃の遺跡です。今から7000年も前にここに人々が住み着き生活していたのです。
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貝塚らしく、今は噴火湾で採れたホタテの貝殻を敷いていますが、実際に貝塚からは貝殻や魚の骨、海獣(トドやアザラシなど)の骨、さらには鹿や熊などの動物の骨で作られたナイフやスプーンなどの様々な道具が多数発掘されています。
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広い敷地内に思わぬお客さんがいましたよ。山から下りてきたキタキツネさんも、ここの遺跡に興味があるのかな?
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一般に、縄文文化は今から15000年から2500年前の日本列島に存在した文化で、特徴はそれ以前の旧石器時代の「移動して狩猟・漁猟・・採集生活」ではなく、移動せずに住居を作り集落(村)に住みながら定住して生活していたのです。
ただ、農耕や牧畜はしておらず、食糧はあくまで自然界の物を食べていて作り出すことはなかった、と思われています。
今よりはずっと暖かい時代だったから、海はすぐそばで漁に出るのも楽だったことでしょう。
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下に住居が見えますね。竪穴式でこの形は、函館市の大船遺跡(世界遺産の北海道・北東北の縄文遺跡群の一つです。)でも見られます。エゾシカの角を置いているのは、ここはハマグリなどの貝を食べた後のゴミ捨て場ではなく、魚類や鹿、オットセイなどと一緒に、さらには人間の骨も埋葬されていたことから、貝塚とは「すべての生き物の墓地」だったことが分かるのです。
これって、アイヌの人たちの「動物や植物、生き物すべてがカムイ(神)」の精神に共通しているんじゃないか!と思ったのです。
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かなり広い敷地で、この日は朝から暑くて半袖姿でも汗が噴き出します。アップダウンのある丘陵地帯で、縄文人たちはタフだったのでしょう。というか、現代人は車に頼りすぎているから体力がないのです。
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下へ降りて住居を見学します。
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壁はなく屋根だけで造られた家ですが、冬期間は今よりは温暖だったから寒くはあっても我慢できる寒さだったのかも?
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縦に地面が掘られていて、竪穴式であることが分かりますね。深さは50㎝くらいか?大船遺跡の住協は深さ2m近いものもあるから、スコップのない時代にどうやって掘ったのでしょう?
屋根を支えるのは、大きな柱4本。これだけの木をノコギリのない時代にどうやって切ったのでしょうね?
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こちらは寝台かな?動物の皮を敷いて寝るのでしょう。
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真ん中に火をおこす場所があって、材料となる木々が置かれています。水を貯める土器も。
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貝塚からは、マグロの骨、ウニの殻、クジラの骨まで発見されています。一番多かったのがカキだそうです。それだけ海は食糧の宝庫だったのです。
また、縄文人の骨は14体分発見されているから、貝塚は祈りの場でもあって集落の中でも神聖な場所でもあったのです。
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ここは水場で、祀りをする場。壊れた土器や使用されなくなった道具が供養されている場所です。
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一通り歩いた後で「北黄金貝塚情報センター」に入り、学習しましょう。入場は無料です。
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ユネスコの世界文化遺産に認定された歓びの幟が掲げられていますね。ただ、コロナのせいで観光客がそれほど来ていないことが残念。
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遺跡から出土した土器などがたくさん展示。
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断面図も分かりやすくしていて、勉強になりました。
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縄文人たちは集落の人たち全員が安全に安心して暮らして行けるように、いろいろと知恵を絞って背かつしていたのでしょう。
寿命は50歳もいかなかったはずです。危険もたくさんあって、例えば猛獣に襲われることや海での遭難、毒のある植物、他の集落との争いもあったのでしょうか?
でも、ここで生活は3000年も続いたのだからすご~い!のです。
今の人間社会は3000年平和を維持できるでしょうか?核戦争になどなったら、あっという間に地球は滅びてしまいます。便利になりすぎた現代社会は、地球を一瞬で滅亡させる道具まで作ってしまったのですから。
なによりも平和が一番です。

では、また!


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