6月10日土曜日、天気は今日も雨だったが、午後からは曇りへ。昨日は1日中雨で、しかも夜通し叩きつける雨で、朝方もうんざりするほどの雨音。5月の旅では晴れ男だったけど、6月に入ったら、いきなり雨男になったみたいです。
さて、昨夜も車中泊した豊浦町。道の駅には、町の英雄ボクシング世界チャンピオンだった「内藤大助」選手の大きな看板があります。彼、ファイターズの加藤(豪)選手に顔が似ているんですよね。ファイターズファンの皆さん、そっくりだと思いませんか?

今日は最初にバチラー教会堂へ。バチラー八重子さんのことを知りたいからです。9時開館なので、時間つぶしに特急も停まる洞爺駅周辺を散策。奥に町役場があります。

9時に到着。信者の方が庭仕事に精を出していて、声を掛けてから内部へ入ります。

1937年、昭和12年に建てられた有珠山の噴火石を使用したとか。ベルはイギリス製です。

椅子が全て埋まれば50人は座れそう。月に1回の礼拝には10数名が出席するそうです。

長椅子の形が、羊に似ていませんか?右が頭で左が尻尾。子羊たる信者にあわせて作成されたそうです。

正面には使徒信経。

こちらは礼拝室。

この素敵なオルガン、北海道最古のものとか。日本製で、養子となったバチラー八重子さんが毎回弾いていました。
ありがたいことに、信者の方が一つ一つ案内して見せていただきました。

階段の窓が素敵です。十字架の形で、外の木々が見えます。春は桜が咲き、もうすぐ紫陽花が咲くそうです。

この方がバチラーさんで、イギリスから来日。最初に函館に上陸してここへ来ています。函館でアイヌ人を初めて知り、アイヌ人が差別されているのを感じ、教育と医療、それにキリスト教伝道をするために人生を北海道で過ごしたのです。そしてアイヌ人の子供だった八重子さんが洗礼し、やがて養子になるのです。

左の写真が創建時のもの。戦争直前で、敵国英国人にしてキリスト教伝道という、極めて危険な時代に生きていたのです。詳しくは総集編でたっぷりとお伝えします。

2階の展示室。海外からもここへ来る方も多いとか。本国のイギリスや韓国、台湾からも。

信者の方にお聞きして、八重子さんのお墓へ。教会堂から500mほどで、有珠地区の共同墓地内にあり探して発見。となりは弟さんのお墓。宣教師をしていました。二人共に十字架が描かれているのがお分かりでしょう。

午後は、白老町の国立アイヌ博物館へ移動。入館料は1200円です(プラス駐車料金500円)が必要ですが、年間パスポートは2000円で済むので、そちらを購入。近い内にまた来たいからです。2回来れば元が取れる料金体系ですね。

強大な展示室ですが、他にも博物館の建物はいくつかあり、1日がかりで見学できるほどの広さ。

2階の展望台から、ポロト湖が見えます。

海跡湖で、昔はアイヌの人たちはここで魚を捕ったり貝を採取したりしていました。今でも鮭が捕れます。

展示数が多く、見るだけで時間が掛かるし、ムックリやトンコリなどの楽器演奏の建物もあるし、映画上映や踊りの実演室もあって、次回来る時は1日じっくりと見学したいです。


チセと呼ばれるアイヌ人の住居も見学できます。


ということで、午後は博物館で過ごしたのでした。
今夜はむかわ町まで移動して、今日も「HO」を活用し温泉へ。ここの道の駅で車中泊します。
明日は、バチラー八重子さんが伝道活動した平取町の教会を訪ねて行きたいです。
明日こそ晴れてほしい!と祈ります。
では、また!
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さて、昨夜も車中泊した豊浦町。道の駅には、町の英雄ボクシング世界チャンピオンだった「内藤大助」選手の大きな看板があります。彼、ファイターズの加藤(豪)選手に顔が似ているんですよね。ファイターズファンの皆さん、そっくりだと思いませんか?

今日は最初にバチラー教会堂へ。バチラー八重子さんのことを知りたいからです。9時開館なので、時間つぶしに特急も停まる洞爺駅周辺を散策。奥に町役場があります。

9時に到着。信者の方が庭仕事に精を出していて、声を掛けてから内部へ入ります。

1937年、昭和12年に建てられた有珠山の噴火石を使用したとか。ベルはイギリス製です。

椅子が全て埋まれば50人は座れそう。月に1回の礼拝には10数名が出席するそうです。

長椅子の形が、羊に似ていませんか?右が頭で左が尻尾。子羊たる信者にあわせて作成されたそうです。

正面には使徒信経。

こちらは礼拝室。

この素敵なオルガン、北海道最古のものとか。日本製で、養子となったバチラー八重子さんが毎回弾いていました。
ありがたいことに、信者の方が一つ一つ案内して見せていただきました。

階段の窓が素敵です。十字架の形で、外の木々が見えます。春は桜が咲き、もうすぐ紫陽花が咲くそうです。

この方がバチラーさんで、イギリスから来日。最初に函館に上陸してここへ来ています。函館でアイヌ人を初めて知り、アイヌ人が差別されているのを感じ、教育と医療、それにキリスト教伝道をするために人生を北海道で過ごしたのです。そしてアイヌ人の子供だった八重子さんが洗礼し、やがて養子になるのです。

左の写真が創建時のもの。戦争直前で、敵国英国人にしてキリスト教伝道という、極めて危険な時代に生きていたのです。詳しくは総集編でたっぷりとお伝えします。

2階の展示室。海外からもここへ来る方も多いとか。本国のイギリスや韓国、台湾からも。

信者の方にお聞きして、八重子さんのお墓へ。教会堂から500mほどで、有珠地区の共同墓地内にあり探して発見。となりは弟さんのお墓。宣教師をしていました。二人共に十字架が描かれているのがお分かりでしょう。

午後は、白老町の国立アイヌ博物館へ移動。入館料は1200円です(プラス駐車料金500円)が必要ですが、年間パスポートは2000円で済むので、そちらを購入。近い内にまた来たいからです。2回来れば元が取れる料金体系ですね。

強大な展示室ですが、他にも博物館の建物はいくつかあり、1日がかりで見学できるほどの広さ。

2階の展望台から、ポロト湖が見えます。

海跡湖で、昔はアイヌの人たちはここで魚を捕ったり貝を採取したりしていました。今でも鮭が捕れます。

展示数が多く、見るだけで時間が掛かるし、ムックリやトンコリなどの楽器演奏の建物もあるし、映画上映や踊りの実演室もあって、次回来る時は1日じっくりと見学したいです。


チセと呼ばれるアイヌ人の住居も見学できます。


ということで、午後は博物館で過ごしたのでした。
今夜はむかわ町まで移動して、今日も「HO」を活用し温泉へ。ここの道の駅で車中泊します。
明日は、バチラー八重子さんが伝道活動した平取町の教会を訪ねて行きたいです。
明日こそ晴れてほしい!と祈ります。
では、また!
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