10月2日木曜日、天気は晴れで最高気温は26℃の夏日。ニュースでは道内の胆振（いぶり）地方や後志（しりべし）地方では豪雨によって道路が冠水したり、一部土砂崩れが発生して通行止めになっているところもありましたが、函館は雨も降らず昨日・今日と秋は晴れの好天気です。

さて、五稜郭タワーからの展望、2回目です。
 

























南西側にやって来ました。函館山（334m）がクッキリ！敬老の日のこの日も好天気。手前側は五稜郭地区で、町名では本町。函館では一番の繁華街。唯一のデパートの丸井今井デパートがあるし、観光客も多いのでホテルもたくさんあります。それとマンションも多く立地していて、この辺の土地は市内では一番高い。函館駅までは市電で約10分から15分。


























右の小山は北斗市の丸山（482.3m）で、麓には日本で2か所しかない男子の修道院であるトラピスト修道院があります。もう1か所は大分県にあります。


























中央の右から左へ森林地帯が見えていますが、これは亀田川の河川敷。市内を流れる河川で、小さな川です。明治時代までは函館湾に注いでいましたが、港が土砂の流れ込みで浅くなるために津軽海峡側に人工的に変更して水路を開き、現在は左端から大森浜へと流れています。
奥のグランドは北海道教育大学函館校の敷地でサッカーコートや陸上競技場があります。函館にある大学は、他には北海道大学水産学部、公立はこだて未来大学、私立の函館大学の4校。


























函館はイカの町。マンホールもイカの絵が描かれていますが、ここ数年は不漁が続きイカは高級魚になりました。でも、ここ数日はバンバン捕れ出して来て以前のように市民の食卓にも上るようになりつつあります。

昨日は久しぶりにイカ刺しを食べて満足でした！イカの刺身のことです。透き通るような、透明な生きの良いスルメイカで、美味しかった！





















































展望台下の階には、土方歳三さんの銅像があります。


























逆光で顔の表情が良く見えないけど、なかなかハンサム。イケメンの土方は今でも大人気で、ご存じ戊辰戦争最後の戦いの箱館戦争で戦死しましたが、遺体は発見されず。アニメ「ゴールデンカムイ」では箱館戦争で生き残り、老体になりながらも網走刑務所を脱走して、蝦夷共和国成立のために奮闘していますね。


























五稜郭の中には、アニメに登場した金塊を隠した井戸もありますが、そこには何の看板もなくほとんど人は知らず。もったいないですよね。もっと告知して観光客を誘致しなきゃ！
昨年の「名探偵コナン　100万ドルの五稜星（みちしるべ）」のように、多くのファンが来函して、その結果「日本1魅力のある都市」にもなりましたからね。


























ということで、2回にわたって五稜郭タワーの展望台からお伝えいたしました。

秋の旅は10月6日函館港からフェリーに乗って青森港へとスタートします。あいにくその日は雨模様と予報では云っていますが、多少の雨は仕方がない。いつものことですが、自分は雨男ですので、雨の日もあるのは当然で、雨があるから晴れの日もある！と気にせずに旅に出ます。

では、また次回にお会いできるのを楽しみにしております。

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