10月1日日曜日、天気は晴れで気温は最高で22℃くらいの清々しい秋晴れの日となっています。
今日から10月ということで、今年も後3か月を残すのみ。あっという間に月日が過ぎてしまう最近です。来年は2024年、年齢も6月になると72歳となり車の運転も免許返納まで残り少なくなり、時間を有効に使わなければ！と強く感じ始めています。時間の許す限り、行きたいところに行かねば！と。

さて、ここは羽幌町の山奥にある旧羽幌炭鉱跡。前日は留萌管内の初山別村のキャンプ場で車中泊する予定でしたが、となりにエアコンを付けっ放しの車＝アイドリングがうるさい車がいたので移動。移動先は200mほど離れた野球場の駐車場で、トイレも完備。そこでは自分ひとりだけで、おかげでぐっすりと寝れたのでした。


























かつて隆盛を誇った炭鉱の記憶とありますが、北海道にはあちこちに炭鉱があり採掘されていたのです。ここもその一つでした。


























労働者の厚生施設として、映画館を兼ねた演劇場、共同浴場があるのは何処の炭鉱でも当たり前で、20ここは500人以上も席のある立派な施設だったのです。映画は毎日上映されていたとか。


























高倉健さんや倍賞千恵子さんが主演した「幸せの黄色いハンカチ」のロケも行われたとか。あの映画、舞台は夕張だったはず。同じような光景のここ羽幌でも撮影が行われたのでしょう。


























自分が子供の頃、ここ羽幌炭鉱のスポーツ部は強くて有名だったことを記憶しています。覚えているのは、野球部やラグビー部。高校ラグビーでも羽幌高校は強かったのです。
元明治大学ラグビー部監督で、選手時代に優勝経験もある丹羽政彦（にわ　まさひこ）さんは羽幌高校の出身で、現役時代にあの有名な故北島忠治さんに見出されて明治に進学して、同期には吉田義人さんとともに関東大学対抗戦で優勝したのでした。


























スキー部やバレー部も強かったとは、知らなかった。



























医師4名もいる総合病院もあったんですね。


























現在は、すべてで老朽化が進み立ち入り禁止エリアになっているので、遠くから外観を見るだけです。


























ましてここはヒグマの出没地域で、それでなくても人はいない。観光客が訪れる地域ではないから車kら離れることはしたくない。すぐにでも車に避難できるように、近くで撮影です。





















































この看板のあるところでカメラを写します。以前は立ち寄れた地もロープは張られていて立ち入れず。元太陽小学校も見たかったけど、行けず。


























マーガレットの花だけがきれいに咲いていました。





















































ここも遠くからしか、しかもズームで撮影。完全に歴史のかなたに埋もれてしまった感じのする羽幌炭鉱跡地でした。


























 いよいよ10月。4日の水曜日に津軽海峡フェリーで青森へと向かいます。
今年は4月の旅、5月の旅が本州。6月の旅、7月の旅が北海道。そして最後の10月の旅は本州へと向かいます。春・夏・秋と、冬以外は旅できるのがうれしい！車中泊しながらの旅で、何処でも寝れるし、何処へでも行けるのがうれしい！

次回は、羽幌から南下して小平（おびら）町へと向かい、かつて留萌管内がニシンが豊漁だった時代を学習します。
では、また次回でお会いしましょう。

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