11月1日金曜日、天気は晴れのち曇り。今日から11月で、2024年も残すところあと2か月となってしましました。北海道は秋も終わりに近づき、山間部では冬の季節に入ろうとしているし、来週は都市部でも雪のマークが出て、いよいよ冬シーズン到来か!と。秋の旅から帰宅して以後は、家の周りや家の中、服装も、さらに車も冬仕様へと変え、何時冬将軍が来ても大丈夫なように準備万端。いつでも来いよ!冬将軍!待っているぞ!と。

さて、秋の旅の総集編第2回目は、旅の2日目で秋田県能代市旧二ツ井町の道の駅「ふたつい」から。道の駅の裏側には秋田県で2番目に長い河川の米代川(よねしろ)が流れています。米代川は秋田県・岩手県・青森県の3県にまたがる中岳(1024.2m)にあり、秋田県北部を流れて日本海に注いでいる秋田県では雄物川に次ぐ大河川です。雨はこの時から降り始めて、すっかり路面は濡れていますね。
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幸い、道の駅には歴史民俗資料コーナーがあって、秋田県北部を学習する時間を持ててうれしい。
なお二ツ井町は2006年3月21日に日本海に面した能代市と合併していて、今は能代市二ツ井地区となっています。
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資料コーナーの前には、東北の、特に秋田県で見られる秋田杉の葉っぱと稲わらで作った、農村部の守り神が待ち構えています。今までも何回か登場している奴ですね。田んぼの神様なのか?はたまた男の象徴をぶら下げた門番なのか?秋田へ行くとよく見かけます。
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守護神へ挨拶して入場。ガラスの下、目の前には巨大な埋没林がデーンとあります。
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埋もれ木で、地中から発見された古代の杉だそうです。樹齢は800年を優に超す古代の木!工事現場で発見されたとか。
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こんなに大きいのです。小さいながらも二ツ井町のことを学習できるコーナーです。雨降りだからじっくりと腰を落ち着けて見学しよう!
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こんな土面も!そういえば秋田県北部は北海道南部や青森県、岩手県と並んでユネスコが認定した世界文化遺産の縄文文化の地。秋田県では各地で縄文時代の遺跡が発掘されているのですから。
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江戸時代には二ツ井の各地で鉱山が採掘されていたとか。
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加護山精錬所といって、付近の山から鉱物が出ていたんですね。
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秋田佐竹藩は各地に鉱山を持っていて、相当金持ち藩だったのです。今までも小坂鉱山、阿仁鉱山、荒川鉱山、院内鉱山、花岡鉱山など見学して来ましたから分かります。
寒暖計やエレキテルなどを考案した江戸時代の物理・天文学者の平賀源内(1729~1779)も来ているんですね。
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こちら縄文時代の遺跡から発掘された土器など。
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二ツ井を通った人々の中には、箱館で「蝦夷共和国」を宣言して、選挙で日本初の大統領となった(正式には認められていないけど)榎本武揚も来ているんですね。
長州藩の吉田松陰も来てますよ。
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で、この日は秋田県中央部まで進み、大仙市の道の駅「きょうわ」で車中泊。この日は午後からずっと雨降り。夜も雨の中で一晩過ごしたのでした。で、次回は山形県入りします。

では、また次回にお会いできるのを楽しみにしております。
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